

水の演出で夏を感じるショッピングモールのエアー遊具イベントのポスターデザインです。
涼し気な水面の写真を背景に、存在感たっぷりのタイトルと迫力ある写真が目を引くエアー遊具イベントのポスターデザインです。
ユニークなデザインのタイトル
エアー遊具を模したユニークなデザインのタイトルから水が滴り、それを囲むように勢いよく弾ける水のイラストを入れました。バックの水面の写真と違和感なく合わさり、より水の動きが感じられる奥行きのある表現になっています。
詳細情報の効果的な配置
大きい滑り台のようなエアー遊具の写真と重なるようにポスター下段にも水しぶきのイラストを入れ、背景と違和感なく馴染ませました。開催期間や時間、チケット料金の案内を絵柄の上に置き、各遊具の単発料金を案内した後、最後に目を引くオレンジの帯でお得な前売り料金を案内しています。


ワクワク感を120%引き出すポスターデザインのポイント
体験型イベントのポスターを制作する際は、相手にしっかりとコンセプトが伝わるデザインにする必要があります。体験型イベントのポスター本来の目的は、道行く人に一瞬でイベント主催者の意図を正しく伝えることです。
一般のポスターのような「歩きながらでも見てもらえるようなポスター」や「インパクトのあるデザイン」とは異なり、イベント内容に興味をもってもらい、その上で来場を促すことが重要になります。
見た目だけインパクトがあっても、目から入る情報が不足していれば「実際に足を運ぶ」段階まで訴求することはできません。
作例のイベントポスターはブルーを基調としたデザインにしました。派手なデザインの中からもコンセプトが正しく伝わるように仕上げています。
今回のイベントポスターをデザインする際に意識したポイントは3つあります。
- イベントを連想させるカラーリングにする
- 一目で行きたくなるようなタイトルデザインにする
- 派手なデザインは「整える」
「見る人のワクワク感を120%引き出す」ポスターデザインのポイントについてお話ししていきます。
イベントを連想させるカラーリングにする
イベントのデザインを行う際には、まずイベントを通して「誰に・何を伝えたいか」を整理します。歩いている時や、スマホで何かを検索しているとき、大抵の人が目的のこと以外は流し見をしています。
最初に色が目に飛び込んできて、そこからイラストや写真、最後に文字を認識するようになるのです。カラーリングは一番はじめの訴求部分ですから、かなり重要なポイントと言えるでしょう。
作例のポスターの目的はイベントのPRです。子ども向けのプールイベントであるため、ブルーとオレンジのはっきりとしたカラーリングを使用し、夏らしさと子どもたちのエネルギー溢れるさまを彷彿させるようなデザインにしました。
季節を感じさせるカラーリングの中でも夏のイベントは青や黄色といった原色を多用します。
しかし、多色であるほど派手で目立つポスターになる代わりに、なにを訴求しているのかが埋もれてしまう可能性が高くなります。イベントのコンセプトが伝わりづらいと適切なターゲットに訴求できなくなるばかりか、せっかくターゲット層が興味を示したのに伝わらずに来場につながらないということもあり得ます。
ターゲット層を絞りながら、適切な情報を伝えることが重要です。
一目で行きたくなるようなタイトルデザインにする
街ゆく人の視線を瞬間的に惹きつけるためには、アイキャッチとなる部分を大きく目立たせるように載せるのがポイントです。レイアウトにしっかりとメリハリをつけると、強調部分に特別感を与えられ、インパクトのあるデザインになります。
作例は、簡易プールを使用したイベントアトラクションと一目でわかるように、タイトル文字を工夫しました。エアー遊具のようなフォントや、遊んだときの水しぶきを表現することで見る人の心をワクワクさせるポスターになっています。
ワクワクさせるというのはつまり感情に訴えかけることです。ポスターを見た人の感情を動かすためには、視覚だけではなく想像力をも補完しなくてはなりません。想像力をかき立てるポイントになるのが「動き」です。
作例の水しぶきのイラストはまさにポスターに「動き」をつけるための演出といえます。背景画像に水中から見たような波紋を加えたのも「動き」をより強調するためです。
派手なデザインは「整える」工夫をする
大胆なカラーリングを使用する際は、レイアウトを「まとめて」「そろえて」「余白をとる」ことが重要です。伝えたい情報をまとめることで、すっきりとして読みやすくなります。
作例はアトラクションにある4つのウォーターエリアを色分けしています。情報を整理し、色分けすることで、料金体系や内容が理解しやすくなるように工夫しました。
また、写真をつけることで、具体的に遊び方をイメージさせることもひとつのポイントです。想像がつきやすいものだと、チケットを購入する確率を高められる可能性があります。ポスターを見ている人の視線を意識したデザインになっています。
制作ポスターデザインに対する感想
VOICE ※第三者による感想です
プニプニはじけるスプラッシュ感満載なデザイン
エアー遊具のクッション感と水しぶきが訴えかけてくる
空気入れでパンパンに膨らませたようなタイトル文字と、ゆらめく水をたたえるプールの質感が楽しいポスターデザインです。水のきらめきやしぶきが見ているだけで心を浮き立たせてくれますね。写真と水のイラストがうまくマッチしていて、3D映画のようなユニークな画面になっています。ブルー系とオレンジというコントラストの強い、くっきりした色使いが夏の暑さとエネルギッシュな感覚を呼び起こさせてくれますね。
4つのウォーターエリアを色分けして視覚的にアピール
数種類のアトラクションは、それぞれを色分けして料金や遊具を分かりやすく。写真つきなので、具体的な遊び方をイメージしやすく感じられます。また、遊び放題のチケットやお得な前売りチケットをアトラクション紹介の上下にレイアウトすることで、チケット購入の訴求性も高まります。前売りチケットの真下に問い合わせ番号が記されているのも、見ている人の視線を意識したデザイン作成例といえるでしょう。
「水」を素材にポスターを設計する――感覚刺激のデザイン論
屋外・商業施設内のポスターが通行者の足を止めるためには、視覚だけでなく、見た人の「感覚記憶」に働きかけることが重要です。特に夏季のファミリー向けイベントにおいては、「涼しさ」「濡れる感触」「水しぶきのあの感じ」といった身体的な記憶を呼び起こすことが、来場意欲の直接的なきっかけになります。
この作例では、「水」という素材を単なる背景の彩りとして使うのではなく、ポスター全体の感覚的な核として設計しています。
静と動の二層構造が生む奥行き感
背景の水面写真は、水の揺らぎを捉えた静的なイメージです。一方で、タイトル文字から滴る水のイラストや弾ける水しぶきは、動きのある演出です。この「静(写真)」と「動(イラスト)」を同一画面に重ねることで、ポスターに奥行きと臨場感が生まれています。
静止した写真だけでは「水があるポスター」に留まりますが、動きのあるイラストを加えることで「水の中にいるような感覚」を引き出せます。これは映像や音声を使えない印刷物において、「体験のニュアンス」を視覚だけで伝えるための重要な技術です。
エアー遊具をフォントで表現する判断
タイトル文字にエアー遊具を模したふくらんだフォントを使っているのは、素材(エアー遊具)の物性をタイポグラフィで再現しようとする試みです。フォントの選択や加工は、多くの場合「読みやすさ」の観点で語られますが、この作例では「素材の質感を文字で感じさせる」という役割も担っています。
ふくらんだ柔らかい書体は、ビニール素材の弾力感を連想させ、テキストを読む前に「楽しそう」「柔らかそう」という印象を伝えます。これは言語情報より先に感覚印象が届くポスター媒体の特性を利用した設計です。
「整える」工夫が派手さを引き締める
既存の解説にあるとおり、4つのウォーターエリアを色分けして情報を整理しています。派手なカラーリングと動的なイラストを使いながらも情報を読み取りやすくするためには、「まとめる・そろえる・余白をとる」という整理の原則が不可欠です。
賑やかなビジュアルの中でも料金体系や開催情報が瞬時に把握できるのは、エリア色分けによるグルーピングと、オレンジの帯による前売り情報の強調が機能しているからです。盛り上げと整理の両立は、体験型イベントポスターにおける設計の核心と言えます。
夏のショッピングモールイベントの爽快なポスターデザイン
・爽やかな水の演出
夏を象徴する涼しげな水面の写真を背景に採用し、タイトルや写真にも水を活かしたデザインが施されています。滴る水や弾ける水しぶきのイラストは、背景と一体感を持ちながらも視覚的なインパクトを与えています。このような水の表現が、夏の爽やかさを感じさせるポスターデザインに仕上げています。
・遊具の魅力を前面に
大型のエアー遊具の写真が目立つように配置され、その下には水しぶきのイラストも入れられています。このようなデザインにより、遊具の迫力や楽しさが一目で伝わるようになっています。また、開催期間や料金情報も適切な位置に配置され、視認性が高まっていますね。
・鮮やかな色彩と質感
タイトル文字のふくらみやプールの質感は、ポスター全体に楽しさと爽快感を与えています。ブルー系とオレンジのコントラストは、夏の暑さとエネルギッシュな雰囲気を効果的に表現しています。
・アトラクションの見やすい紹介
複数のアトラクションは色分けされ、料金や遊具が一目で分かるようになっています。写真も掲載されているため、遊び方をイメージしやすいデザインです。また、チケット情報も適切な位置に配置され、購入の訴求性が高まっています。
このポスターデザインは、ショッピングモールの夏のイベントアトラクションを魅力的に表現しています。デザインや配色の知識が活かされたこのポスターは、夏の爽快感と楽しさを効果的に伝えているのではないでしょうか。

※掲載しているパネル / ポスターデザインサンプル・モックアップはイメージです。実際の用途・サイズ・仕上がりとは異なる場合がございます。
↓↓↓ ポスター制作をご検討の方へ ↓↓↓
ポスター事例を見てから検討したい
これまでのポスター制作事例やサンプルについては【ポスターの制作事例】ページ からご覧いただけます。まずは無料お見積もりから
お見積もりは無料ですので、まずはお気軽にお問い合わせください。料金の目安は【ポスターの概算見積もり (自動)】でもご確認いただけます。人の足を止める視線誘導や色の使い方、依頼前に知っておきたいポイントは、【反響が変わるポスターデザインの法則・依頼の知識】でくわしく解説しています。まずは自分で作ってみたい方へ
無料で使えるポスターテンプレートのダウンロードはこちら。デザインコラム・ブログについて
ポスターデザインの考え方やレイアウトのポイントは、ポスターデザインのコラム一覧でまとめて紹介しています。