音を感じるような迫力ある装飾でデザインしたライブイベントの横断幕デザインです。
電飾に彩られた真っ赤なゲートから音に合わせて飛び出してきたようなゴージャスな赤い布と爆音を響かせるスピーカーたち。横一列に並んだアーティストの写真を重みのあるゴールドのフレームで飾り、スペシャルなイベントの幕開けを予感させます。
周年イベントの魅力を引き立てるデザイン
クラブとライブハウスの周年イベントとして開催された、複数の開催場所をはしごできるライブイベントを盛り上げるツールとして横断幕をデザインしました。
取り外し可能な横断幕のメリット
イベントは一定期間のみの開催となるため屋外看板までは必要なく、告知ツールとして取り外しできる横断幕や垂れ幕が適しています。場所を選ばず設置できるため、このイベントのように複数箇所で開催されるイベントなどには最適です。イベント終了後も記念として飾っておけるため、とくにアニバーサリーイベントにはオススメです。
遠くからでも目立つ見やすい横断幕デザインのポイント
一定期間のみ開催されるイベントの告知ツールにふさわしいのが横断幕や垂れ幕です。出演アーティストが毎回異なる場合や季節限定で開催する場合には、屋外看板までは必要ありません。毎度看板を作成していてはコストも膨大にかさんでしまいます。
その点、横断幕や垂れ幕は複数箇所で場所を選ばず設置できるところがメリットです。収納にスペースを取らず、イベント終了後も記念に飾っておけるため、アニバーサリーイベントにも喜ばれるでしょう。短期的な集客が勝負の告知ツールだからこそ「いかに目立たせるか」を意識して制作することが大切になります。ただし、ただ目立たせるだけでは集客にはつながらない可能性もあります。どんなイベントなのかが一目で判断できるような見やすいデザインも重要です。
当サービスが、遠くからでも目立つ見やすい横断幕デザインで心がけたポイントは3つあります。
- 遠くからでも華やかさが伝わるように赤色を背景にする
- 主催のロゴは目立つように白抜きにする
- 太めのフレーム装飾で出演アーティストを輝かせる
たとえ一時的な掲載でも、見た人の記憶に残るような目立つ横断幕デザインのポイントについてお話していきます。
遠くからでも華やかさが伝わるように赤色を背景にする
掲示物を目立たせたい時には、背景に華やかな色味を使用することが効果的です。白ベースにテキストや画像などを配置するように構成してしまうと、風景と同化したり、曇っている日には見えにくかったりすることがあります。どのような場所に飾っても見栄えするように、色味の強い「有彩色」を選びましょう。
有彩色とは、色味の違いを示す「色相」と、明度を示す「明度」。そして色の変化の度合いを示す「飽和度」の3つの要素すべてを含む色や色彩を指す言葉が有彩色です。
作例では有彩色の「赤」をベースにしています。電飾に彩られたゲートと音に合わせて飛び出してきたようなゴージャスな布を赤で統一しました。赤色は、レッドカーペットやホールの緞帳(どんちょう)など、ショーを象徴する色の1つです。メタル感のある白と黒を差し色にしてコントラストを強くすることで、より華やかな印象になっています。幕のはためくエフェクトや激しく鼓動しているようなスピーカーをレイアウトして、クラブハウスイベントの臨場感と勢いを表現しました。
主催のロゴは目立つように白抜きにする※
イベントの場合は、協賛企業や主催企業のロゴを掲載しなければならないこともあります。主催者あってのイベントのため、出演者とはまた違う目立たせ方、見せ方を工夫する必要があります。
作例のデザインでは赤色背景のため、白色を効果的に使用しました。主催ロゴをあえて白抜きにすることで浮き出て見えるようにしています。白色のイベントタイトルは黒で影の装飾をほどこしてより際立たせました。背景が華やかでゴージャスなカラーだからこそ、シンプルな白色が埋もれずに、見やすくなるように心がけました。※ロゴの加工はお客様への事前確認が必要です。
太めのフレーム装飾で出演アーティストを輝かせる
イベントには出演者の写真を掲載することもあるでしょう。横断幕や垂れ幕の場合は頭より上に掲げることもあるため、見えやすさが重要になります。作例の場合は、斜めから横断幕を見た時にも分かりやすいように、写真を大きめにレイアウトしています。横断幕は入口の門や足元などあらゆる場所に設置するため、見る人に親切なデザインを心がけました。
横一列に並べたアーティスト写真は、重みのあるゴールドのフレームで装飾しています。レコードジャケットを飾っているようなフォルムと、殿堂入りアーティストのように特別感のあるゴールドフレームを採用しました。赤色ベースの背景と額縁のゴールドの組み合わせで、パーティー感満載の楽しいイメージに仕上げています。赤字に白抜き文字、そしてゴールドと、有彩色を効果的に使いながら、見やすさとゴージャスさを演出した横断幕になりました。
制作横断幕デザインに対する感想
VOICE ※第三者による感想です
真っ赤な色がゴージャスで人目をキャッチする横断幕デザイン
赤ベースで遠くからでも見やすく豪華なイメージに
赤はレッドカーペットやホールの緞帳などショービジネスを象徴する色のひとつです。黒やメタル感のある白と黒を差し色に入れることで、より華やかな雰囲気に。幕のはためくエフェクトや激しく踊っているようなスピーカーのレイアウトが、イベントの勢いを想像させてくれます。
太めのフレームで出演者を目立たせて
出演アーティストは、それぞれがゴールドの分厚いフレームに縁取られています。レコードジャケットを飾っているようなフォルムと、それぞれが殿堂入りして輝いているようなゴージャス感が魅力的ですね。赤とゴールドの組み合わせは、パーティ感満載でとにかく楽しいイメージが伝わってきます。写真が大きめにレイアウトされているので、斜めから横断幕を見た際にも出演者をチェックしやすいのが良いですね。主催のロゴは白抜きになっていて、派手なオブジェクトの中にあっても埋もれず、見やすくなっているようです。
VOICE ※第三者による感想です
しっかりと力強い存在感を示してくれる横断幕ですね。
赤にゴールド、ブラックと主張の強い色がぶつかり合うような、力強さを感じさせる横断幕です。ライブイベントらしい華やかさを感じさせ、誰もが視線を奪われてしまうでしょう。格闘技イベントにも用いられそうな配色ですが、スピーカーや音の広がりを感じさせる背景が入ることで、音楽イベントらしい雰囲気に仕上がっています。
多彩な音楽を感じさせるデザイン
個性豊かなアーティストの写真が並ぶことで、多彩な音楽が楽しめるイベントであることも伝わってきました。赤くはためく幕やきらめく光や動きを感じさせ、平面でも賑やかな印象です。
デザインのバランス
多くの要素が詰め込まれたデザインに感じますが、そのぶん白抜きのロゴだけが目立つよう計算されています。横断幕は薄くて存在感を出せないと思っていた方も、デザインによっては力強く主張できることが理解できると思います。
横断幕の利便性
厚みのある看板とも変わらぬ宣伝効果が期待できる横断幕ならば、設置しやすいという利便性と共に活用したいと考える人も多いでしょう。期間限定のイベントに大きな看板を作るのはためらってしまいそうですが、収納しやすく大事なイベントをしっかりと目立たせてくれる横断幕ならば、デザイン次第で作る価値は十分にありそうです。
※掲載している横断幕デザインのモックアップはイメージです。実際のサイズ・仕上がりとは異なる場合がございます。