五角形の対角線を組み合わせると星の形になります。その中でも正五角形をベースにした星は、五芒星とかペンタグラムなどと呼ばれます。そのような5つの角を持つ星を、ネガティブスペースで描いたマークをピックアップしました。ここで紹介するロゴは、紙を切り抜いたり、弾力性のある素材を折り曲げたりして作成したように見えます。(※紹介するロゴデザインは当サイトの制作事例ではありません)
上品なグラデーションの紙に囲まれた星のロゴマーク
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落ち着いたトーンのグラデーションで着色した紙を切り抜いて星の形にしました。切り抜いた紙の外周はわずかに曲線になっていて、もしかするとヒトデのような形状になっていたのかもしれません。それぞれの先端を内側に折り曲げて変化をつけました。こういうアイデアは、先に紙を使って実際に作ったあとで、デジタルデータでシミュレーションしているのでしょうか。作者に尋ねてみたいところです。
シリコン製のリストバンドに囲まれた星のロゴマーク
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星の外側の頂点が丸みを帯びているので、厚みのあるリストバンドのように見えます。ネガティブスペースの星は、ラインが曲線になるとともに頂点の角度が鋭くなっています。リストバンドが柔らかい印象を与えている一方で、ネガティブスペースの星はうっかり触るとケガをしそうです。
切り絵のようにみえる星のロゴマーク
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一見すると紙テープを折り曲げて輪にしたように思えます。重なった部分をよく見ると、テープではなく、複雑な形で紙を切り抜いたようにも見えてきます。しかし、現実に紙を切り抜くだけでこのような形にするのは難しいのではないでしょうか。これはコンストラクショングリッドに基づいてデジタル的に作成されたマークです。
ネガティブスペースで星を見せるさまざまなアイデア
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上記3点のように現実世界をシミュレートした案とは方向性が異なりますが、ネガティブスペースで星を見せるマークのさまざまなアイデアです。すべて幾何学的な図形を使っていて、どことなく日本の家紋と通じるところがあるように思えます。
ロゴマークに星を入れ込むことが必要条件の場合、今回紹介したような手段を選べば、星を囲んでいる部分の色や形状・素材感などで、商品や事業のコンセプトなどを追加的に表現することができます。もちろん星以外の形もネガティブスペースで描けます。発想のひとつのパターンとして引き出しに入れておくといいのではないでしょうか。
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