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悲観主義のデザイナー

ペシミスト(悲観主義)な自分から脱出するには

仕事において僕はペシミスト(悲観主義)だと思っています。

ああなったらどうしよう…

こうならなかったらどうしよう…

そんな不安を抱えつつ働いています。

 

デザイナー:経営者

フリーランスになったり、何か事業を立ち上げるような人は、圧倒的にオプティミスト(楽観主義)が多いように感じます。有名な企業の社長インタビューをネットで読んだりすると「まぁ、なんとかなりましたよ(笑)」といった具合に、過去の壮絶な体験をアッケラカンと語る事は、珍しいことではないと思います。

 

ポーズもあるのかもしれませんが、僕は素直に「いいなー、こんな豪胆な人になりたいなぁ」と思う訳です。ドーンと構えている感じって格好良いですよね。

 

それで、気になって何人かの著書を読んでみると、インタビューでは分からないたくさんの苦労があることを知りました。当たり前ですが、苦労していない経営者なんていないんですね。(いても本にならないか…)

作戦AもBもCもやって、出来ることはやり尽くすくらい徹底的に戦うからこそ、楽観の境地に立てるのかと。

 

つまり、僕はペシミストなどではなく、単に不安要素を努力や工夫で攻略せずに放置しているだけなのではないか?と思いました。

誰しもどこかの局面で悲観的になることがあるけれど、一つ一つ攻略することで「自分の力ではもうこれ以上の事はできない状態」に持って行って、そこから「なんとかなるでしょ」というセリフが出てくるのかなと。

付きまとう不安を振り払うには”考えないようにする”ことではなく、”とことん考えてそれを倒す方法を考える”こと。

それを繰り返すうちに、きっと僕もオプティミストになれるのでしょう。

 

いや…どうかなぁ…。←こういう所なんですよね。

 



グラフィックデザインを中心とした小さなデザイン事務所を経営しています。スタッフや外部のデザイナーさん・ライターさんに助けられながら、コツコツと地道に仕事をする日々が気に入っています。パッケージメーカーのデザイナーとして新卒入社→美容系のベンチャーに転職→家庭用品メーカーに転職...という流れを経て、その後独立しました。フリーランスデザイナーとして、10年以上の経験から学んだことや雑記をブログにしています。情報発信が趣味に近く、それが興じてPhotoshop関連の本を出版したり、noteを執筆したりしています。