レースでは、0.1秒でもタイムを縮め、とにかく速く走ってトップでゴールすることが最大の使命。それはコース上であれ、雪上であれ、水上であれ、あるいは空中であれ、すべてのレースに共通です。今回は、カーレースなどモーターレーシングチームのロゴをピックアップしてみました。(※紹介するロゴデザインは当サイトの制作事例ではありません)
オーナーの名前をシンボライズしたF1チームのロゴ作成例
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1970年代後半にフォーミュラワン(F1=エフワン)レースに参戦していたチームのロゴマークです。チーム名はオーナーの名前からとられました。頭文字の「W」を図案化し、姓の「Wolf(ウルフ)」が意味するオオカミをシンボルにしています。中世の紋章にあるライオンやクマのタッチに通じるものがあります。ガラモン(Garamond)によく似たフォントのワードロゴは書き起こされたオリジナルの書体でしょう。とても美しく組まれています。50年経った今でも古さを感じないハイクオリティのロゴです。
必要最小限の要素で構成されたレーシングチームのロゴ作成例
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「Paychex(ペイチェックス)」は、給与計算や人事管理などの業務のアウトソーシングサービスとソフトウェアを提供する企業です。米国の自動車レースでは最大級の人気を誇るNASCAR(ナスカー)に参戦したときのチームロゴです。企業名と同じワードロゴを中央に置き、手書き書体で「Racing」と添えました。レースの象徴であるチェッカーフラッグの一部を効果的に加えました。
スノーモビルレースのスタイリッシュなチームロゴ作成例
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雪上でスノーモビルを駆っておこなわれるレースのチームロゴです。チーム名の頭文字「HSR」をロゴ化しています。文字の末端にスピード線的な処理を施すことでスピード感が演出されています。「S」と「R」がゆるやかに一体化されているので「H」が引き立ちます。「H」はチームの設立者兼選手名の「Hanson」の頭文字です。「H」はグラデーション処理でメタリック感を持たせ、チェッカーパターンが控えめに添えてあります。細部まで緻密に丁寧に仕上げられ、よくまとまった現代風のロゴです。
レーシングチームのロゴは、サイトやステーショナリーにも使われますが、レーシングスーツやヘルメット、帽子、そして何よりマシン本体にも付けられます。ロゴ自体にレースの要素をあれこれ数多く入れるよりも、ロゴが使われる状況や環境に意識を向ける方がいい結果が得られるでしょう。
「デザインインスピレーション」のコーナーでは、世界中のデザイン制作事例をピックアップして紹介しています。※当ページは世界中のデザイン制作事例を紹介するコンテンツです。当サイトのデザイン実績ではありません。ロゴデザインの作成について
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