カラフルなペイティングを施したようなダンスイベントのフライヤー作成例。

VOICE ※第三者による感想です

絵の具を塗りたくったような背景が、強烈なインパクトを与える素敵なチラシです。

アーティスティックの背景

このチラシが掲載されていたら、思わず足をとめて情報を確認したくなると思います。無秩序なように見えて考え抜かれたペイティングが、チラシ全体に深みを与えている点も興味深いです。カラフルなペイティングは、行き過ぎると下品になってしまうという欠点がありますが、こちらのチラシではむしろ芸術的な仕上がりで目を奪われます。

タイトルの役割〜効果的な情報区分

「RIP」という印象的なタイトルデザインが上手く画面を切り替える効果も果たしており、上と下で情報を分けているところも見る者に親切なデザインだと思います。

情報の配置〜デザイン的バランス

文字量も多く、掲載されている写真の量も多いですが、背景の迫力もあってくどくなく自然と目で情報を追うことが可能です。文字情報はモノクロで統一されていることも読みやすいというメリットがあります。 見ているだけで当日の盛り上がりに期待を膨らませることができるチラシデザインです。このダンスイベントに行ってみたくなります。

VOICE ※第三者による感想です

カラー(個性)のぶつかり合いを想像させるデザインですね。

カオスでカラフルな印象

パッと見た感じでは、まるで様々な色のペンキを壁に乱雑にかけてみたような印象を受けますが、それこそがデザイナーさんの狙いだったのだろうと思います。

ダンサーたちの情熱と演出

イベント概要を見てみれば、何人ものダンサーによるパフォーマンスに加え、照明・映像・音響による多彩な演出がウリのイベントとなっているようです。つまり、そのイベントを作り上げる人それぞれのカラーや情熱を合わせた結果として成り立つものに他ならないのであり、そのようなコンセプトを伝えるために、このようなデザインとなっているのだと感じられました。

イベントタイトルの鮮やかな存在感

そして、それらの乱雑さに統一感を与えているのが、ＲＩＰという鮮やかな黄色で描かれた３文字です。きっと、このチラシデザインを目にした人の視線が止まるのは、そのアルファベットのあたりなのではないでしょうか。

限られたスペースの最大活用

そこで一旦落ち着いた視線は、すぐ上にある人の顔を眺めることで、それまで感じていた乱雑さをすっかりと忘れてしまいますが、この時点で強い興味付けに成功しているため、その後にチラシ下部にて告知されている情報を多くの人々が確認することでしょう。伝えたい情報が大量にあるなかで、それらを限られたスペースに凝縮して一枚のチラシとしているため、クライアントにとっては理想的な仕上がりとなっているのではないかと思います。

VOICE ※第三者による感想です

圧巻の迫力満点のダンスパフォーマンスをチラシのペイントで表した、躍動感あるデザイン。

生命感溢れるペイント〜不思議な調和の中の統一感

絵の具で塗ったような洗練されていないペイントだからこそ勢いを感じると思いませんか？ 色の配色もイエロー・レッド・ピンク・グリーンなど一見合わないような濃い配色の組み合わせなのに、レッドやピンクを多めにして統一感を出しイエローやグリーンは差し色のような印象に見せています。

文字の魅力「RIP」の存在感

「RIP」の文字もこの絵具の印象を崩すことのない文字体になっていて、なんだかとても興味を注がれます。後ろには写真テイストのイラストのダンサーが隠れていたり、伝えたい文字を黒や白にすることでメリハリのあるチラシになっていますよね。

出演者のアピール・ダンス発表会の迫力を伝える

チラシデザインの半分を文字で占めているにも関わらず重くなりすぎずPOPな印象を作れるのはこの配色があってこそだといえます。 チラシの下部に出演者の写真を載せることによって「こんなにたくさんダンサーが出演するすごいダンス発表会なんだ！」という気持ちにしてくれます。ダンスの楽しさや音に合わせてさまざまな表情を見せてくれる魅力をチラシ1枚で伝えてくれますね。 なかなか見かけることのない斬新なデザインだからこその魅力があります。