工事を請け負う人そのものをモチーフにした企業ロゴです。
ブルーの2トーンでアイコン的に仕上げられたロゴです。人という文字を模したロゴでもあり、またそれは建設中および解体中の建物の姿も想像することができます。ヘルメットやユニフォームへの展開も考慮して単色でもイメージが崩れないデザインを心がけました。
信頼とプロフェッショナリズムの青
青色は信頼、誠実さ、およびプロフェッショナルなサービスを想起させてくれます。深い青色は、提供するサービスの高い品質と安定性を強調します。
建築の基盤を示唆する力強いシンボル
このロゴの主要なシンボルの要素である斜めの形状は、建築や解体工事の領域における強固な構造・基盤を思わせます。信頼性や安定性を象徴し、企業の基本的な価値を示しています。
信頼と未来を築くロゴデザイン
建設・解体工事を担う企業にとって、ロゴは単なるシンボルにとどまらず、企業の価値観や展望を外部に示す重要なコミュニケーションツールです。このロゴは、深みのある青と明るい青という2色使いのシンプルなフォルムが特徴的で、一見すると堅牢さと先進性、そして親しみやすさを同時に感じさせます。
青がもたらす安心感と信頼性
ロゴで用いられている二つの青は、それぞれ微妙に異なるトーンを持ちながら、いずれも清潔感・安定感を強く象徴する色味です。建設や解体といった、「安全第一」が求められる業種にとって、青は安心感や誠実さを印象づけるのに適しています。特に、濃いめの青は地に足の着いた印象を与え、一方の明るい青は未来志向や軽快さを表現する効果があるといえるでしょう。この2色のコントラストが、硬いだけでなく柔らかさも兼ね備えた企業姿勢を感じさせます。
形状が表す躍動感と発展性
ロゴマークの形状は、斜めに伸びる力強いラインと、下部に配置された短いラインの組み合わせによって構成されています。大きなパーツは上向きのベクトルを強調し、企業の成長や発展を象徴的に表現しているようにも見えます。また、少し角度がついた形状は、動きを感じさせる躍動感を生み、常に進化し挑戦を続ける企業のエネルギーを伝えてくれます。一方、下部パーツの水平感は安定性をもたらし、地に根ざした経営基盤を暗示しているかのようです。
シンプルさが示すプロ意識
余計な装飾のないシンプルな構成は、一見すると地味に感じられるかもしれません。しかし、建設・解体工事の現場では、確実な作業と安全管理が第一義であり、派手さよりも着実さが求められます。ロゴが持つミニマルなデザインは、そうしたプロフェッショナルな姿勢を端的に示し、飾らずに本質を捉えようとする企業の誠実な姿を象徴しているといえるでしょう。不要な要素を削ぎ落とすことで、工事の品質と信頼にフォーカスする企業哲学を表現しているとも考えられます。
このロゴは、濃淡2色の青が醸し出す安心感と誠実さ、そして斜めに伸びる形状がもたらす躍動感を組み合わせ、建設・解体工事という業界にふさわしい力強さと安定感を同時に表現しています。その一方で、シンプルながら親しみのあるデザインは、地域の人々に開かれた企業であることを強く印象づけ、社会や環境への配慮といった柔らかな側面も感じさせます。堅牢さと先進性、そして誰でも受け入れやすい親しみやすさを兼ね備えたこのロゴは、建設・解体工事業の未来を拓くメッセージを十分に体現しているといえるでしょう。
制作ロゴデザインに対する感想
VOICE ※第三者による感想です
知的でスタイリッシュな印象の企業ロゴデザイン
ガテン系のイメージを爽やかに裏切るクールなデザイン
建設や解体工事というと、無骨なガテン系というイメージが先行しますが、青を基調としたこのデザインはその予想を爽やかに裏切っています。図形を組み合わせたシンプルな佇まいは、同系色でまとめることで殊更クールな印象に。「人」という漢字を極限まで意匠化したスマートなロゴは、ユニフォームなどにあしらわれても、そのままおしゃれな印象を保ってくれそうです。
コロンとしたフォントは図形と統一感あり
かっちりとしたフォルムのロゴタイプは、台形のシンボルマークとよくマッチしていてスッキリまとまっています。全体を支配するカラーを濃いブルーにすることで、落ち着いた知的なイメージを演出していますね。青は権威や賢さを演出するカラーとして企業ロゴによく用いられていますが、このロゴデザインの場合は、企業の透明性、クリーンな姿勢を表現しているように感じられます。シンボルマークは、「W」とも親和性があり、統一感がありますね。
※【セミオーダープラン】でご依頼のロゴは、お客様から提供いただいたオリジナルの原案(図案・アイデア)に基づいてロゴ作成を行っています。