大企業に勤めて感じた良さ
はじめに勤めていた会社が、従業員1000人以上のいわゆる大企業でした。給与面は満足していましたし、福利厚生などの待遇もしっかりしていました。残業代も適切に支払われていましたし、出張時などの手当て等もきちんとしていました。
企業としての信頼度も高く、取引先が聞いた事のある所ばかりで、僕自身も有名家電メーカーの新商品や、ファストフードチェーンの企画に関わることができ、多くのことを学びました。部署が体系化されていて、ある意味自分の業務に専念することができました。
逆に不満に感じた点
ただ、漫画でも描いているように「個人」としての声や意思は反映されにくいという点があります。1000人もいてそれぞれの主張がまかり通ったら、会社が空中分解するのは目に見えていますので当然なのですが。主張は1000分の1のボリュームになってしまうので、よっぽどの事でなければ進路は変わりません。たくさんの人生を載せている船ですので、その進路は易々と変えられないのです。また仕事・組織が体系化されているのはメリットでもありますが、今ひとつ仕事の全体像が見えないという部分も働いていて感じた所です。
じゃあそういう不満がある人間はどうするのかと言うと、偉くなって(偉くなればボリュームは上がる)仕組みを変えるか、船を降りるかの選択を迫られるわけです。(あとは我慢するか)
そこで僕は船を降りる選択をしました。(良い会社だったのですが)
p.s.これを書いている間にも、企業の不祥事のニュースを何度か目にしたので、もはや大企業も一概に安定とは言えないですね。
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とあるデザイナーの独立までの色々を描いたWEBマンガです。漫画を通してデザインという仕事やデザイナー、印刷などに親しみを持っていただけたら幸いです。SNSやブログでシェアしていただけると、喜びます。
-登場人物-トミナガ
普通の大学からデザイナーを急に志し、何故か採用される。
後に独立して今のサービスを立ち上げる。
ニシヤマさん
デザイン課をまとめるチーフデザイナー。
駄目駄目な私を育ててくれた尊敬する上司。
明るく元気なスポーツマンで、情に厚い。
カワイさん
職人気質のベテランデザイナー。
同じくとても面倒を見て頂いた尊敬する上司。
実は結構お茶目。
絵 : ヤマダタカエ
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