日本コカ・コーラ株式会社は、綾鷹のデザインを7年ぶりに大刷新しました。今回の刷新は、綾鷹のメインターゲットを「20〜30代へ変更したこと」に伴うものです。綾鷹シリーズである「ほうじ茶」「茶葉の甘み」などのデザインもリニューアルされます。
さらに、値段は従来と同じ160円(税抜)としつつ525mlから650mlに増量することで、消費者の節約志向にも対応しています。
「自分らしく生きたい」という消費者の思いを表現する現代的なブランドロゴへと変更
味・デザイン・容量全てが刷新✨
綾鷹リニューアルのポイントをまとめてみました!
これだけガラっと変わると試したくなりますよね?😳 pic.twitter.com/AWagNsapkL— 北海道コカ・コーラ【公式】 (@hokkaidoccbc) April 12, 2024
今回のリニューアルでは、「波打つ心が整う波紋のモチーフ」「グリーン」を基調としたデザインへ変更。さらに、豊かな旨みを表す「藍色」をブランドロゴに加えることで、新しい綾鷹にふさわしい現代的な雰囲気を表現しています。
現代は世の中に多くの情報が溢れているため、自分のペースやリズムが乱れがちです。その中でも「自分らしさを忘れず軽やかに生きたい」と願う消費者の心を、前向きな気持ちにするデザインとなっています。
品質へのこだわりを持ち続けながらも、味わい・デザイン・容量をアップデート
綾鷹は、京都・宇治の老舗茶舗「上林春松本店」と協力して開発された商品です。「淹れたて1杯目のおいしさ」をコンセプトに設定。デザインでも「苦みが少ない最初の1杯」というイメージを表現することで、若者向けに飲みやすさをアピールしています。
また、水分補給ニーズの高まりを考慮し、容量も650mlへ変更しました。このように、デザインと合わせて現代のニーズを幅広く反映させたペットボトル緑茶へ進化しています。
綾鷹は今や日本の多くの方に知られているブランドです。今回のロゴデザイン変更には、そのブランド力だけに頼ることなく、時代に合わせて進化する同社の意気込みが伺えます。
>> 追加情報については、プレスリリース記事をご覧ください。
【参考記事】
・淹れたて一杯目のような味わいを目指し「綾鷹」が7年ぶりのリニューアル by グルメ Watch
・緑茶飲料、2024年春は各社が大型リニューアルする異例の事態、市場低迷要因の“どれも飲みやすい”を脱し差別化戦略に転換 by Yahooニュース