紙の裏表を使って広がりを感じるイラストをレイアウトしました。
信頼感を感じさせる青色をメインカラーに、緑色、余白の白色を効果的に組み合わせて、すっきりとスタイリッシュな雰囲気にまとめました。
街並みの広がり、社会インフラの重要性
表と裏をつなげた広い面に街並みを描いたイラストをレイアウトして、ダイナミックさをプラスしています。街並みはエッジの効いたビルを多く配置して、社会におけるインフラ設備の重要性をアピールしています。
読みやすさとインパクトの両立 – 中面のデザイン工夫
中面は、濃い色を背景色として採用し、白抜きの文字と写真を組み合わせて、こちらも大胆にインパクトを演出。白抜きのフレームや黄色の矢印など、読みやすさを工夫しながらもちょっとだけひねりの効いたデザインを心がけ、仕上げました。
写真とイラストが調和するバランスの取れたコンテンツ配置
企業用パンフレットは、説明文だけで構成すると堅過ぎるイメージになってしまうので、写真のほかにイラストやアプリの画面例などをバランスよくレイアウトしています。3色を背景の色として使用することで、平面のパンフレットに若干の立体感を加えています。
都市とサービスを結ぶデザインのポイント
今回の企業活動を伝えるイベント配布用パンフレットのデザインは、インフラサービスと都市の関係を分かりやすく捉えることに重点を置きました。このパンフレットでは、インフラサービスのアイコンと街並みのイラストを組み合わせることで、サービスの概要を直感的に理解してもらえるようなデザイン構成にしました。
濃淡の効果 – 立体感と焦点
今回のパンフレットデザインの中で、効果的な手法として採用したのは、イラストに濃淡をつけて立体的な印象をもたらすことです。濃淡を用いることで、特定の要素に焦点を当て、それらを強調することが可能になります。
情報伝達のためのデザイン
たとえば、インフラサービスの重要性を示すアイコンやキーとなる都市のイラストは、他の要素よりも際立つようにデザインされています。さらに、濃淡を使ったイラストやアイコンは、読者の目を自然と重要な情報へと導きます。
インフラサービスと都市イメージをデザインで統合
これにより、読者はパンフレットの内容を理解しやすくなり、企業の提供するサービスの価値をより把握することができるでしょう。このデザインの目的は、企業の提供するインフラサービスと都市との関係を分かりやすく表現することで、イベント参加者に対して直接的かつ効果的にメッセージを伝えることです。イラストとアイコンを活用することで、複雑なインフラサービスの内容をわかりやすくし、企業の活動が都市生活に与える影響について表現しました。
制作パンフレットデザインに対する感想
VOICE ※第三者による感想です
色の組み合わせに大胆さを感じられるパンフレットデザインですね。
王道でありながら背景色に使うと違った印象に
ブルーとグリーンの組み合わせは、企業系のパンフレットによく用いられる色ですが、背景色として見ると趣きが違うことに気づきました。中面は、薄いブルーと濃いブルー、グリーンの3色が背景色として用いられていて、街並みのシルエットやピクトグラムが薄くレイアウトされています。奥行きが感じられる上に、白地に説明文を並べるだけのパンフよりも企業の熱意が感じられる気がしました。差し色として黄色が使われていますが、黄色は危険を知らせる色でもあり、目に入るだけでパッと注意がそちらに向く色なので、インパクトがあって良いと思います。
表紙を広く使うアイデアが秀逸
インフラ整備の重要性を伝える上で、「インフラが人々の住む街を守る」というメッセージは重要です。こちらのデザインでは、ビルの立ち並ぶ大きな街で、老若男女が暮らしを営んでいる様子が表紙全体を使って描かれて、そのメッセージをシンプルに伝えているように感じました。トラックやセキュリティマーク、歯車、半導体など、インフラに関わるアイコンが散りばめられているのも良いアイデアだと思います。
※掲載しているパンフレットのデザインサンプル・モックアップはイメージです。実際のサイズ・仕上がりとは異なる場合がございます。