真面目さと親しみやすさをバランスよく盛り込みました。
信頼や落ち着き、知性をアピールしやすい落ち着いたブルーを基調にして、ホワイトを組み合わせ清潔感や真面目さをよく伝えられる色使いを心がけました。
上昇感のあるデザイン
就職支援セミナーというタイトルは夏の海のような清々しいグラデーションをつけて、明るい印象にしています。のぼり全体の色も、下半分が濃いブルー、上半分（3分の2）が白と上昇感が感じられるような色分けにしてみました。斜めに色を分けることで、風にはためいた時に見栄えが良く、デザイン映えするようになっています。
アピールポイントの強調と明瞭化
入場無料というアピールポイントはフレームで装飾した上で女性の写真と組み合わせ、目立つように。下部にはブルーの背景に白い帯を入れて社名をあしらっています。
印象強化のための赤色の活用
同系色のみだと印象がやや薄くなってしまうので、ポイントとして「2024」を赤色にしました。やや細身の流れるような線のフォントを用いて赤色が主張し過ぎないようにおさえています。
斜めの色分けで目を引く魅力と効果的な情報伝達が可能に
のぼりは、店舗やイベントのプロモーションのための立体的な広告ツールとして、日常の中でも目にする機会が多い広告です。のぼりが持つ独特の縦長の形状は、デザインの選択肢や工夫を必要とします。作例では、のぼりデザインの中で「斜めに色分けをする」方法が使用されていますが、それにはどのような効果や意義があるのでしょうか。
動的な印象を与える
斜めのラインや色分けは、静的な直線や垂直のラインよりも動的で活発な印象を与えることができます。その結果、視覚的にものぼりが目を引き、通行人の注意を引く可能性を高めることに繋がります。
情報の階層性を表現
斜めの色分けは、情報の階層性や重要度を明確に示すことができるデザイン手法の一つです。たとえば、斜めに分けられた2つの部分に、異なる情報やキャッチコピーを配置することで、どちらの情報にも均等な重要性を持たせつつ、視覚的な区別をつけることができます。
デザインのバリエーションを増やす
斜めの色分けは、のぼりデザインのバリエーションを増やすための魅力的な選択肢となります。これにより、似たようなデザインの競合他社やイベントとの差別化を図ることができ、独自のブランドイメージを構築するのに役立ちます。
色の組み合わせで情緒を表現
斜めの色分けを利用することで、2つ以上の色を効果的に組み合わせることができます。この色の組み合わせは、店舗やイベントの雰囲気や情緒を伝える上で非常に重要です。たとえば、温かみのある色と冷たい色を組み合わせることで、異なる感情や印象を通行人に伝えることができます。
しかし、斜めの色分けを効果的に利用するためには、色の選択や斜めの角度、情報の配置など、多くの要素に注意を払う必要があります。過度なデザインは情報の伝達を妨げる恐れもあるため、シンプルさとインパクトのバランスを保つことが大切です。
制作のぼりデザインに対する感想
VOICE ※第三者による感想です
ブルーのグラデーションが前向きな気持ちになれるデザイン
海のようなグラデーションにポジティブな気持ち
白地に青い海を思わせるグラデーションという組み合わせは、見るだけでリフレッシュ感がありそうです。ビジネスでは青色や紺色が信頼感や知性をアピールするのに効果的ということですが、こちらのデザインでは水色が入ることで、フレッシュな気持ちや前向きなやる気というものも含まれるような印象です。全体はブルー系と白色でほぼ統一されているので、落ち着いたトーンでもありますし、ビジネスらしいキチンと感も出ています。青一色だと少し冷たい感じを受けるかもしれませんが、2024の文字が赤いので良いポイントになっていると思います。
余白を大きく取ることでゆとりあるデザインに
全体は、余白が広く取られているデザインで、混雑している会場でも遠くからの視認性が担保できそうです。就職支援セミナーは、さまざまな会場で開催する想定でのぼりのデザインを依頼したいところですが、こちらは屋内・屋外を問わず見やすいカラーリングで、大きな会場で見劣りせず、こじんまりした会場で使っても悪目立ちすぎないスッキリしたレイアウトが魅力的です。
ナビゲーションに彩りを加えるのぼりデザイン
魅力的なデザインとともに、親しみやすさを醸し出す配色により、印象的なのぼりに仕上がっています。信頼感を伝えるブルーを基調に、清潔感のあるホワイトが取り入れられています。就職支援セミナーへの期待感を膨らませる、爽やかなグラデーションが施されたタイトルは、見る者の心に明るい希望を描き出します。
・配色のハーモニー
ブルーの深みと白の純粋さが組み合わさることで、デザイン的なハーモニーが生まれています。また、注目すべきポイントを引き立てるフレーム装飾は、引き締め効果をもたらします。さらに、ブルーの背景に映える白い帯が社名を鮮やかに飾り、全体のバランスを取っています。
・赤の力強さをほどよく引き立てるフォント
のぼり全体の配色に変化を加えるために、”2024″ の文字には力強い赤色が使用されています。しかし、その主張が強すぎないように、線の流れるようなフォントが採用されています。これにより、のぼり全体の穏やかさと赤色の活気が絶妙なバランスで組み合わさっています。青一色だけでは少々冷たさが伴いますが、赤色の2024という文字がその冷たさを緩和し、温かさを与えています。
・適度なデザインの余白
余白が広く取られていることで、のぼりが遠くからでも視認しやすいデザインになっています。これにより、混雑した会場でもその存在が際立ち、屋内外を問わずに活用できそうです。スッキリしたレイアウトは、大きな会場だけでなく、小規模な会場でも適切に存在感を放つことができるのではないでしょうか。
※掲載している旗・幕・のぼりデザインのモックアップはイメージです。実際のサイズ・仕上がりとは異なる場合がございます。
