紺にアクセントカラーの赤が映える、21世紀型の学びを推進する教育機関のロゴデザインです。
学びの場を提供するコミュニティであることを、二つのCを鎖のように繋げ表現しています。技術の発展や世の中の国際化の中で変化を求められる教育に対して、先進的なアプローチを行っている施設ですが、ロゴマークは未来的・先進的な印象というよりは、落ちついた印象に仕上げています。また、Iの文字はペンを模しており、学ぶことの原点を表現しています。
ロゴ作成例に関する考察
新しい時代に合わせた教育を提供する教育サービスのロゴ制作例
デザインは企業のイメージを視覚的に表現するための有効な手段です。ロゴマークの作成は単にデザインが優れているかどうかではなく、対象となる企業やイベントに対する深い理解が必要です。ロゴは企業の個別なイメージを表現するために個別的で独創的なデザインも必要ですが、誰からも識別できる、普遍的なデザインであることも大切です。ひと目でその企業をイメージすることができる簡明さが求められます。
教育の分野においては、教育サービスの発達はめざましく、新たな可能性を感じさせます。21世紀は教育も多様化し、個人単位のオーダーメードな教育が求められています。社会のグローバル化に対応できる人材の開発、語学やコミュニケーション力を持った人材の育成が求められています。教育サービスの分野におけるロゴデザインは、教育の未来に対する可能性を表現したものが好ましいでしょう。ロゴマークは様々な使われ方をします。宣伝媒体として、パンフレットなどの印刷物として、名刺や封筒のシンボルマークとして多様に使われます。ロゴマークの制作は、対象となる企業やイベントを理解することから始まります。その企業の社会的ミッションは何なのか、イベントの内容は何なのかを理解することなしにデザインは出来ません。
ただ見た目の良いものを作るのではなく、企業ロゴは理念をイメージ化することが重要
企業のロゴでは、その企業が目指すべき目標と理念が明確にされていなければ、企業イメージを図柄にするのは難しいでしょう。企業が目指すべき目標と理念、教育に対する考え方が明確にされて始めて、デザインが可能です。教育サービスのロゴデザインは、そのサービスを実際に体験してみることが必要な場合もあります。競合他社のデザインとも比較し、差別化を図らなければなりません。ロゴマークで大切なのは、わかりやすさと視認性です。だれにでも判別でき、遠くから見てそれだとわかるデザインが好ましいでしょう。
制作ロゴデザインに対する感想
VOICE ※第三者による感想です
保守的な中に、今風のデザイン要素も感じるロゴマークですね。
教育機関のロゴデザインということで、派手さというのは全く必要ありません。誠実さとまじめさを出すように作成するのがベストなのですが、シンプルながらとても分かりやすくて、少々硬いイメージがあると言えるでしょう。教育機関ロゴなので、硬い感じの方が信頼を得られると思います。文字の色は青が大半になっているのですが、青というのは寒色系の色と言われています。しかも真面目な感じを出すことができる色でもあるので、色の選択もよいでしょう。
全て青にしてしまうと、あまりにもシンプルすぎてしまい、宣伝効果が失われてしまうでしょうが、カタカナ表記の部分を灰色にすることや、上部のラインを黄色にすること、真ん中の三角の部分を赤にすることで、ワンポイント的な目立たせ方ができます。最近は英語のみの表記が多くなっているのですが、やはり日本国内で掲げるロゴデザインなので、カタカナなどの日本語表記があるのはとてもよいでしょう。日本語の大切さを伝えるのも勉強の1つです。
※【セミオーダープラン】でご依頼のロゴは、お客様から提供いただいたオリジナルの原案(図案・アイデア)に基づいてロゴ作成を行っています。