今回初めて、名刺を作っていただきました。
猫のイラストや漫画を描くという仕事柄、多少デザイン的なことや画像編集ソフトの使い方がわかるので、これまで名刺は自分で作っていました。しかし家庭用プリンタでは印刷の鮮明さに限界があるうえ、ズレが生じて縁まできれいに印刷できなかったり、またデザイン面でも文字の配置などワンパターンになってしまっていました。名刺交換するたびに自分の名刺の素人っぽさが気になっていたので、今回ASOBOADさんで制作をお願いすることにしました。
結論から言いますと、作っていただいて大正解でした!名刺は、相手方に自分をアピールする重要なツールです。やはりプロの方に作ってもらってよかったと痛感しました。
以下、制作の流れです。
まず、印刷構成、印刷用紙を選び、掲載内容のテキストと、必要なら使用画像やラフイメージを送ります。イラストを描く仕事なので、名刺でもイラストをPRするため印刷構成は両面カラーを選択、自身のイラストのイメージから、用紙は落ち着いた印象のマットコート紙にしました。
ラフイメージはあればでよかったのですが、私は自分の絵にこだわりがあったので、完成に近いイメージを作って提出しました。そこからさらにデザインされるということだったのですが、実はその時点では、ラフイメージが自分でかなりうまくデザインできたと思っていたので、これ以上改良するところがあるのだろうかと半信半疑でした。
そして、数日後、ASOBOADさんからデザインデータが届きました。井の中の蛙とはこういうことをいうのでしょうね。自分ではほぼ完成と思っていたデザインが、ずっとかわいくなって戻ってきました。まずはフォントですが、自分ではなかなかしっくりくるフォントが見つからないので、結局いつも同じものを使っていました。ASOBOADのデザイナーさんが選んでくださったフォントは、私の絵にぴったり合い、そして絵を引き立ててくれるような柔らかな雰囲気のフォントでした。また、文字のあいだの空白なども絶妙です。
それからとても細かいことなのですが、デザイナーさんが配置してくれたマークの形が猫のものと少し違ったので、修正をお願いしたところ、すぐにこちらが希望する形に直してくださいました。
修正後のデータで印刷をお願いし、その3日後、楽しみにしていた名刺が届きました。データで見たときも可愛いと思いましたが、実際の名刺として手に取ってみると、紙の質感や印刷の良さも相まってとても雰囲気のある素敵な名刺に仕上がっていました。思わず「ええやん!」と声をあげて、ひとりでにんまりしてしまいました。名刺を収納するための紙のケースが同梱してあったのも、嬉しいお心遣いでした。
たくさんの人に渡したくなるような名刺で、数日後に早速名刺交換の機会があったのですが、お渡しした方には「可愛いですね!」と嬉しいお言葉をいただきました。受け取られた方がみなさん名刺を見て笑顔になられたのも印象的でした。
どうもありがとうございました!
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