

カラフルなパレットをイメージして賑やかに仕上げたチラシデザインです。
大学はさまざまな出身、考え方の学生が集って共に勉強する場所です。キャンパスは多くの人にとって中学校や高校よりもグンと世界が広がる場所であり、「多様性」を実感する場といえるのではないでしょうか。そうしたイメージを膨らませて、カラフルな絵の具をたくさん絞り出したパレットのような賑やかな色使いにしてみました。
原色とパターンを使った楽しい色彩表現
原色の色同士を組み合わせていますが、さまざまなパターンを白色でつけ、やわらかいウェーブ状にふちどることで、きつさを軽減しています。
ワクワク感を引き出すフォントの選択
フォントも軽やかなもの、丸みを帯びたものを組み合わせることで、ワクワクと心が弾むような雰囲気にできたのではないでしょうか。日付や開催時間は大きめの文字サイズにして、参加方法は詳細を記載するため小さい文字サイズでレイアウトしました。下部は白い余白にして、地図を見やすく、そしてQR画像を読み取りやすく配慮しています。


大学祭の活気と多様性を表現したポップなチラシ
全体のトーン&マナー
・鮮やかな原色を基調としたカラフルなデザインが若々しい印象。
・曲線や丸みを帯びた図形が柔らかくフレンドリーな雰囲気を演出。
・イラストやアイコンを効果的に使用し、ビジュアル的に楽しい。
レイアウトとコンテンツ構成
・”New Our Normal” のキャッチコピーが大きく目を引き、テーマが明確。
・開催日時や参加方法などの基本情報がシンプルにまとめられている。
・SNSアイコンや QR コードで Web サイトへの誘導も適切。
タイポグラフィと色使い
・丸みを帯びた太字のフォントが親しみやすく、読みやすい。
・テキストがカラフルな背景に映え、視認性が高い。
・色のコントラストと配色が適度で、賑やかさの中にも調和がある。
大学祭の多様で活気あるイメージを表現しつつ、来場者に必要な情報をコンパクトに伝えるチラシになっています。ポップでカラフルなデザインが学生らしい若々しさを感じさせる、魅力的な仕上がりです。
制作フライヤー・チラシデザイン
に対する感想
VOICE ※第三者による感想です
カラフルで軽やかな雰囲気が大学らしいデザインですね。
弾むような気持ちをもたらすフォントデザインが魅力的
海からわたってくる風のように、そして空気が入って風の中をふわふわ漂う風船のように、デザイン性の高いフォントがミックスされているのが印象的です。大学という自由で世界の広がる時期にふさわしい、フリーダムな空気感が良いですね。カラフルな色はどれも強めですが、波のようにランダムな境界線が引かれているので、何となく優しいムードにも感じられます。インスタの装飾を彷彿とさせるおしゃれな雰囲気が手に取りやすいチラシと言えるのではないでしょうか。黒色を使わないことで全体にパキッと明るい雰囲気が満ちています。小さくイラストがあしらわれているのも、遊び心が感じられてかわいいですね。
二次元コードもマップも読みやすい
二次元コードは2つレイアウトされていますが、両者に適度な距離があるので読み取りやすそうです。マップはかなり詳細に書き込まれているので、初めて訪れる人も安心して出発できるのではないでしょうか。大学祭のロゴのカラーがうまく使われていて、チラシを手に取った時にアクアブルーが印象に残りやすいデザインと感じました。
大学祭チラシから学ぶ「多様性を見せるレイアウト」の工夫
大学祭は、学部・学年・サークルの枠をこえて、さまざまな人が混ざり合う場です。このチラシは、その「混ざり合い」を、色と形と文字の組み合わせでどう見せるかを丁寧に設計している事例だと感じます。にぎやかさを前面に出しつつも、日時や場所といった基本情報はきちんと届くように整理されており、「楽しいけれど読みやすい」というバランスをどのように取るかの参考になります。
色の“重なり方”で、大学祭の空気を伝える
紙面全体に原色に近い明るい色が重なり合うように配置されていて、一見するとかなりカラフルです。ただ、単にベタ塗りを敷き詰めているのではなく、境界線が波打っていたり、白のパターンが載っていたりと、ところどころに「抜け」がつくられています。
こうした処理のおかげで、強い色同士がぶつかっても、視線がひっかかってしまうような“ギラつき”にはなっていません。いろいろな価値観や出自の学生が集まる大学祭の雰囲気を、色の「衝突」ではなく「共存」として見せているのが印象的です。
また、ベースに使う色がいくつかに絞られているため、出展団体や企画ごとの小さな要素が増えても、全体としてはひとつのイベントであることが視覚的に伝わります。大学祭のチラシは情報量が増えやすいですが、この事例では「色のルール」を先に決めておくことで、賑やかさと統一感を両立させています。
「New Our Normal」というコピーが担う役割
紙面の中では、“New Our Normal” というコピーが大きく扱われています。英語のフレーズをメインに据えることで、ぱっと見の印象として「今っぽさ」や「ひらけた感じ」を出しやすくなりますし、コロナ禍以降に語られてきた「ニューノーマル」という言葉とも自然につながってきます。
コピーの周りには、ロゴやイベント名、サブコピーなどが程よい距離感でレイアウトされており、タイトル周辺だけが窮屈にならないように余白が保たれています。強い色が多いデザインほど、文字の周りの“静かなスペース”が読みやすさの鍵になるので、大学祭のテーマを打ち出すコピーまわりの余白設計は、他のイベントチラシにも応用しやすいポイントです。
情報の優先順位を視線の流れでコントロールする
すでに上記で触れられている通り、このチラシでは日付・時間といった基本情報が大きめの文字で示され、参加方法など細かな条件が小さめの文字でまとめられています。大学祭のチラシを見る人の多くは、「いつ」「どこで」開催されるのかをまず知りたいはずなので、そのニーズに沿った設計です。
視線の流れとしては、
- カラフルな帯状のカラーゾーンとキャッチコピーで「どんな雰囲気のイベントか」をざっくり把握
- その近くに配置された日時・場所・大学名で「具体的な開催概要」を認識
- 下部の白地エリアで、地図・QRコード・詳細情報を確認
と、上から下へと読み進めるうちに、だんだんと情報が具体化していく構造になっています。特に地図やQRコードを白い余白の中に置いている点は、カラフルな上部とのコントラストがつき、読み飛ばされにくい工夫といえます。
QRコードとSNSアイコンの「置き方」を考える
このチラシにはQRコードが2つレイアウトされていると紹介されています。複数のQRコードを載せるときは、近づけすぎると読み取り先を間違えたり、スマートフォンのカメラが両方を拾ってしまったりといった問題が起こりがちです。
ここでは、コード同士の距離がきちんと離されていて、役割の違いも視覚的に分かるように整理されています。たとえば「公式サイト」と「SNSのフォロー」など、目的ごとにラベルや位置を分けておくと、読み手も「どちらを読み取ればいいのか」で迷いにくくなります。
大学祭のような学生主導のイベントでは、公式サイトやSNSなど複数の窓口を設けることも多いため、「QRコードはただ載せるだけでなく、用途ごとの距離や説明も含めてセットで設計する」という視点が重要になってきます。
地図まわりのデザインがもたらす安心感
感想パートでも触れられているように、このチラシでは地図が比較的細かく描き込まれています。初めて訪れる人にとっては、「どの駅からどう歩けばよいのか」「目印になる建物はあるのか」といった情報があるかどうかで、安心感がかなり変わります。
大学祭の場合、キャンパスが広かったり、入口が複数あったりすることも多いため、文字だけの住所表記では不安が残りがちです。地図をしっかり載せることはもちろんですが、大学祭のロゴカラーや、チラシ全体に使われている色を地図内にも少し連動させることで、「この色の矢印を辿ればいい」という視覚的な案内にもなります。
詳細な地図を入れるスペースが確保できない場合でも、この事例のように下部に白背景エリアを設けておくと、最小限の情報を詰め込んでもごちゃつきにくくなります。
大学祭チラシを発注するときに確認しておきたいこと
この事例をもとに、大学側や学生実行委員会がデザイナーに依頼する際の観点を整理すると、次のようなポイントが挙げられます。
・色の使い方
大学祭のロゴやスクールカラーを、どの程度全体の色設計に反映させるか。今回のように、複数の色を使う前提であれば、「絶対に入れたい色」「アクセントとして使う色」を事前に共有しておくと、統一感が出しやすくなります。
・情報の優先順位
チラシを手に取った人に、最初の1〜2秒で何を伝えたいのか(テーマなのか、日付なのか、場所なのか)をはっきりさせておくと、見出しや文字の大きさに迷いが出にくくなります。
・オンラインとの連携
QRコードやSNSアイコンを載せる場合、「どの窓口に誘導したいのか」「複数ある場合は、どう区別するのか」を一緒に検討しておくと、読み手の行動につながりやすくなります。
・地図や会場案内の精度
どの範囲まで地図に描き込むか、キャンパス内のどこをゴールとして示すかなどは、大学側にしか分からない情報です。デザイナーに任せきりにせず、原案段階で確認しておくと安心です。

※掲載のチラシ(フライヤー)は実際の内容や最新情報と異なる場合がございます。
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