デザイナーになる為には、必ず専門学校や大学に通う必要があるのでしょうか。答えはNOです。実際に社会に出ると、未経験からデザイナーになった人や、社会人になってからキャリアチェンジをしてデザイナーになった人、その経緯は様々です。サンフランシスコのシリコンバレー周辺を活動の拠点としているグラフィックデザイナー Kayung Caleb Lai 氏も、独学でグラフィックデザイナーになった一人。今回は彼の動画から「独学でグラフィックデザイナーになる為の7つのステップ」をご紹介したいと思います。※翻訳・記事掲載は許諾を得ています。(Thank you, Kayung Caleb Lai !!)
以下翻訳内容です。
元気にしてた?
カリーブだよ。動画をチェックしてくれてありがとう。今、日曜の夕方で、家に帰ってきたところなんだけど、ここのコンドミニアムから見える夕焼けは最高だね。
今回は、専門学校に通わずにデザイナーになる方法について話したいと思ってるんだ。数日前にアップした動画の続きみたいな感じだね。なんで「デザインの学校に行くべきじゃない」って言ってるかってことなんだけど、あくまでこれは個人的な考えだからね。どうしてもデザイン学校に通いたいんだったら、通えばいいと思う。
この動画は、学校に通わないならどうすればいいのかという話だからね。デザイン学校に通わずにグラフィックデザイナーとして成功するにはどうすればいいのか…っていうのが今回の動画のテーマだよ。
ってことで、今回の動画はどちらかというと、これからデザインの勉強を始めようとしている人向けになる感じだけど、すでにデザインの勉強を始めていたり、デザイナーとして活動している人にとっても、デザインスキルを上げるのに役立つアドバイスもあると思う。だからこの動画を観る価値はあるんじゃないかな。
デザインの勉強を始めたての友達によく質問されるんだ。「これから本格的にデザインに関わった仕事に挑戦していきたいと思ってるんだけど、デザインを仕事にするならすごいクリエイティブじゃなきゃダメだったり、デザインにすんごい長けてないとダメなんじゃないか?」ってね。すごく簡単に答えてしまうと、その質問の答えは「NO」だね。別にそんな特別な才能はなくてもいいと思う。デザインの勉強をして経験を積むために必死に頑張ればスキルは上がるし、特別な才能がなくても、努力次第でレベルを上げていくことができるだろうだからね。
つまり、興味を持っていろいろなことに挑戦することが成長の鍵だと思うんだ。とにかくいろんなことに好奇心を持って、どうやってその技術を学べばいいのか、どうやったらデザインスキルが上がるのかって考えればいいんだよ。
この動画では、どうやったらデザインスキルが上がるかについてアドバイスしていくね。
早速、本題に入っていこうか。
グラフィックデザイナーとして成功するためには、7つのステップがあると思うんだ。
ステップごとに全部その通りに追わなくてもいいけど、オススメするステップをまとめるとこの7段階になったって感じかな。もちろん、全ステップをこれから話す通りに追うのが理想的だよ。ここでのゴールは、何年も何年も学校で過ごすよりも、もっと早い方法でグラフィックデザイナーになるってこと。それは、たった1年で実現可能だってことなんだ。
ということで、7つのステップを1年の時間軸に割り当てて話していこうと思う。これから話すスケジュールの通りに勉強していけば、1年でグラフィックデザイナーになれるってわけ。ここで言う「1年」は、フルタイムで1年間学生をするのと同じ「1年」ね。個人的にこれは「独学」ではなくて、「自主学習」というイメージかな。要は一人で勉強してるってことだね。そんな感じ。じゃあ、始めようか。
1. デザインの基礎を学ぶ(1週間)
最初のステップは、すべての基礎を学ぶこと。デザインの基礎って何か。例えば、もしある言語を学ぶとしたら、いろいろな情報をまとめ上げる前に、まずは文法を学ぶよね。文章を作れるようになるためには、まずは文法を学ばないと。基礎っていうのはそういうことだと思うんだ。文法を学ぶのと同じようなこと。だから、そんなに時間はかからないと思う。
正直、基礎そのものにむちゃくちゃ特異である必要はなくて、いろんな知識をたくさん覚えなきゃいけないってわけでもないんだ。例えば、専門用語とかね。コントラスト、強調の仕方、印刷の体裁、アラインメント、カラースキーム、色の使い方といった基礎については、1週間もあれば勉強できると思うよ。得意分野にするまでのレベルは必要ないけど、デザインをする上で必要なスキルであることは確かだから知っておく必要はあるよね。
だから、1週間、つまり最低40時間、毎日しっかりと基礎を勉強すること。自主学習で勉強し始めるのに役立つリンクをYouTubeにまとめて載せておくから、参考にしてみるといいよ。
2. デザインソフトを学ぶ(1週間)
2番目のステップとして、基礎を1週間学んだ後の1週間の間で、デザインソフトを学ぶんだ。
まず、今のグラフィックデザイナー業界で、僕がやっている分野に特化した話をしたいと思う。僕は、UIとUXデザイナーだから、この動画ではUIデザイナーでの話になるかもしれない。デザインソフトを学ぶということは、実際にそのソフトを使ってデザインができるようにならなきゃいけないからね。
今のデザイン業界では、「Sketch」というソフトがすごく人気で、多くのUIデザイナーが「Photoshop」から「Sketch」に乗り換えてるよ。だから、まずは「Sketch」を勉強するのに時間をかけるといいかもしれない。ソフトを学ぶのに、1週間かな。もし時間があるなら、Adobe Illustrator・Sketchと併せてイラストを描く事とかを学ぶのもいいね。僕の場合、Adobe IllustratorとPhotoshopを選ぶかな。というのも、写真加工に関していうと、Photoshopがやっぱり一番使えるからね。
ということで、(UIデザイナーなら)3つのソフトを学ぶことをオススメするよ。重点的に「Sketch」、「Sketch」をマスターしたらIllustratorとPhotoshopでも同じような技術を使うことができるからね。
1週間、つまり40時間でこういったデザインソフトを学んで欲しい。それだけやれば十分。「Sketch」「Photoshop」「Illustrator」の学び方は、それぞれの役に立つリンクを貼っておくから参考にしてみて。
3. 他のデザイナーから学んで、真似して、盗む(1週間)
3番目のステップは、すっごく重要だよ。想像してみてほしいんだけど、何かを学ぼうとしてる時、例えば新しい言語を学ぼうとしている時、誰かの真似をしなきゃならないよね。お母さんとかお父さんとかの真似をするでしょ。で、お母さんとお父さんからが話し方を教えてくれるってことだよね。
ということで、この3番目のステップでは、とにかく誰かのデザインを真似して真似して真似しまくって盗むくらいまですること。そのために、いろんな情報とか、真似したいスタイルのかっこいいデザインとかをどんどん集めてほしいんだ。ここで伝えたいのは、何かを学ぶときは、実践に勝るものはないってことなんだ。
デザインソフトの使い方を学んだ後だから、Sketchのことも十分理解している状態、ここで参考にできるスタイルの完璧な例となるようなデザイナーをオンライン上で探すんだ。それから、とにかくその人のデザインを真似すること。デザインをダウンロードして、下書きからピクセルの状態になるまで完全にコピーしようとしてみること。もしやり方がわからなかったら、デザインのコピーの仕方について説明した動画を作ったから、そっちを参考にしてほしい。僕自身がデザインを始めてすぐの頃も、他の人のデザインをコピーしてそこから学んだんだ。
どうしてここまでこのステップが重要だと強調するかというと、多くのデザイナーがあまり良くないやり方でデザインの勉強をしてしまったがために、その後スタイルを変えるのに苦労しているのをよくみるからなんだ。
デザインの勉強を始めたての赤ちゃん状態だとしたら、将来的にお金になる技術を学べる方法を選びたいよね。つまり学ぶなら正しい方法で学びたい。だからこそ、いいデザイナーを見つけることを強くおすすめしてるんだ。
そうなると、じゃあどうやったらいいデザインと悪いデザインを見分けることができるの?ってことになるよね。すごくいい質問だよ。デザインの勉強を始めたての頃は、ネット上にあるどのデザインを見ても「おー、これいいな」とか「あ、こんなボタンがあるんだ」とか思ってしまうはず。
どうやっていいデザインと悪いデザインを見分けるのか。もしわからないのであれば、「Dribbble」(デザイナー向けのSNS) をおすすめするよ。
Dribbbleでトップのデザイナーをフォローするんだ。ポスターデザインとか、いろいろ見てるのは楽しいし、デザイン全般を勉強するなら、まずはDribbbleだね。トップデザイナーを探して、まずトップ10に入っているデザイナーをフォローすること。というのも、そういう人たちのデザインに高い報酬が支払われてるわけだから、真似するならそういう人のデザインだよね。そこから、その人のデザインの仕方、色使い、スタイル、フォントの使い方、どんな種類のフォントを使っているか、とかそういうこと全部を学び取って、盗むんだ。
これがステップ3。1週間のこのステップで、気になるデザインを3つか4つくらいダウンロードして、それをとことん勉強すること。もし100個の作品があるなら、その100個を勉強しよう。全部学び取ろう。
4. デザインを始めよう!実際のプロジェクトの取り組む(2ヶ月)
ステップ4は、長い長いプロセスになるよ。ステップ4には2ヶ月かかるね。
じゃあ、ステップ4で何をするか。ステップ4では、いよいよ自分でデザインを始めてみよう。
ステップ4で、何をデザインするか、どうやって創作するのか、どうやってプロジェクトを見つけるのか。フェイクのプロジェクトと出くわすことはそんなにないと思うけど、フェイクのプロジェクトをみる価値はないからね。Dribbbleを見てみると、僕なんかはどれがフェイクか見抜けるんだよ。まずそのプロジェクトの内容を確認するんだけど、フェイクだとクライアントもいないし、実務経験が一切書かれてないからね。とにかくフェイクのプロジェクトには関わらないこと。
じゃあ、どうやって実際のクライアントのプロジェクトを見つけるのか、実際の仕様書をどう見て、仕事を引き受けた後どのようなプロセスかを理解するのか。何よりも意識しなくちゃいけないのは、常にクライアントの考えを優先するということ。デザインは、自分のためにやってるわけじゃないよね。他人のためにやってるんだ。
じゃあどうすればいいのか?クラウド系のサイトもそこら中にいっぱいあるんだけど、その一つが「99designs」。それ以外だと、「Upwork」とかもあるね。そういったサイトをチェックしてみよう。個人的には「99designs」の方がいいと思う。報酬額のことを気にすべきだと僕は思わないな。むしろ、全く気にしなくていい。例えば、WEBサイトのデザインをしたって100ドルとか200ドルにしかならないことだってあるんだよ。そんなの何の意味もないよね。とにかく、金額のことなんか気にしなくていいし、コンペへの参加とかも心配しなくていいと思うよ。参加しなくとも、ただプロジェクトの概要を見て、クライアントがどのようなものを求めているのか、どういうものが必要なのか、どのようにその課題に対処していくかを考えてみることをおすすめする。
そういうことが、練習になるんだよね。ステップ3でトップデザイナーがどのようにデザインするかを盗んで、それをここで実践するんだ。ステップ4は、学んだスキルを実際のデザインの工程で使ってみること。どのようにクライアントの課題に対処するのか。自分のデザインを使ってその課題をどうやって解決するのかを考えること。
このプロセスには2ヶ月は必要だと思う。2ヶ月間毎日、1つか2つのプロジェクト、それぞれ違うスタイルのプロジェクトに取り組む。もし製品デザインを目指しているなら、規模が小さめのプロジェクトになるかな。ステップ3で学んだことによっては、実際の製品をデザインするにはどうすればいいのかも考えられると思うよ。
ステップ4で、実際のプロジェクトに取り組んで、この2ヶ月で5~6つのプロジェクトを完成させることができれば、後々自分のポートフォリオに使えるし、この後のステップ5につながるからね。
5. メンターから学ぶ(3ヶ月)
ステップ5では、まずメンターを見つけてほしい。この人からなら多くを学べると思える人をオンラインで探すんだ。Dribbbleのトップ10に上がっているようなデザイナーにメンターをお願いするのは難しいかもしれない。というのも、そういう人たちはクライアントがたくさんいて、かなり忙しいだろうからね。それでも、この人から学びたいと思う人を選ぶべきだよ。
じゃあ、どうやってメンターをお願いすればいいのか?まずどうやって連絡をするのか。おすすめするのは、まず「あなたの作品は素晴らしいと思って、長い間いろいろと見てきて、たくさんの技術を学べると思っています。できれば私のメンターになってもらえませんか。時間給をお支払いします。」みたいな感じで、その人に連絡をすること。いくらぐらい支払うかは人によるけど、作品の批評とかデザインスキル向上のアドバイスをしてもらうなら、有償を提案した方がいいね。
とにかくメンターを見つけよう。メンターと一緒に何をするかというと、ステップ4で作った作品全部を見直すんだ。もし取り組んだプロジェクトの数が多くて、68のプロジェクトをやったなら、その68全部のプロジェクトをメンターに見てもらうんだ。そこでメンターに自分のデザイン過程をチェックしてもらい、作品に対してフィードバックをもらう。そうすることで、報酬を得られるレベルのデザインにするために、どのようなことを改善しなければならないかを理解することができるよね。
ということで、メンターを見つけて、3ヶ月かけて一緒に作品を見直し、足りていないことは何かを学ぶ。もしかしたら、そこから実際の仕事を紹介してもらえる可能性もある。メンターを持つことで、業界のクリエイティブなこと以外の面を学ぶことができ、実際に業界で「働く」ためにどのようなスキルが求められるのか、毎日の作業としてどのようなことをするのかを知ることができる。そこで、業界のしきたりみたいなものも学べて、後に役立つであろういろんなこと、自分が知りたいことを学ぶことができる。メンターと過ごす3ヶ月で、何を理解しなきゃならないかを理解するんだ。
6. Dribbbleのポートフォリオにまとめる(1週間)
そして、ステップ6。このステップではアカウントを作ること。ここまでで、見直しが終わった完成された作品があるわけだよね。前にやったプロジェクトをメンターと一緒に3ヶ月間かけて見直したんだから。つまり、Dribbbleアカウントで見せることができるものが既にあるだけだよね。
ステップ6でDribbbleのアカウントを挙げた理由は、本当に見せる価値があるものが完成するまではDribbbleに何も出してほしくないからだ。Dribbbleのプロフィールを駄作で汚したくないだろ?とにかく、Dribbbleに投稿するものは全部、報酬を得られるようなレベルの作品かどうか確信してからにしてほしい。Dribbbleに掲載している作品が、将来のクライアントや案件をとるきっかけになるんだ。だから、自分の作品の中のベストだけを投稿すること。
Dribbbleに掲載してもいいと思えるベストな作品が10個あるなら、10個全部投稿する。でも、もしその作品が50点以下、いや70点以下でも投稿はしないほうがいいだろうね。そういう作品は捨てにして、70点以上の出来のものだけをDribbbleのプロフィールに加える。
ここで、どうやってDribbbleアカウントを作ればいいのか?詳細についてここでは説明しない。Dribbbleの招待を得る方法はネットで検索すればわかるから。たぶん僕も今まで1回か2回くらい招待を出したことがあるかな。もし本当に今まで僕が紹介したステップを全部その通り進めてきて、Dribbbleアカウントがほしいなら僕に連絡してね。
このステップ6では、Dribbbleアカウントを取得して、今までの作品を掲載すること。もしかしたら、自分でデザインポートフォリオをWEBサイトで作ってアップするのじゃダメなの?って疑問に思う人もいるかもしれない。まず最初に、自分のWEBサイトをデザインするスキルと時間が本当にあるなら、やればいいと思うけど、自分でサイトを作るかなんてどうでもよくて、ポートフォリオの見映えをよくすることに時間をかけることはおすすめしないね。もし見せられるようないい作品がないなら、ポートフォリオの見映えは重要だよ。最高のデザインのWEBサイトとか、ポートフォリオサイトを作れるなら、そこに掲載されている作品がかなりの駄作でも、ある意味じゃいいかもしれないね。
要は、ポートフォリオでどんな作品を見せられるかが重要で、いい作品があるならそれでいいし、見せる作品がないなら、どうしようもないということ。とにかく手順に従って、作品そのものに焦点を置くこと。見映えのいいポートフォリオを作ることは二の次だから。
これがステップ6。Dribbbleに作品をアップして、Dribbbleのプロフィールを履歴書がわりに利用すること。
7. トップデザイン会社2社でインターンとして働く(6ヶ月)
で、ステップ7に入ろう。ステップ7は最後の段階。このステップを終えることが卒業ってことで、ここに6ヶ月かかる。長い時間がかかるというのも、ここではインターンシップに参加するんだ。トップのデザイン会社を探して、そこでインターンとして働くということ。
初歩的なことだけど、インターンシップを探すとき、インターンを採用しているかをWEBサイトで確認しちゃダメだよ。たいていの会社は「現在インターン募集中」なんて掲載はしないから。彼らが求めているのは即戦力だからね。
ここでインターンシップって話をする上で、このインターンシップ期間で給料をもらおうなんてことを念頭に置かないでもらいたい。僕が話すのは、無償のインターンシップだ。スキルを手に入れるためのインターンシップのことだ。状況を考えてみて。学校に行っていないという段階で、それが実際の就職準備、高給の仕事を手に入れる準備をする自由な時間がもてて有利になる可能性があるんだ。授業料を払って学校に通っていることを考えてみるといいよ。インターンシップは学校に行くみたいなことになるんだ。ただ実際は、学校に行く代わりに、良いデザイン会社で業界の実務経験を積むことができる。そのことを考えると、インターンとして無償で働くことがわかると思う。お金のことは考えないことだね。
ちなみに僕がやった方法はこんな感じかな。デザイン会社に「僕は、業界でも一流のレベルの作品ばかりを製作している貴社の大ファンで、たくさんのことを学べると思っています。デザインの仕事を始めたところで、実際自分でデザインした作品も多数あります。その上で、貴社で学ばせてもらいたいと思っているのですが、インターンシップの枠はありますでしょうか。どんな小さな作業からでも多くを学びたいと考えており、無償で取り組ませてもらいます。何らかのプロジェクトに関わることができれば、本当にありがたいと思います。」みたいなメッセージを送って、その会社にインターンシップの枠があるかを確認するんだ。どうして業界のトップクラスの会社を選ぶかというと、履歴書にその経歴を載せることができるからだ。
例えば今後面接の場で「Focus Labで3ヶ月インターンして、Studioでも3ヶ月インターンした」と話したら、「おいおい、この人はFocus Labみたいな凄いところでインターンできるような人材なのか。そりゃいろいろと学んでるだろうな。」ってなるからね。これは一般企業でいうと、Googleでインターンしたってことと同じようなことだから。
このインターン経験と、今までに取り組んだ完成された作品が全てつながって、4年間インターンしたのと同じくらいのレベルに到達するんだ。
インターンとして働くなら、2社違うところを選ぶことをおすすめする。そうすることで異なるチームを経験して、いろいろなやり方・いろいろな人との共同作業の進め方を学べるから。ということで、可能であれば1社だけじゃなくて、2社。
ここまですれば、4年間学校に通ったけど、実務経験はなく、実際のプロジェクトに関わったことがない人よりもかなりの経験とスキルが備わった状態になる。学校でやるプロジェクトは、実際のプロジェクトとは全く異なるから。実務経験がある人とない人、どちらを雇いたいかといえば、100%実務経験がある方だよね。
以上が僕からのアドバイスだよ。かなりの情報量をできるだけ短い時間で伝えようとしたから、かなり早口の動画になったかも。もし途中で聞き取りづらいところがあったりしたら申し訳ない。
とういうことで、これが僕がおすすめする7ステップ。実証されてるわけではないし、正直自分の業界での6年の経験を通して考えついただけのことなんだけど、これからデザイナーになる人たちがより業界で価値ある存在なってもらうために役立てばいいと思ってる。
今回の動画はここまで。次回は、今回紹介したステップというかカリキュラムを1年実践して、スキルを身につけた後どうすればいいのか、好条件の仕事を実際に手に入れるために何をすればいいのか、について話したいと思う。
次回の動画は、いい仕事、つまり高給の仕事を探すためのアドバイスみたいな感じかな。すぐに年収12万ドルとかは難しいかもしれないけど、そこに到達するためのいいラインにつくためにどうすればいいのか、っていうのが次のお話。
今回も楽しんでくれたかな。もし気に入ってくれたなら、「いいね」してね。今まで「いいね」してなんてお願いしてこなかったんだけど、ユーチューバーは分析好きな人が多いみたいで、「いいね」の数が多ければ多いほど動画が宣伝されるとかで。ということで、もし気に入ってくれたなら、「いいね」をお願いするよ。Dribbbleのフォローとこのチャンネルの購読もね。また次回。
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