骨のイラストをモチーフにした接骨院のロゴデザインです。
円を二つ重ね、内側の円の中には骨をデフォルメしたイラスト。外側の円と内側の円の間の上部スペースには英字で名称を大きく入れ、下部スペースには、円を描くように「SHINKYU SEKKOTSUIN」と流しています。
エンブレム風デザインの採用
ロゴタイプとセットにした場合は、シンボルマークになり、また、マーク単体でも十分機能するよう可読性の高いエンブレム風のロゴを目指しました。
癖のないフォント選定
ロゴタイプは癖のないゴシック体を選び、どのような年代・性別の人からも受け入れやすいデザインを心掛けています。
エンブレム風ロゴがもたらす第一印象とは?
鍼灸接骨院のロゴと聞くと、多くの方は「痛みを和らげる」「身体を整える」といったイメージを思い浮かべるのではないでしょうか。このエンブレム風ロゴは、一見するとシンプルな円形のマークに見えますが、その中には利用者への思いが巧みに込められているように感じられます。
親しみやすさを醸し出すカラーとフォント
ロゴの主調色には淡い水色が採用されています。この色味は、清潔さや爽やかさ、さらに心を落ち着かせる効果があると言われています。健康系の施設にとって「清潔感」や「安心感」は非常に重要な要素ですが、同時に利用者の緊張を和らげる柔らかさも求められます。そうした点から、淡い水色は心身の負担を軽くし、親しみを持てる印象を与えてくれるカラーです。
また、ロゴの文字部分にも優しく丸みを帯びた書体が使われています。角の少ないフォントは視覚的にストレスを与えにくく、初めて訪れる方でも抵抗感が薄れるというメリットがあります。利用者が感じる心理的なハードルを下げるデザイン上の工夫が、こうしたフォント選びに反映されているのです。
エンブレム風の形状が示す「専門性」と「誠実さ」
円形のエンブレムデザインは、スポーツチームや公的機関のロゴなどでも多く採用されています。それは「丸」という形状が持つ包容力や安心感を象徴すると同時に、「公式」や「権威」を想起させる効果があるからです。鍼灸接骨院は、身体の痛みや不調を専門的にケアする分野に属します。エンブレム風のロゴを用いることで、“専門家に見てもらえる”という誠実さや信頼感を自然と訴求できるのは大きな利点と言えるでしょう。
清潔感がもたらす安心と信頼
医療や施術を扱う施設のロゴにおいて、「清潔感」は切っても切り離せない要素です。淡い水色と白を基調とした配色は、視覚的に余裕を持たせ、全体としてシンプルにまとめることで品格を保っています。過度に装飾が多いと、ごちゃごちゃした印象を与え、かえって不安感が増す場合があります。ロゴをできるだけミニマルに仕上げることで、施設そのものが清潔で整理整頓されているイメージへとつながり、利用者が「ここなら安心して任せられそうだ」と思える効果が期待できるのではないでしょうか。
ロゴはただのシンボルではなく、見る人の心に印象を残し、施設自体の理念や姿勢を伝達する重要なコミュニケーションツールでもあります。今後、このロゴが地域の人々に広く親しまれ、鍼灸や接骨の専門性と優しさを象徴する存在として活躍していくことが期待されます。
制作ロゴデザインに対する感想
VOICE ※第三者による感想です
清潔感のあるブルーがおしゃれなロゴデザイン
格式高いブルーカラーが目印に
ブランド陶器を思わせる、エレガントな淡い色が特徴的。丸みのあるフォントにコロンとしたシンボルマークが、親しみやすい印象です。アルファベットとひらがなで鍼灸院の名前が記されているので、名称が覚えやすく分かりやすいですね。淡い色の一色使いですが、シンボルマークやカラーセレクトに特徴があり、目にした人の記憶に残りやすいロゴデザインといえるのではないでしょうか。
コミカルな骨マークが訪れやすい雰囲気を作り出す
「接骨院」という位置づけが一目で分かるマークです。骨を描いていてもコミカルな雰囲気なので、親しみやすく訪れやすい医院をイメージさせてくれますね。骨の周りは英語表記で医院の名称が記されていて、おしゃれ。鍼灸院や接骨院はお年寄りがかかるもの、という先入観を払拭するロゴですね。全体的にヨーロピアンなムードが漂っているように感じました。
※【セミオーダープラン】でご依頼のロゴは、お客様から提供いただいたオリジナルの原案(図案・アイデア)に基づいてロゴ作成を行っています。