フリーランスは孤独な存在だと思うことがあります。
デザイナーとして独立してフリーランスになると、使える時間が増えます。その増えた時間で、色々な人と交流して、同じフリーランスの友達ができ、アドバイスをいただける先輩ができ…人の繋がりは濃くなります。人付き合いの悪い僕ですらそう思うわけですから、社交的な人はそれはもう凄まじいネットワークを築いています。
ただ、フリーランス(及び経営者)は基本的には孤独だと感じています。もちろんチームで仕事をすることもありますし、仲の良いクリエイターとお酒を飲むこともあります。でも、チームで仕事をすることは期限付きの”契約”であり、友達とお酒を飲むことは”趣味”みたいなものです。
自分のビジネスを経営するという点では、僕たちはとても孤独だと思います。クリエイター仲間は良き友人であり、同時にライバルでもあります。お互い完全に手の内を見せることはないでしょう。別に嘘をついたりはしませんが、”本音”には限界があります。
たくさんの人に会っている時や仕事に忙殺されている時は、一時的に孤独という存在が見えなくなります。でも、人に会って解決しない問題もそこそこあるので、そういう時は嫌が応でも孤独と向き合う必要があります。一時的に見えなくなることはあっても、責任と共に孤独は存在し続けています。
「いざという時は全部自分でなんとかしないといけない。」
この状態を解消するには、やっぱり中にマインドを共有できる人(技術は勿論のこと)を迎え入れるしかないのかなーと。まだ社員を雇える余裕はないのですが、どこかで増やしたい。小規模なチームに憧れています。