Home  /  デザイナーのブログ   /  雑記   /  お金は大事だけど、その他のコストの測り方も大事だと思います。
デザイナーの働き方について

お金は大事だけど、その他のコストの測り方も大事だと思います。

確定申告しなきゃと思いつつ、こうしてブログを書いています。日々お金については、良くも悪くも悩まされますよね。僕のような零細事業者は、泳いでいないと沈んでしまうので、余計にそう思います。

そのため、つい色んなことをお金目線で考えがちなのですが、”コスト”ってお金だけではないですよね。お金以外の”コスト”についても目を向けるようになると、正しい仕事の判断がしやすくなりました。判断基準が増えるという点だけでも、すごく良いです。気持ちが楽です。

 

ストレスコストと勝手に呼んでいる(すごく言いにくいですね)んですが、同じ時間・同じ金額でも、例えば本来予定があったはずの土日に作業する羽目になったら、それはストレスコストが高い。あとは、すごく急ぐとか。

デザイナーのストレス

目先の”金額”で、やったー!やります!と仕事をしたとしても、それを上回るストレスコストが跳ね返ってくると、何かを得た感じがあんまりしないんですよね。

お金はもちろん生活する上で不可欠なので、判断基準としては重要ですが、イライラしながら作業する羽目になったら元も子もないなと。

 

金銭以外のコストが意識の外に行きがちなのは、経理で「記帳できない」からかもしれません。おさらいする機会がないので、反省するのも難しいです。

ガツガツと仕事をする姿勢は大切にしたいですが、ひとつひとつのお客さんの仕事をしっかりとやりたいし、そのためには休む日(ある意味インプットする日)をきちんと確保したいですね。

 

きっかけは、先輩に

「トミナガくん、忙しいのはわかったけど、休むのも仕事だよ」

とズバリと言われたことです。

 



グラフィックデザインを中心とした小さなデザイン事務所を経営しています。スタッフや外部のデザイナーさん・ライターさんに助けられながら、コツコツと地道に仕事をする日々が気に入っています。パッケージメーカーのデザイナーとして新卒入社→美容系のベンチャーに転職→家庭用品メーカーに転職...という流れを経て、その後独立しました。フリーランスデザイナーとして、10年以上の経験から学んだことや雑記をブログにしています。情報発信が趣味に近く、それが興じてPhotoshop関連の本を出版したり、noteを執筆したりしています。