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ポスター制作事例 – 保健福祉大学の家族で楽しめるお祭りのポスターデザイン

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レジャー・地域イベントのポスター制作事例
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保健福祉大学の家族で楽しめるお祭りのポスター_A2サイズ
02WORK VISUAL

サブタイトルをデザインに生かした色とりどりな学園祭ポスターデザインです。

水色をベースカラーに、ポスターの端々からカラフルで自由な形の図形が現れるユニークなデザインのポスター。サブタイトルの「いろとりどり」を体現するようなデザインに、過去の学校祭風景の写真を丸囲みで浮かべ、楽しく賑やかなムードを演出しています。

風を感じるタイトルデザイン

タイトルは「海風」を感じる、風にたなびくようなロゴタイプを配置し、サブタイトルは素朴で可愛らしいデザインフォントを使って文字ごとに色を変えています。

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全年齢層向けのアプローチ

家族で楽しめる一般開放型の学校祭であることから、全年齢層に向けたやさしくフレンドリーなデザインを意識して制作しました。

大学祭のポスターデザイン

学園祭ポスターデザイン依頼事例

カラフルなポスターデザインで注意すべきポイント

一般的にポスターやチラシといった多くの人に見てもらう制作物において、使われる色は最大でも3色~4色というのが基本です。4色以上の色を使う場合には色の面積や濃さ、テキストフォントなど、さまざまな点で注意すべきポイントがあります。

作例のポスターでは背景に水色を中心にして、三原色と緑、ピンクの計6色が使われています。6つの色を使っても整っているように見せるために当サービスが意識したのは次の3点です。

  • 配色面積
  • 同一のトーンにする
  • フォントの一工夫で読みやすく

複数色を使ったポスターの注意点についてお話ししていきたいと思います。

ポスターの配色面積

配色面積とは制作物に使われている色ごとの面積のことです。どのようなデザインでも複数の色を使う場合は「ベースカラー」と「サブカラー」、「アクセントカラー」という3種類の色があります。

ベースカラーは制作物のメインとなる色です。サブカラーは制作物の一番後ろにある色で、ポスターの色調全体を決める色になります。アクセントカラーは制作物のメリハリを決めるうえでも重要な色です。

どの色を選ぶかも重要なのですが、もっとも大事なのはそれぞれの面積です。デザイナーによって配色面積の比率は異なりますが、ほとんどは「ベース:サブ:アクセント=70%:25%:5%」で作られています。

作例ではベースカラーにビビッドな水色、サブカラーに色とりどりの5色、アクセントに「今年もやります!SL!」のライトイエローを使いました。サブカラーを1色だけで25%にするのではなく、さまざまな色を合わせて25%にしました。アクセントカラーのライトイエローは水色背景に映えるようにあえて色相の反対色を使っています。ベースカラー、サブカラー、アクセントカラーの比率を整えることで、まとまった配色になるように心がけました。

同一のトーンにする

トーンとは色の明るさのことです。複数の色を使う場合、同一のトーンにすることで調和しやすくなります。作例ではベースカラーの水色のトーンに合わせて、サブカラーとアクセントカラーのトーンを統一しました。

もしトーンを統一せずに、カラフルな部分を淡色にしてしまうと、ベースカラーの水色が浮いてしまい、調和が崩れてしまうでしょう。ビビッドなトーンに合わせることで洗練されたおしゃれなポスターになるように心がけました。

フォントの一工夫で読みやすいポスターに

カラフルなポスターの場合、普通のフォントを使ってテキストを載せると読みづらくなることがあります。ポスターの目的は「情報を伝えて読んだ人の行動喚起につなげること」です。ただオシャレなポスターを作るのではなく、正しい情報をきちんと読み手に伝えることが必要になります。そこでポイントになるのが「フォントの一工夫」です。

作例のフォントは手書き風のゴシック体ですが、文字の枠と文字色をあえて変えています。普通のデザインではあまり使われることがないフォントですが、作例のようなビビットなカラーのポスターでは効果的です。背景の色が水色や黄色でも高い視認性を保てるように工夫しました。

制作ポスターデザインに対する感想 

VOICE ※第三者による感想です風にたゆたう色たちが楽しい、ゆるやかなポスターデザイン

やわらかいフォントと雲のようなかたちの色たちがかわいい

風に吹かれて自由に飛んでいきそう。そんなしなやかなフォントが清々しいポスターデザインです。さまざまな形をした色たちも、思い思いに羽を伸ばしているようで、のびのびとした空気が感じられます。使われている色は決して淡い色ではありませんが、やわらかくリラックスした雰囲気に満ちていますね。

カラフルな背景に溶け込まないマップ配置が見易さ◎

丸いフレームの写真は、色の雲(海?)に浮かぶバブルのよう。背景色とは色味の異なる写真ばかりなので、ポイントになりますね。丸みを帯びたフォントも、ブラウンカラーの縁取りをつけるなど、色に沈み込まない工夫がなされています。そして、マップを下段の白色部分にレイアウトしているのも注目したいところです。地図は細かい線やオブジェクトが多く、多色づかいの背景では見にくく感じてしまうことも。白く余白のような部分をとってスッキリ見せるのは、主催者にとっても来訪者にとっても嬉しいことですね。

コンセプトワードをデザインに落とし込む――「いろとりどり」の一貫した展開

このポスターのデザイン的な特徴として最初に挙げられるのが、サブタイトルの言葉をそのまま視覚言語に転換していることです。「いろとりどり」というサブタイトルは、イベントの内容を説明する言葉であると同時に、デザイン全体を貫くコンセプトワードとして機能しています。

デザイン制作の現場では、コピーとビジュアルの関係性が問われることが多くあります。キャッチコピーはビジュアルにのせるテキスト要素として扱われることもありますが、この作例ではそれを逆転させています。「いろとりどり」という言葉が先にあたり、その言葉が体現する視覚的状態をポスター全体で表現するという設計順序です。

タイトルロゴがコンセプトを先導する

サブタイトルは単なる明朝体やゴシック体ではなく、文字一文字ごとに色を変えた素朴なデザインフォントで表現されています。これは「いろとりどり」という言葉の意味をそのまま視覚化したものです。タイポグラフィ自体がコンセプトのデモンストレーションになっており、読み手はサブタイトルを目にした瞬間にポスターの世界観を直感的に理解できます。

背景の図形群が「自由さ」を演出する

背景に散らばる自由な形状のカラフルな図形も、同様の文脈で機能しています。水色の空間にさまざまな色と形の図形が浮かぶ構成は、「整然とした統制」ではなく「自由で賑やかな祭り」の空気感を直接的に表現しています。あえて不規則な形状を選ぶことで、お祭りのカジュアルで開かれた雰囲気が視覚的に伝わります。

ただし、完全な無秩序では読み手に「散らかった印象」を与えてしまいます。既存の解説にあるとおり、配色比率とトーンの統一によって「ビビッドながら調和している」状態を保っているのがこのポスターの技術的な核心です。コンセプトを表現しながらも可読性を失わない設計は、デザイナーとしての判断が要求される部分です。

全年齢層という前提がデザインを動かす

「家族で楽しめる一般開放型の学校祭」という開催趣旨は、ターゲット設定においてほぼすべての年齢層を含みます。特定の趣味や関心向けに尖ったデザインを作る場合と異なり、「どの年齢の人も不快に感じない、むしろ楽しいと感じる」デザインを作ることは難易度が高いです。この作例ではビビッドな色彩の賑やかさを保ちながら、タイトルフォントに「風にたなびくような流れ」を持たせることで、エネルギッシュでありながら硬直していない、やわらかい活気を演出しています。

ポスター事例を見てから検討したい

これまでのポスター制作事例やサンプルについては【ポスター作例】ページ からご覧いただけます。

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