バンドの宣伝活動の一環としてCDやフライヤー・ポスターなどをお店に置いてもらう時もあるでしょう。その際に大切なポイントがマナーです。お店側が商業活動をしているスペースに置いていただくことになるのですから、キチンをマナーを守って行うことが必要になってきます。今回は、バンドを宣伝する際に、CDやフライヤー・ポスターを置いてもらう時に肝要な4つのマナーに関してまとめてみました。
マナー1:アポイントを取る
CDやフライヤー・ポスターを置いてもらうことは、交渉にあたります。お店側からすれば商売をしている時間を割いて話を聞くことになるので、できるなら事前にアポイントを取って、お店側の都合の良い時間を聞いておくと良いでしょう。
アポイントの段階で断られることを危惧して、いきなり来店して交渉するというやり方を行う人もいますが、基本的にはあまりオススメできません。面識があったり、コミュニケーション力に優れている自信があるなら話は変わってきますが、一般的にはアポイントを取ることをオススメします。
マナー2:訪問時の身だしなみを整える
バンドにはそれぞれ特色があります。しかし、CDやフライヤー・ポスターを置いてもらう交渉の場においては、個性を発揮するよりも、身だしなみが整っている方が好印象を与える可能性が高いです。基本的には清潔感のある服を着用することが望ましいでしょう。知り合いならば多少ラフな格好でも許されるでしょうが、事前に面識がない場合は、お店側からすると信用できるかどうか判断する必要が出てきます。
身だしなみが整っていると「信用できそう」と思ってもらえる可能性が高くなります。逆に相手に不快感を与える服装では交渉がうまくいかないことが多いです。お店側に信用してもらえるように、身だしなみを整えて来店しましょう。
マナー3:ベネフィットを伝える
相手の商業スペースにCDやフライヤー・ポスターを置いてもらうという行為は、ビジネスの側面を持っています。バント活動に熱い思い入れがあったとしても、一方的にバンド側の思いを伝えるだけではお店側には響きません。
大切なのは、お店側に利点があると思ってもらうことです。その際にお店側が得られるベネフィットをしっかり伝えることが大切です。例えば、フライヤーやポスターでお店の宣伝も行うスペースを確保したり、CDを自由にBGMに使って良い権利を与えるなど、お店側にとってバンドの宣伝活動に協力することがメリットになるという点をしっかり伝えてあげましょう。
その上で、バンドへの熱い思いなどを伝えると、人の感情を動かす可能性が高くなります。お店側も運営しているのは人です。時には、バンドの熱量に心を動かされて、心意気などを買ってもらい置いてくれることもありえます。バンドの魅力を伝える意味でも、お店側のことをしっかり考えた上で、交渉に臨むようにしましょう。
マナー4:確認事項はしっかりその場で確認する
置いてもらうことを了承してもらえたなら、確認事項や注意点をしっかり確認するようにしましょう。事前確認を怠ったために、トラブルに発展することは避けることが懸命です。例えば、お店側がNGと感じる行為はないか、置いてもらうことに料金は発生するかなど、確認事項は事前にまとめておき、交渉の場でスムーズに確認するようにしましょう。
意外と、有料の場合よりも無料である時の方が注意が必要です。特に個人店などの場合、店主の気分で置くかどうかを決めている場合もあります。あいまいな箇所を残してしまうと、後々手間が発生してしまうこともありますので、お互い気持ちよく宣伝活動を行えるように、不安点・疑問点はその場でつぶしておくようにしましょう。
マナーを守って宣伝活動しよう
マナーは、お互いが円滑で円満な取引をするための、基本事項です。こちらで紹介した4つのマナーを守って交渉をスムーズにしていきましょう。
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