アンティークで品のあるシャビーシックなヘアサロンのフライヤーデザイン。
温室のような場所を歩く外国人モデル。独特な空気感をまとった個性的なモデルの雰囲気がハイセンスな印象を強く与えます。
デザインの緩急 – 写真と白場の調和
紙面の6割は色の密度の濃い写真で占め、あとの4割は白場を生かしたシンプルな告知スペースとして機能させた、緩急のあるデザインでサロンがこだわるお洒落の「感覚」を見る人へ伝えます。
テキストデザインの工夫 – フォントと配置
オープンの日付は手書き感のある緩めのフォントを使いビジュアルとして写真と共存させ、下段の情報は読みやすくも力を抜いたやわらかい明朝体を使い上手く区分しています。
裏面デザイン – 写真を活かしたアンティーク感
フライヤーの裏面は、写真の上に大きな白場を置き、写真自体を「枠」としてデザインしています。色味を絞り、本文をグレーの文字で記載することにより、上品でクラシックな雰囲気を表現しています。
制作フライヤー・チラシデザイン
に対する感想
VOICE ※第三者による感想です
優しい雰囲気でまとめつつもカラーでさりげなく印象的なフライヤーに
ファッション雑誌風の新しいフライヤーの方向性
パッと見てヘアサロンとは気づけない、ファッション雑誌の1ページのようなフライヤーデザインだと思いました。ヘアサロンのフライヤーはモデルの顔をアップにし、髪を印象的に見せる写真を多く使用するものが多いため、新鮮なデザインに感じます。
統一感のある全体像のスタイリング
ヘアの完成度は洋服やメイク、その人の持つ雰囲気などとマッチしていることが望ましいもの。全体像と自然体でいるシーンを切り取って大きく掲載していることで、統一感のあるスタイルを作ってくれるのではないかと期待してしまいます。オレンジ系のヘアカラーに補色であるブルーの服を合わせたことで、メリハリのある配色に。フライヤーの1番伝えたいポイントを、さりげなくカラーで注目させています。
落ち着いた背景とフォントの選択
背景に緑を多く使用したことで個性あるモデルを際立たせながらも、全体的に落ち着いたイメージに仕上げているのでしょう。柔らかな色と形のフォントを白スペースに配置したことで、優しい雰囲気のデザインに。
文章で伝えるお店の魅力
控えめながらも読みやすい文章が、好印象に感じました。「おうちのような居心地の良さ」というお店のコンセプトが伝わりやすく、初めてでも安心して訪れることができそうです。
エレガントに遊ぶヘアサロンのフライヤーデザイン
・風格漂うモデル
シャビーシックなサロンの風格を存分に表現したフライヤーデザイン。異国的な風情を醸し出すモデルの個性とシックな空間が、フライヤー上に独自の世界観を築き上げています。写真が大部分を占め、対照的にシンプルな白いスペースが情報エリアとして機能。この緩急がフライヤーの魅力を一層引き立てています。
・文字使いのセンス
開店日の表記には、手書き風のフォントが採用され、写真と一体化する形でデザインされています。これにより、情報提供の役割を果たしつつもビジュアルの一部として機能させ、統一感を保つ巧みさが見受けられます。
・クラシックでエレガントな雰囲気
フライヤー裏面は白場を活かしつつ、写真のフレームとしての活用が特筆すべき点です。配色の絞り込みとグレーの本文が、洗練されたクラシックなムードを醸し出し、品の良さを演出しています。
・心地よさへの招待
優美なモデルとナチュラルな背景色が織りなす絵画的な美しさは、独自のスタイルを提示しています。さらに、この優雅さは、柔らかな色合いとフォントの組み合わせによって広がりを見せています。あくまで控えめに、しかし分かりやすく情報が伝わる文章。これらが織り成す全体の雰囲気は、「おうちのような居心地の良さ」を感じさせ、サロンへの期待感を高めています。
※掲載しているチラシデザインサンプル・モックアップはイメージです。実際の用途・サイズ・仕上がりとは異なる場合がございます。