企業イニシャルと羽のモチーフを組み合わせたロゴマークです。
フェニックスの名の通り、不死鳥の羽がモチーフとしてロゴに加えられています。Dはダイヤモンドの形状でもあり、すらっと伸びた縦長のロゴデザインは、企業の業態や品格を表しています。
制作ロゴデザインに対する感想
一目見てブランドを周知できる企業ロゴ。
ジュエリーメーカーの会社ロゴはどうしても煌びやかなものに終始してしまいがちであり、上手くデザインしないと、とても使い勝手の悪いロゴとなってしまいます。パッケージや店頭をはじめとして各所に掲示するものに他ならず、背景色とのバランスを考えれば、シックなものが理想といえるでしょう。しかし、この理想を単純に反映させてしまえば、地味な印象となってしまいます。加えて、ジュエリーの形状はその他の業種でも多くロゴデザインに使用されているため、一目見てジュエリーブランドであると周知させるものでなくてはいけません。
こちらのデザインをご覧いただければ、上でご紹介した課題をクリアしていることがおわかりいただけるのではないでしょうか。ゴージャスなイメージとシックな雰囲気を兼ね備えたものとなっています。よく見ると、『D』の部分がダイヤモンドのシルエットとなっており、とても工夫が凝らされていると思います。スタイリッシュな不死鳥の羽と遊び心あふれるダイヤモンドのシルエットは、カジュアルかつクールな印象を持っているため、どのようなシーンでも使い回していけるロゴデザインといえるでしょう。ジュエリーを取り扱う以上、強く意識していきたいブランドの浸透にはきっと大きな働きをしてくれるかと思います。
シルバーアクセサリーのような上品でシックなデザインが印象的なロゴです。
高級感がありつつも、落ち着いたいぶし銀の魅力が表現されていると思います。ジュエリーと聞くとゴールド色を想像しがちですが、中世の王侯貴族に好まれた歴史があるシルバー色には、独特の重厚な趣があり、企業としての自信の表れのようにも感じました。ダイヤモンドの形をした「D」の文字も印象的です。ロゴの記号性を高めると同時に、他にはない独自性を色濃く体現していると思います。全体的になめらかな曲線が多い中で、「D」の字のさりげない鋭角がデザイン全体を引き締めており好印象です。
シルバーの配色が、光沢のあるグラデーションのきいたデザインである点も好ましいです。より高級感と特別感が増しているように感じられます。輝きを表現しながらもメタリックになりすぎずどこか人のあたたかみを感じるのは、羽のデザインとの親和性が高いからでしょうか。光を受けて柔らかな影が出来ているように見えるので、ハイグレードながらも気持ちをリラックスさせてくれるような印象があります。下の文字部分もシンプルながら品が良く、全体的にクールで知的なロゴデザインだと思います。男女問わずお店に足を運びたくなることでしょう。
※【セミオーダープラン】でご依頼のロゴは、お客様から提供いただいたオリジナルの原案(図案・アイデア)に基づいてロゴ作成を行っています。