幸福を象徴するフクロウをモチーフにした老人ホームのロゴデザインです。
フクロウは「不苦労」や「福来朗」などの当て字を持ち、東洋西洋ともに縁起の良い鳥とされています。また、「福老」と字をあてることもあり、幸福な年を重ねるという意味もあるそうです。映画や書籍の中では、森の賢者というイメージもあり「知恵」の象徴としてもよく知られています。
賢者としてのフクロウをロゴマークに
そのようなフクロウをイメージキャラクターに設定しデザインしたのが、こちらの老人ホームのロゴマーク。大きく目を見開いたフクロウの顔をシンボルマークにし、その下にフクロウの英語表記である「OWL」をロゴタイプとしてデザインしました。
絵画的でやさしい雰囲気のフォントデザイン
カーブに丸みを持たせた英字にすることで、やさしい絵画的な雰囲気を醸し出し、フクロウの顔の直下に「W」の文字をおくことで、フクロウの羽のようにも見せています。
制作ロゴデザインに対する感想
VOICE ※第三者による感想です
動物キャラでもターゲットに合わせて洗練されたスタイルに。
オシャレなカフェ感覚の老人ホームロゴ
特別養護老人ホームのロゴと聞くと、大きな日本語のロゴタイプや穏やかで優しい色合いのロゴマークを思い浮かべてしまいます。優しくて安心感があるデザインを、街中や広告で見かけることは多いでしょう。ですが、こちらのロゴは全体的にスタイリッシュであり、オシャレなカフェのように感じました。
縁起の良いフクロウの取り入れ
都会的なロゴに、特別養護老人ホームを思い浮かべる方は少ないと思います。大きく目立つモチーフは、縁起の良いフクロウに。フクロウは「森の賢者」とも呼ばれ、絵本や小説では知的な年配のキャラとして登場することも多いでしょう。
フクロウの知性と愛らしさのハーモニー
フクロウと老人ホームは一見関連性がなさそうに思いつつも、従来のフクロウが持つイメージが相まって、自然となじむようにも感じました。大きく見開いた眼に小さなくちばしを描いて愛らしい顔を表現しながらも、頭部の模様は凛々しい眉のようにも見え、フクロウのインテリジェンスなイメージを強めています。
洗練されたデザインのポイント
「W」を羽根に見立てることで、輪郭を省略してもフクロウらしさが伝わってきました。動物キャラを使用しながらもターゲットに合わせた描き方をして、他にはない洗練されたスタイルのロゴに仕上がっているかと思います。
※【セミオーダープラン】でご依頼のロゴは、お客様から提供いただいたオリジナルの原案(図案・アイデア)に基づいてロゴ作成を行っています。