


皿絵付け(ポーセラーツ)教室の可愛くも上品さのある、三つ折りパンフレットデザインです。
淡いピンクと紫色を組み合わせたデザインにすることで、可愛くなりすぎず、作品の写真とマッチしたパンフレットに仕上っています。作品の写真自体に淡めの色合いのものが多いため、濃い色の使用は避けています。
デザイナーの振り返り
■ 取得したい技術や、目指したい目標によって、三つのコースに分かれています。まさに三つ折りパンフレットに相応しい内容と言えます。折り目ごとにセクションを分けることで、罫線などを入れなくても感覚的に理解することができます。
■ 背面にストライプ柄を入れることで、よりデザインを印象的に可愛くすることができますが、反面文字が読みにくくなるというリスクもありますので、文字に白ふちをつける等の対策を加えています。
■ そもそもポーセラーツを知らないという方もいらっしゃると思います。パンフレットの背面には、その説明をしっかりと明記し、興味を持つきっかけが作られています。


お皿の絵付け教室を宣伝する三つ折りパンフレット制作例
ポーセラーツというお皿の絵付け教室のパンフレットデザインの作成例です。全体的に上品にデザインされており特に女性の方に自然に手にとってもらえやすい女性らしさを感じさせるものに仕上げています。このような趣味の教室のパンフレットは、見た人がまず出来上がった作品が素晴らしいと感じることが大切です。それによって自分もそのような作品を作ってみたいと思ってもらえるようにするということにつなげていかなければなりません。
一番表にある写真に配置されているポーセラーツの作品はシンプルな中にもおしゃれ感があり上品さも感じさせるものです。これはパンフレットの背景に縦のラインを薄く入れることで作品の縦縞と喧嘩しないようになっているため、より上品さや自然さが強調されているからでしょう。この縦縞のデザインから入って中のポーセラーツについての説明の文章を読み進めたり上位のコースを見ていくにつれ、背景の縦のラインはそのままに数々のデザインの作品の写真が出てきます。はじめからの統一感を保ちつつ色々なバリエーションがコース別にも作品別にもあることを自然と感じさせるデザインになっているといえるでしょう。
パンフレットの構造をデザインに利用する
内側のデザインは三つ折りパンフレットの特長を活かして3つのコースの説明を掲載しています。折った各ページのごとにコースを紹介するという方法で、ここでも統一されているデザインの縦のラインが活きています。このラインとコース別の写真をひとまとまりとして3つ掲載することで余計な分割線を入れずにわかりやすい表現方法を可能にしているのです。最上部のインストラクターコースには見るからに素晴らしい作品例が掲載されていてまずこんなものが自分でできたら素晴らしいと感じる方が多いでしょう。その下にはフリースタイルコースが紹介され自由に作ってもよいこともあるのだと安心します。そして少しかじってみたい方には一番下のアニバーサリーコースで気軽に試せることを伝えています。
このパンフレットを見た方は上品な印象を保ちながらガイダンスに従って丁寧に順を追って説明されているかのような効果を受けるのではないでしょうか。全体に薄い色を使用することで上品さを印象づけるパンフレットに制作されており、縦の薄いピンクのラインを全体的に入れることによってその効果をより高めています。またそのデザインと文字情報が混乱しないように文字に白いふちをつけるといった工夫もされており、細部にいたるまで考えられたパンフレットデザインの例と言えます。
制作パンフレットデザインに対する感想
VOICE ※第三者による感想です
アート活動の良さが伝わる、創作意欲をくすぐるパンフレットデザインですね。
何かを作る、あるいは再構築するという作業は、すごく楽しいものですよね。それに熱中しているあいだは、常日頃かんじているストレスも吹き飛んでしまいます。このポーセラーツのパンフレットからは、そのような芸術的な活動の楽しさや美しさが伝わってきます。よくできたデザインだと思いますね。一枚目の画像には、大きく写真が貼り出され、そこには数々の食器が並んでいます。なんだか貴族の朝食といったシチュエーションを思わせる、気品あふれる風景ですが、ここにある食器はおそらくポーセラーツで彩った品々なのでしょう。これを見ていると、自分でこれほど美しい食器を作り出せるのかと、わくわくしてしまいます。創作の好きなクリエイティブな人は、興味を抱かないわけにはいきません。
その下に目をむけると、ポーセラーツのことが簡潔且つわかりやすくまとめられており、この習い事にいくつもの教室の存在することがわかるようになっています。要領よく情報を伝達している点もすばらしいですが、最後に「世界でたった一つ」というフレーズを入れたのも良い発想。パンフレットを見た人はきっと創作意欲を掻き立てられることでしょう。画像の二枚目を見てみると、こちらにはコースごとにどのようなものが作れるのか、どのような流れで教えてくれるのかといった情報が記載されており、写真もたくさんあって好印象。私もやってみたいなと思えるようなデザインになっていると思います。
VOICE ※第三者による感想です
丁寧な説明と可愛く素敵なデザインが同居していますね。
最近は習い事をする人が多くなっているので、いろいろな教室が存在するようになりました。そんな中には皿の絵付けを教えている教室も存在しており、このようにパンフレットデザインなどで紹介をすることや、生徒の募集を行うこともよくあります。食器というのはどのような絵を書くのかによって、印象が大きく変わってしまうと言っても過言ではありません。全く同じ形をした皿であっても、どのような絵を書くのかによって、良くも悪くもなってしまうのです。
皿の絵付けというのは難しいというイメージを持っている人もいるでしょうが、ちょっとしたコツを掴めれば飛躍的に上達するそうです。そのコツを教えるために、このような教室が存在しているのでしょう。パンフレットの見た目はとても美しくなっているため、女性は特に興味を持ちやすいと言えるでしょう。コースの内容もきちんと明記されていますし、自分のレベルに合わせてコースを選択することもできるので、初心者でも習いやすいイメージを持つ人も多いでしょう。
ポーセラーツ教室パンフレットに見る「上品さ」と「構造」の巧みな活用
淡いピンクと紫の配色が伝える繊細な世界観
淡いピンクと紫色を組み合わせた配色は、ポーセラーツの作品が持つ繊細で上品な世界観をパンフレット全体で表現しています。作品写真自体が淡い色合いのものが多いため、背景に濃い色を使用すると作品が背景に負けてしまいます。パンフレットのカラーパレットを作品の色調に合わせることで、写真とデザインが調和し、統一感のある紙面が実現しています。
可愛さと上品さのバランスは、趣味系の教室パンフレットにおいて重要な判断ポイントです。可愛すぎると趣味としての深みが伝わらず軽い印象になり、上品すぎると敷居が高く感じられて「私には無理かも」と思わせてしまいます。この作例では両者の中間点を正確に捉え、「興味があれば誰でも楽しめる上質な趣味」という位置づけを紙面で表現しています。
背面に敷かれたストライプ柄は、デザイン性を高めつつも文字の可読性を妨げないよう配慮されています。文字に白ふちをつけることで、柄の上でもテキストが明瞭に読める工夫がなされている点は、装飾と実用性を両立させる細やかなプロフェッショナルワークです。
三つ折り構造と3つのコースの一致が生む直感性
三つ折りパンフレットの折り目ごとに3つのコース(インストラクター・フリースタイル・アニバーサリー)を分けて紹介するレイアウトは、パンフレットの物理的な構造とコンテンツの構造を完全に一致させた設計です。
折り目が自然なセクション境界として機能するため、罫線や区切りデザインを追加する必要がなく、紙面がすっきりと保たれています。読み手は折を開くごとに新しいコースの情報が現れ、まるで教室の見学をステップごとに進めているような体験を得られます。3つのコースが「上級→中級→入門」の順に配置されている場合、最初に目にするのが最も完成度の高い作品例であり、「ここまでできるようになるんだ」という目標が最初に提示される構成です。
作品写真が「自分も作りたい」という参加意欲を喚起する
表紙に配置されたポーセラーツ作品の写真は、見た人が「自分もこんな作品を作ってみたい」と感じるための最初の導入です。趣味の教室のパンフレットにおいて最も重要なのは、完成品の魅力で参加意欲を引き出すことです。作品がシンプルながらもおしゃれで上品であれば、「私にもできそう」「こんなものが作れたら素敵」という二つの感情が同時に生まれます。
ポーセラーツを知らない人にとっては「そもそもポーセラーツとは何か」という基本情報も必要ですが、説明よりも先に美しい作品を見せることで、まず感情を動かし、その後に理性的な説明を読む姿勢を作るという順序設計が効果的です。
「ポーセラーツとは」の説明がもたらす認知の拡大
パンフレットの背面にポーセラーツの基本的な説明を明記していることは、まだ認知度が高くないこの趣味の裾野を広げる効果があります。知っている人は中面のコース情報へ直行し、知らない人は背面の説明から入るという、異なる読者レベルに対応した設計です。
三つ折りの「3面」と「3コース」が構造的に一致する — 情報の器と中身の幸福な一致
三つ折りパンフレットの3つの面に、ポーセラーツ教室の3つのコース(インストラクター・フリースタイル・アニバーサリー)をそれぞれ割り当てた構成は、媒体の物理構造と情報構造が完全に一致しています。読み手は面をめくるたびに新しいコースと出会い、「次の面には何があるだろう」というページめくりの楽しさが自然に生まれます。
パンフレットの「構造」をデザイン要素として活用する発想は、紙媒体ならではの強みを最大化する手法です。
淡いピンクと紫の配色が「上品さ」と「手づくりの温かさ」を両立する
ポーセラーツは食器に絵を転写するアート活動であり、完成品の上品さと手づくりの温かさの両方が魅力です。淡いピンクと紫は高級感を損なわない範囲で「やさしさ」を伝える絶妙な色選びであり、ターゲット層(おしゃれに関心の高い女性)の感性に響きます。
「ポーセラーツとは何か」の説明が認知拡大の入口になる
パンフレットに「ポーセラーツとは」という基本説明を含めていることは、既に知っている人向けではなく「初めて聞く人」を獲得するための設計です。ニッチな趣味教室のパンフレットは、まず「何をするところか」を伝えなければコースの魅力を説明しても響きません。認知→理解→興味→行動という順序を守った情報設計です。
※掲載のパンフレット・冊子は実際の内容や最新情報と異なる場合がございます。
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