これから会社案内パンフレットを新規で作成したい場合や作り直しをしたい場合にどのような点に気を付け、どんな内容を掲載していけば良いのでしょうか。しっかりと確認していきましょう。
会社案内の目的とターゲットを明確にする
ひと口に会社案内パンフレットといっても、どのような目的で作成するかによって、掲載すべき内容や書き方、デザインなどに違いが生まれます。
まずは、作成する目的、誰に向けたものなのかターゲットを明確にしましょう。主な目的・ターゲットとして、以下が挙げられます。
第一に取引先拡大などを目的に、企業向けにBtoBで事業内容などを紹介し、取り引きするにあたって信頼を得られるようにするためのパンフレットです。
第二は資金調達を目的に、投資家向けにBtoCで事業内容や財務状況、過去の実績や株主優待制度などを紹介し、株式投資をしてもらうためのパンフレットです。
そして、第三として採用向けの会社案内パンフレットもよく作成されています。
近年はWebサイトで情報を伝える会社も増えていますが、じっくりと考えるためには、どこでも手にして読める冊子の状態や冊子をデジタルデータで提供するのがおすすめです。
会社説明会や就活セミナーなどでも配布することが可能です。
新卒採用向けを基本に、中途採用向けを作成するケースもあります。
会社案内に掲載しておきたいこと
会社案内パンフレットに掲載しておきたいこととして、どの目的でも共通する事項があります。
主な内容は以下の通りです。
トップメッセージまたは代表者挨拶、企業理念、会社の沿革や歴史、事業内容、自社の製品やサービスの紹介、今後の方針や社会との向き合い方などです。トップメッセージから自社の製品やサービスの紹介までは、会社の基本的なプロフィールと言える事項になります。
最後の今後の方針や社会との向き合い方は、近年求められている企業の社会的責任を示すような内容を掲載することで、全体のまとまりや体裁が良くなります。地球温暖化防止や環境資源保護への取り組み、SDGSやダイバーシティへの取り組みなどが代表的です。
目的やターゲットに応じた書き方やデザインを意識する
目的やターゲットを問わず、掲載しておきたい共通事項を挙げましたが、すっかり同じ内容でいいわけではありません。目的やターゲットに合わせて、書き方や内容、デザインを変えることが大切です。
たとえば、トップメッセージですが、BtoBなのか、投資家向けなのか、人材採用向けかで内容も書き方も変わってきます。それぞれのターゲットに届くメッセージでなくてはなりません。
また、デザインも意識することが必要です。
BtoBなら信頼性の高さや仕事ができる感じのイメージ、投資家向けなら投資したくなるようなイメージ、採用向けなら入社したい・この会社で働きたいと思うようなイメージです。年代なども違いが生まれ、特に新卒採用は若者向けを意識したデザインや雰囲気にすることが求められます。
まとめ
会社案内パンフレットを作成する際は、目的とターゲット別に書くべき内容やデザインを意識しましょう。主な分け方として取引先拡大のためのBtoB、資金調達目的の投資家向け、人材採用のための新卒向けなどが挙げられます。
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