異業種の二つの事業を併記したシンプルモダンな名刺デザインです。
ベースは白、アクセントカラーに赤を使ったシンプルモダンな名刺デザインです。表面は、白地に会社名・役職と氏名を横使いにレイアウトし、下段三分の一に赤で帯を敷き、住所と電話番号を白抜きで記載しました。
品のあるデザインの工夫
読みやすくシンプルなデザインながら、書体は品のある明朝体を選び、帯の赤色を色の深みに変化をつけたグラデーションを使うことで、デザイン的なメリハリとシックな大人の雰囲気を表現しました。
異業種統一の裏面デザイン
裏面は、左側がカーショップ、右側が飲食店という異業種の二つの店舗を並べ、事業の内容や所在地を記載しています。どちらの店舗も表面同様の色使いで統一感を持たせ、「フランス」をキーワードにつながる二つの事業をバランスよく見せています。
制作名刺デザインに対する感想
VOICE ※第三者による感想です
異業種を「赤」でつなぐ名刺デザイン
真紅で統一することで異業種というアンバランスがしっくりおさまる
カーショップと飲食店という、異なる事業内容が深みのある赤色で統一されています。同じ色でデザインすることで、性質の異なる事業のアンバランスさに個性が生まれ興味が湧いてきます。下の段三分の一を同じ構成にすることで、ロゴマークの違いや業種の違いが際立ち、ひとつのストーリーへと集約されていくような印象を受けます。
複業や兼業が当たり前になる時代、名刺も多様化?
大企業が兼業を正式に許可したり、異なる業界同士が手を組んで売上を伸ばすコラボを展開したりと、クロスオーバーが珍しくない今日この頃。まったく畑違いの企業同士がケミストリーを起こし、大きなムーブメントになる事例も少なくありません。すでに、終身雇用の時代は過ぎ去って、役職を変えながら一社の名刺を使い続けるという人は、少なくなっています。そこからさらに変化が起これば、このように異業種同士をミックスさせた名刺を多くの人がもつような世の中になるのかもしれませんね。
異業種の融合美〜赤が繋ぐカーショップと飲食店の名刺デザイン
・上品さを持たせる明朝体の選択
フランス車専門店と飲食事業を融合させた名刺デザインは、赤をアクセントカラーに使用し、異業種のバランスを見事に調和させていますね。
・上品な印象のグラデーション
表面は白地に明朝体を用い、赤の帯でアクセントをつけることで、シンプルかつ上品な雰囲気を醸し出しています。赤色のグラデーションが、洗練された大人の印象を強調します。
・二つの事業、一つのキーワード
裏面では、カーショップと飲食店の両事業を表現し、フランスをキーワードに繋げています。同じ赤を用いることで、統一感が生まれ、異業種同士のアンバランスが個性的に見えます。この名刺デザインは、異業種の融合を表現し、赤が繋ぐカーショップと飲食店の調和を実現していますね。
※掲載しているカード・名刺のデザインサンプル・モックアップはイメージです。実際のサイズ・仕上がりとは異なる場合がございます。