男女別デザインディレクション

デザイナー「ケリー・エリクソン」による、男性/女性のためのデザイン手法に関してヒント例と、性別に応じた顧客の上手な獲得方法をご紹介したいと思います。

共感を生む点も多々あり、一読されることをオススメします。

 


女性向けの広告デザイン 

女性向けの広告デザイン

〜ストーリー・ディテール・デザイン性〜

1. 女性は、一番輝いていた日の自分を思い出させてくれるビジュアルを求めている。

女性は家にしろ、車にしろ、自分自身が最高だった一日を思いださせてくれるビジュアルを希望しています。彼女たちは、自分たちの生活を分かってくれている人からものを買います。決してすぐ手に入らない、未来の完成品を熱望するほど時間を持て余してはいないんです。

 

2. 女性は自分を魅了してくれるストーリーがほしい。

女性向けの場合、あなたがデザインするWEBサイトや広告にいれるストーリーを充実させる必要があります。彼女たちに関連する具体的なディテールを与えて下さい。たとえば、あなたの会社の製品やサービスが、A子さんの抱えている問題を解決した。という話を見聞きしたとき、女性は自分自身の問題と重ね合わせます。そこをうまく繋げられれば、顧客を獲得できるでしょう。

 

3. 女性は「今」と「時間の経過」に価値を感じる。

「これ、半額で買ったんだけど、もう3年も使ってるの。それが、今でもまだ何の問題もなく使えているの!」今、そして時間経過。難しい注文です。でも、今だけではなくて、時間がたっても使えるよ、という答えを出さないといけないんです。
それは単に商品の話だけではありません。
あなたが作っているウェブサイトにおいても同じことです。女性は目についた1ページ目で価値を感じなければ、それで終わりなんです。それが自分たちにとって良いものであっても、1ページ目で「今価値のあるもの」という点をクリアしていなければ、中のページには進んでくれないのです。もしそこに価値を見い出せば、全ページを読んでくれるのが女性です。

 

4. 女性はほかの人たちとシェアするのが大好き。

これは覚えておいてください。口コミというのは、別にビジネスのために話しているんではないんです。話し相手であるその友人の役に立つ事なんです。彼女たちと繋がりが持てれば、あなたについてもおしゃべりしてくれるでしょう。
口コミで広めるために彼女たちの助けが必要なら、話題にする価値があるものを目指しましょう。また、あなたのビジネスが、彼女の友人の悩みを解決できるということを、理解してもらう必要もあります。

 


男性向けの広告デザイン 男性向けの広告デザイン

〜具体性・即時性・野望〜

1. 男性はほしいと思うビジュアルを求める。

まだ住んだことのない家、金銭的には手が届かない趣味の車、 自分たちなんて絶対相手にしてくれない美人モデル。男性は未来を求めています。そして、いつか、彼女が自分にウィンクしてくれると思っています。「その気持ち、分かりますよ」と、広告で表現してください。
ではウェブサイトはどうすればよいでしょう? 男性は、興味を持っている状態なら、「結論」を探してクリックします。実生活でもオンラインでも男性が持っている冒険と探検の感覚に訴えかけて下さい。

 

2. 男性には具体的な証明を。ピュアかつシンプルに。

男性には、細かく素敵に描かれたストーリーは、ざっと流し読みされてしまいます。もしあなたが、自分のところの商品やサービスが年間100,000人の利用者がいる、と言えるなら素晴らしいです。数字を出すのは好きじゃないという方は、お客様の声を集めてください。パッケージデザインでも、広告でも、WEBサイトでも、パンフレットでもなんでもいいので、利用者が購入して良かった!と言っていることを証明してください。

 

3.男性は今必要なものを今買う。かゆい=掻いてくれる→買う

男性に売るなら、視覚的に素晴らしい利点をアピールすることです。男性がモノを購入をするときには、頭の片隅にもない将来の価値に関してはあえて悩ませたりしないことです。今必要となると、男性にとって将来は・・・そう、随分先の話になってしまうのです。

 

4. 男性は自慢したがり。

古来より、男性の会話は自分の所有物を自慢するためのものです。格別なものにしてください。なぜなら、男性というのは女性ほど簡単に人に勧めてくれないんです。
ここにヒントがあります。
女性だけでなく、男性とも、個人的にコンタクトを取るのです。男性は約束を結んだり、目立ったり、驚いたりすることが大好きです。この商品は特別なものなんだ、と感じさせると、男性の期待を上回ることができます。

 


でも、自分はすべての人に好かれる広告デザインをしたい!

うーん…なるほど。では少し時間をかけて、これをやってみてください。

「理想の顧客」を注意深く、想像してみてください。

そして、その人物に肉付けしてみてください。そうすると、結局、男女とも同等に対象としたデザインなんてするべきではないと気づくでしょう。すべての人を喜ばせようというアイディアが必ずしも一番いいとは限らないのです。

まぁでも、そうですね。
では、広告のターゲットをあえて男性か女性かを定めないとします。その場合の目をとめてもらえる工夫を考えてみましょう。

 

1. 広告ビジュアルは強く、ポジティブに、感情が繋がるようにする。

あまりにとっぴになりすぎないように。ついていけなくなる人がでてきます。男性たちは、何かにつけて気が散るんです。なので、パッケージやサイトのページが雑然としていて読み辛かったり、理解しにくかったら、あわてて移動してしまいます。ビジュアルメッセージにフォーカスしてください。

 

2. 生の声をひろって、それでストーリーを描いてみる。

製品またはサービスが必要になる状況をいくつか説明し、その他の購入者もそれに同意している、ということを証明します。写真を載せてストーリーかレビューがあればより記憶に残るかもしれません。選びぬかれた一枚の写真には、1000文字の価値があります。

 

3. みんな得したい。

ビジュアル、ボディコピー、見出しで全てを伝える気持ちでいきましょう。男性・女性、それぞれ求める利点が違うことを忘れないで下さい。
そのため、すぐ欲しいというニーズ、長期的なニーズ、両方に対してのアピールを入れるようにして下さい。コピーがニーズをカバーしているかを確認し、ストーリーの中に加えていきます。全部詰め込む必要はありません。1.の条件に反してしまいますので。

 

4. シェアしたくなる、自慢したくなるビジュアル・グラフィック

みんな自分の言葉で発信したいんです。サプライズと価値を。
グラフィックデザインの力で、期待を大きく超えてください。特に商品を売った後、喜ばせてください。

 

この記事をよんだ後、どんな考えをお持ちですか?男性用、または女性用になにかデザインする時、貴方ならデザインにどう違いをつけますか?

 


出典 : JUST™ Creative ※翻訳・編集・掲載許可をいただいています。

 

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