手をロゴやシンボルマークに使うときには様々なバリエーションが考えられます。グー・チョキ・パーは、じゃんけんでは石・はさみ・紙のことですが、別の文脈では異なる意味を持ちます。開いたり、握ったり、指を立てたり、折ったりして、何らかのメッセージを発している手に、別の要素を組み合わせることで、新たなコンセプトを表現できます。(※紹介するロゴデザインは当サイトの制作事例ではありません)
統計に基づいた必勝法?
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ほとんどのひとが知っている攻撃技としては「なんとかキーック!」と「なんとかパーンチ!」が双璧ですね。このマークはパンチをするためのこぶしと、棒グラフが組み合わされています。ジャブ・ストレート・フックなどの有効打数などを分析するボクシング専門のサービスなのでしょうか。あるいは、データに基づいた精密な経営分析によってクライアントを必ず成功に導くコンサルタントのロゴなのでしょうか。いずれにしても、グラフらしさの演出に親指の矢印がけっこう貢献しています。
好き嫌いはあるかもしれませんが頭脳パワーをアピール
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握りこぶしは「力」の象徴です。脳がこぶしになっています。難題に立ち向かう準備は万全ということでしょうか。ブレーンパワーまたはソフトパワーが強みであることを表しているシンボルマークです。新しいロゴを決めるためのプレゼンでこの案が出てきたら、OKを出すのに勇気がいるかもしれません。脳の感じを出すためのしわの数は意外と少ないです。
やはり平和は愛から生まれるのでしょう
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どの指を立てるかでいろいろなメッセージを発することができます。海外旅行に行く前には、ジェスチャーの意味をあらかじめ調べておくと安全のために役立つでしょう。ロックコンサートなどでは人差し指と小指を立てているのを見ることが多いかもしれません。このシンボルマークでは、さらに親指も立てています。これは英語圏では”I love you”のサインだそうです。親指をみると鳥の頭になっています。平和のシンボルの鳩に見えるのはわたしだけでしょうか。
ハイテクモバイルギターではありません
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ギター教室のためのロゴマークです。じっくり見ていくといろいろと面白いことに気づきます。指がかなり写実的なのに対して楽器はデフォルメされています。コントラストの強い影がステージを照らすスポットライトを思い起こさせます。指の構えがクラシックギターをつまびいているように見えます。弦の数とペグの数が合っていないこと、楽器がギターではないことを吹き飛ばすくらい印象的な作品です。
新しいロゴのためのモチーフを探して周囲を見回したとき、もしパソコンに向かっているのであれば、最初に手が目にはいる可能性は高いです。だからといって、手をモチーフにするとありきたりのアイデアしか出てこない、というわけではなさそうです。
「デザインインスピレーション」のコーナーでは、世界中のデザイン制作事例をピックアップして紹介しています。※当ページは世界中のデザイン制作事例を紹介するコンテンツです。当サイトのデザイン実績ではありません。ロゴデザインの作成について
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