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展覧会の看板デザイン2

展覧会の歴史を宿した看板デザインを作成しました。


展覧会の看板デザイン2

セオリーに則って見やすい看板をデザインしました。

美術館の展覧会チラシやポスター、看板には「見慣れたレイアウト」があるかと思います。展覧会名、開催している美術館名、その連絡先、会期、注目の的となるであろう展示品、キャッチコピー、概要説明などを、盛り込むと同じようなレイアウトになるのは当然のことかもしれません。

定番レイアウトの背景にある狙い

現代アーティストの展覧会や体験型展示などは、あえてセオリーを無視した大胆なレイアウトでPRすることもありますが、こちらは世界的に有名な歴史的展示品をお披露目する展覧会というテーマで、オーソドックスにデザインしました。

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暗い色調が引き立てる展示品の魅力

収蔵品は保護のために明るすぎない照明で展示するイメージなので、全体は暗い色調です。文字色はコントラストをもたせるために白色にしました。すべての文字色を揃えることで、展示品の美しさや精細な構造が映えて、「観に行きたい」という気持ちを喚起します。

オンライン時代への配慮

最近ではオンラインチケットも主流になってきたので、二次元コードは大きめにレイアウトしました。来場者がデジタル端末から手軽に情報を得られるよう配慮した点も、現代ならではのデザイン要素といえるでしょう。

※このデザインはサンプル作例(仮想デザイン)です。広告イメージは実際の団体・組織・人名とは関係ありません。

展覧会の看板デザイン3

展覧会の看板デザイン

迫力を宿すエジプト展看板の一枚

エジプトの歴史を象徴するマスクを大胆に配した看板デザインは、まるで古代からの呼びかけのように印象深いものです。金と深い青を基調とした重厚感あるビジュアルが、異国の雰囲気を伝えながら、展覧会に対する好奇心を喚起してくれます。過剰に飾り立てず、必要な情報をしっかり押さえている点が、この看板の特徴と言えるでしょう。

神秘を強調する色彩設計

看板全体が落ち着いたトーンで統一されているのは、歴史の重厚感やミステリアスな雰囲気を際立たせるためです。エジプトと聞けば、多くの人が思い浮かべる金と黒のコントラストは、その文化や遺産を象徴する色でもあります。看板写真は装飾過多にならず、要点を明確に示すことで、来訪者に「エジプトの魅力をぜひ体感してみたい」と思わせるバランスを保っています。

一目で伝わる展覧会の世界観

画面中央を大きく占めるマスクのビジュアルは、複雑な構造や迫力をしっかりと見せつつ、下部には展覧会の名称や開催期間などの情報が配置されています。視線を引くメインビジュアルとテキスト情報の距離感が程よく、読み手が迷わずに詳細を把握できる点も、看板デザインの成功例と言えるでしょう。無駄を削ぎ落としながらも、要点を逃さず伝える構成が感じられます。

読み手と会場をつなぐ仕掛け

この看板は、単なる案内にとどまらず、実際に会場へ足を運びたくなる仕掛けとしての役割も果たしています。二次元コードが見やすい位置・大きさで設置されており、オンラインチケットや追加情報へのアクセスもしやすいのが現代的です。歴史的な展示にふさわしい重厚感と、今の時代に合った実用性の両立を感じさせる一枚と言えそうです。

 

屋外広告・看板デザインに対する感想 

VOICE ※第三者による感想です

展示物の威厳を最大限に活かした看板デザインですね。

見た人が瞬時に分かるPR

この看板を見た人なら、誰もがすぐに「何らかの展示会であること」、「エジプトや古代文明に関する展示であること」が分かるはずです。目玉となる展示品の写真を大きくレイアウトした、オーソドックスな看板ですね。展示会の名称や会期はもちろん、キャッチコピーも大きめのフォントでレイアウトされていて、遠くからでもしっかりと情報をキャッチできるデザインです。会期の日時が横向きレイアウトなのも、美術館あるあるのデザインですね。

二次元コードは白いフレームで読み取りやすい

二次元コードは、背景色によって読み取りにくいと報告されることもありますが、こちらは白いフレームがあるのでスマホをかざせばすぐに読み取りできそうです。近年では、オンラインで日時を予約しないと入場できない展示会も多いので、スマホからまず詳細情報を確認しようという人は多いでしょう。この看板デザインは、展示会の存在を知らせるとともにオンラインへの情報アクセスへ誘導しているため、無駄のないスムーズなPRが可能なレイアウトと言えます。

※掲載の看板(サイン・広告)は実際の内容や最新情報と異なる場合がございます。
※掲載看板デザインのモックアップはイメージです。実際の看板・広告とは仕上がりが異なります。

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