誠実なイメージのグリーンを基調に清潔感を大切にデザインしました。
ペパーミントを思わせる明るいグリーンは、薬局などでも使われることが多く「医療」や「薬」、「清潔」などをイメージしやすい色です。感染症についての講演ということがすぐに分かるよう、この色を基調として清潔感を第一にまとめました。
清潔感を演出するペパーミントグリーンの選択
写真は、屋外でマスクをしている家族を写したものですが、グリーンの芝生が多い構図で、テーマカラーとよく馴染みます。地図はグレーをベースに構成して、信号や目的地にのみ色を使いました。また、そのままでは寒々しい印象になってしまうかもしれないので、参加者特典の欄にのみ、ポイント使いでオレンジ色をあしらっています。
市民向けイベントに適したフォントとレイアウト
市民向けのイベントということで、講師の講演内容は、読みやすいフォントを意識して用いました。講師のバストアップ写真と所属(肩書き)、講演内容をそれぞれ横に並べて、両者の間にグリーンのラインを引き、読みやすくすっきりした構図を心がけています。
信頼感を醸成する講演会チラシのビジュアルコミュニケーション
明確なメッセージ性を持つヘッドライン
・「新型コロナウイルス感染症とうまく付き合っていくために」というタイトルが目的を明示。
・緑色の背景とコントラストの高い白字が視認性を高めている。
・副題の「市民生活と医療の課題」が具体的な内容を予告している。
講師の権威性を示す情報の配置
・写真と経歴文で講師の専門性と信頼性を訴求。
・所属機関名を明記することで発言の裏付けを提示。
・顔写真の掲載が講師への親近感を生み出している。
読みやすさを追求した情報設計
・開催概要を強調し、一目で日時や場所が把握できる。
・QRコードを掲載し、スマートフォンからのアクセスに配慮。
誠実な印象を与える配色と余白
・緑と白を基調とした爽やかな色使いが好感度を高めている。
・情報量が多すぎず、見やすさと伝達性のバランスが取れている。
制作フライヤー・チラシデザインに対する感想
VOICE ※第三者による感想です
写真と色使いですぐに講演内容が分かるデザインですね。
マスク姿の親子写真を見れば講演内容が分かる
チラシの上部にあしらわれているマスク姿の親子を写した一枚。感染症に関する講演であることが一目見ただけで分かる写真です。小さいお子さんを持つ保護者は「子どもと自分たちの身を守るために必要な知識が得られるかも」と手に取りやすいのではないでしょうか。全体として淡いグリーンの色がテーマカラーとして使われているようですが、医療関係のチラシやパンフレットによく見られる色で安心感がありますね。
参加者がもらえる特典を白抜きで表記
参加者特典にワンポイントのオレンジ色があしらわれていますが、目に留まりやすく良いと思います。詳細を知るためのQRコードも大きくレイアウトされていてアクセスしやすそうです。医療系の催しは「どのような講演なのか」、「専門的すぎて難しい話なのではないか」と不安になる参加者がいるかもしれませんが、こちらのチラシでは、講師の顔写真つきで内容が記されているので安心して参加を検討できそうです。講演内容の解説は読みやすいフォントが使われていて、イベント詳細の文字と太さが異なっているのですっきりして見えます。
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※掲載のチラシ(フライヤー)は実際の内容や最新情報と異なる場合がございます。※掲載しているフライヤーデザインサンプル・モックアップはイメージです。実際の用途・サイズ・仕上がりとは異なる場合がございます。