クリエイティブな人々は世界中の多くの人に影響を与えています。彼らに共通する秘密が何かあるのでしょうか?今回は、Psych2Go の動画より「クリエイティブになるための10のライフハック」を紹介します。※以下翻訳内容です。
俳優、芸術家、ロックスターそして文筆家は個人レベルのスケールを超えて、世界規模で私たちの感性に働きかけることができます。
テレビや本棚、映画館、総菜店など様々な場所で彼らに触れることができます。
彼らは何が特別なのでしょう?
クリエイティビティ(創造性)です。
メディアで有名人として活躍したり、日々目にしたり実際に使ったりするような、素敵な新商品をデザインしたりと、様々な形でクリエイティブな人は世の中を動かします。
私たちはクリエイティブな人が大好きです。
そして彼らの創造性の秘密が知りたいと望みます。
カニエ(Kanye)のような音楽やピカソのような美術作品を生み出したい人に、クリエイティブな人から10の心理学的ヒントのプレゼントです。
1.アートを日常に溶け込ませる。日常的に当たり前にアートに触れる
クリエイティブな人たちは芸術に触れることの重要性を強調します
アートを日常生活の中に組み込むことで、脳はアートを自然に反芻するようになります。これによっていたるところに散りばめられた意味やメッセージ、比喩といった重要な情報を見つける力が鍛えられます。
アートに触れることのもう一つのメリットは、あなた自身のアートのためのインスピレーションが得られるということです。
ミュージックビデオを見ることにそんなメリットはないように思えるかもしれませんが、クリエイティブな作品を生み出すアイディアが得られることだってあるんです。
2. たくさん質問をする
クリエイティブな人はたくさん質問をします。
「もしもこんなことがあったらどうなるだろう」「なんでだろう」こいった疑問が好奇心を掻き立てます。こうして生まれた好奇心によってクリエイティブな人がつながりを生み出したり、情報を集めたり、物事に対する見解を発展させるのです。さあ、もっとどんどん疑問を投げかけてクリエイティブなアイディアがわき起こるのを実感してみてください。
3. 生産性を高める
ほとんどの人はルーティンに囚われてしまいますが、果たしてそれはあなたにとって本当にいい効果をもたらしているでしょうか?
クリエイティブな人は自分が特に生産的になれる時をわかっていて、自分のその性質に逆らわず、うまくその時を利用します。自分の体が欲するスケジュールを大切にすることで生産性を高めているのです。それによって時間が節約できて、もっと余暇を楽しむことだってできるかもしれませんよ。
エネルギーをどのようにして得るかが創造性にも影響するって知ってましたか?
4. アイディアを表現する
初めはバカバカしいように思えるとしても、クリエイティブな人は自分の考えに従います。
思いついたことはそれをやり終えるまで、あるいは十分に吟味するまでは、(「正しい」「くだらない」などの)最終的な判断を下しません。また、アイディアを言葉などにして表現するほど、それを実現できる可能性が高まります。
後々、アイディアがもっと自然にすっと閃いて、仕事においてもブレインストーミングを行うときに素早く書き出せるようになるでしょう。
5. 冒険に出かける
冒険に出て世界を見るということをしないと、自分の人生を生きるチャンスを逃してしまうかも。
クリエイティブな人は新しいものを大切にしますし、今までにない体験や感覚を得るのが大好きです。スリルを求める心によって、未知を探求し、自分にとってもほかの人にとってもまだ見ぬ新たな可能性を生み出せるのです。
開放性(新しいことに対してオープンであること)は非常に重要な要素です。創造性を保つにはオリに閉じ込めておくのではなく、逆に自由にしてあげることです。
6. 自分を俯瞰的に観察する
時には一歩退いて自分の冒険を俯瞰して見ることも大切です。観察することで、全てをありのままに受け入れることができ、そうすることで独特の豊かな見識を作り上げていくのです。
日常生活における身の回りのあらゆることもよく観察してみましょう。
世の中にはたくさんのチャンスが転がっていますが、観察することでしかチャンスは見つかりません。
7. マインドフルネスを実践する
マインドフルネスというと、最近バズってる流行りの言葉に聞こえるかもしれませんが、実はすごくあなたのためになります。自分を取り巻く世界の中にいる自分というものに意識を向けて自分を感じ取ると、ポジティブなエネルギーと安らぎがより一層自分にもたらされているのを感じられるでしょう。素直になることも、悪い習慣を打破するのも楽になります。
マインドフルネスは、自分自身との調和を高めるのにも役立ちます。それによって自分の強みがもっと活かせるようになりますよ。
8. リスクを受け入れる
リスクはクリエイティブな人にとっては行動のための原動力であり、素晴らしい結果をもたらしてくれるものです。多くのリスクをとるひとはしばしば大きな失敗もします。しかし、失敗に対して過敏になる気持ちがなくなっていくと、リスクを取ろうという気持ちは高まっていくのです。
これによって自分の思いついたことを探究しよう、自分の思ったことを表現しよう、といった勇気が生まれてきます。
クリエイティブな人たちはずっと前からこのことに気づいていた人たちで、リスクの大きさは得られるものの大きさを表していると信じているのです。
9. 妄想・夢想する
あなたが何か作業をしていないからといって、あなたの脳が働いていないというわけではありません。空想し夢を見ることで、潜在意識下で現実世界での問題に対処しながら、顕在意識の中では現実の作業中とは違う働きが起こります。
空想はクリエイティブなアイディアや普段考えもしないような状況を閃くのにもとても有効な方法です。まるで冒険に出るようなものです。脳内でですが!
10. クリエイトする
クリエイティブな人は物事に腰を据えて集中すると、何かを生み出します。実験的な試み、大きな成果をあげるもの、そして数多くの失敗。それでも歩みを止めません。
取り組んでいる作業においてもっと前に進むためには、作業を続け、もっともっと生み出していくしかないのだということを知っているのです。
私たちみんながこの教訓を心に留めておきたいものです。
「やればやるほど前に進んでいく」
ひょっとしたらあなたが次にとてつもない発見をして、多くの命を救う科学者になるかもしれませんよ。じっとしていないで始めましょう。リスクをとりましょう!
参照リンク : 10 Hacks to being Creative – Psych2Go (CC BY 3.0)
当記事はクリエイティブ・コモンズ・ライセンス(Creative Commons license / CC license)に基づいて編集しています。(記事内の画像・デザインや映像の権利は個別のライセンスにより保護されている場合があります。)
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