行動範囲が小さくなったら、余った時間で世界が広がりました。
はじめの会社に勤めていた時、僕は奈良で暮らしていました。
奈良に住んでいると、大阪に出てくる”だけ”で大変な労力で、話題のお店へ行くなんてことは大げさに言えば小旅行でした。転職や色々なタイミングで少しづつ大阪に近づきながら、引越しを繰り返し、今は大阪のほぼど真ん中に暮らしています。
行きたいお店、用事のある場所が徒歩圏に集約されているので、半日あれば色々と回遊できるし、本当に便利です。逆に言えば、奈良に住んでいた時よりも行動範囲はグッと小さくなりました。小さな円の中に必要なものはほぼ揃っている感じです。
となると、時間が効率的に使えるようになって、タスクに余剰が出てきます。僕の場合は、サイト分析や仕事のアイデア・記事ネタを探す時間にあてることが多いです。
自分が必要とする場所から遠いのであれば、絶対に近づいたほうが良いと思います。物理的に。
それ自体に何万円分もの価値を僕は感じていますし、時間はやっぱりコストです。
お金はモノやサービスと”等価”交換ですが、時間は使い方によっては等価以上になり得るものだと思います。