漆喰(しっくい)の販売展開向けに作成したロゴマークです。
古くから日本で愛用されている漆喰。クライアントの具体的なブランドイメージを元に、チラシやWEBサイトなどで活用するブランドロゴを制作しました。モノトーンに桜のアクセントが映えます。制作依頼時のビジョンがとても明確だったため、迷いなく作成できたロゴでもあります。
制作ロゴデザインに対する感想
和の魅力が凝縮された素敵なロゴだと思います。
日本特有の塗壁材である漆喰の良さとブランドのイメージが融合していて粋です。白黒の濃淡を活かしたデザインの中に、桜のデザインと、落款のような「謹製」の文字が活かされており、使われている色は少ないはずなのに、このロゴマークからは色彩豊かな印象を覚えます。縦書きを上手く活用している点も興味深いです。もともと日本語は縦に書くものという認識があった歴史を感じさせてくれます。筆で書いたような書体も、全体と調和しており、ロゴの独特の魅力を引き立てていると思います。
京都の大文字や、五重塔、桜など一見するとバラバラな素材が組み合わされているのに、まとまりがあるのが不思議です。まわりを薄墨の円で囲んだようなデザインが施されているので、古都の魅力をまとめて見せてくれたような好印象を覚えます。薄墨の円にかかるように五重塔や桜が配置されているので、遠近感も表現されており平面なのに奥行きを感じさせます。見れば見るほど細かい点にまでこだわって作られていることがわかるロゴデザインなので、こちらのお店の確かな仕事をしてくれる職人気質をも表現しているのかなと思いました。風に舞うような桜の花びらも美しいです。この花びらがあることで、心地よい風が拭いているようなまろやかな爽やかさを感じさせてくれていると思います。
漆喰の良さをより引き立てる素敵なロゴデザインです。
日本の家に伝統的な漆喰ですが、今ではその機能性の高さから、家を建てるときに多くの方が漆喰を愛用しています。そんな古くから日本で愛用されている漆喰を販売している、販売展開向けに作成されたロゴマークですが、モノトーンにまとまっていて、桜のアクセントがとても映えています。和の可愛さの中に、漆喰の上品さを兼ね備えたデザインです。使用されている色はとても少ないのですが、白黒の濃淡を活かしたデザインの中に、桜のデザインと、落款のような文字が活かされていることで、色彩豊かな印象を受けます。そして、筆で書いてあるような字体のため、和の雰囲気がより強調され、ロゴ独自の魅力がより引き立っています。これなら、ホームページに使用しても、存在感をアピールできるのではないでしょうか。
※【セミオーダープラン】でご依頼のロゴは、お客様から提供いただいたオリジナルの原案(図案・アイデア)に基づいてロゴ作成を行っています。