キャラクター性のあるポップで楽しいロゴデザイン作例

企業やブランドの顔として活躍するロゴマーク。商品パッケージや商品自体にもプリントされ、さまざまなデザインで見る人にメッセージやイメージを届けます。そこには、デザイナーの工夫やアイデアがたくさん詰まっています。

今回は、そんな工夫やアイデアが際立つ擬人化、キャラクター化されたポップで楽しいデザインのロゴを一緒に見ていきましょう。(※紹介するロゴデザインは当サイトの制作事例ではありません)

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色とフォルムで子供の好奇心を表現するロゴデザイン作例

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上海のデザインスタジオONNFF™ ART&DESIGNによる、子供服のアパレルブランドAICOKENのロゴデザイン。ブランドの頭文字であるAのフォルムを活かして目と口をデザインし、表情豊かに擬人化することで子供達の感性にダイレクトにアプローチしています。

「好奇心旺盛」をブランドデザインのコンセプトとして掲げているそうですが、キョロキョロとよく動きそうな目が、そのコンセプトを実にわかりやすくイメージさせてくれます。

警戒色として人の目を引くオレンジ色は、明るく活発な印象を与える色でもあります。

そのオレンジ色により、好奇心旺盛で、目を離すとどこかへ遊びに行ってしまいそうなキャラクター性も表現されている、とても楽しいロゴデザインでしょう。

ポップなイラストとフォントでブランドイメージを伝えるロゴデザイン

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ポルトガルで50年以上の歴史と広いシェアを持つ、接着剤のロゴをリブランドした新たなロゴデザイン。クラシカルなタッチで描かれた、レトロな印象を与えるキツツキのイラストを、ポップで明るいイメージの新たなイラストに置き換えています。

キツツキのクチバシで壊された箱を接着剤で修復するというイメージが、このロゴデザインには託されているそうです。

新たなイラストでは、キツツキのクチバシを強調し、さらに目を動物らしい無垢な描写にすることで、ブランドが託すイメージをより明確化しています。

長い歴史により培われた、伝統を持つ商品のクラシカルなロゴを、メッセージはそのままにポップでわかりやすいイメージに置き換える、とても大胆なロゴデザインです。

イメージと社名を同時に伝える合理的なロゴデザイン作例

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メキシコのシーフードを専門とする企業、Pez y Marのロゴデザイン。ブランドアイデティティを再設計する、リブランドのための新たなデザインとなっています。

過去のデザインでもコック帽を頭に乗せた魚のイラストが使われていますが、描写をよりシンプルでポップなデザインへ変更し、可愛らしい印象を持たせています。

そして、魚の造形をアルファベットのeにする事で、社名とロゴマークを常に同時に使用できるようにリブランドしています。

社名とロゴマークという二つの情報を同時に伝え、可愛らしくポップな印象で、会社にポジティブなイメージも持たせる、とても合理的なロゴデザインに仕上がっているでしょう。

キャラクター性のあるデザインで、ポップで楽しく、ポジティブなイメージを演出してくれる、海外の企業やブランドのロゴをご紹介いたしました。

文字をキャラクターにしたり、キャラクターを文字にしたりと、デザイナーの楽しい工夫が詰まったロゴデザインの数々。

今日も世界中でたくさんのロゴが生み出され、愛されながら活躍していることでしょう。