経営理念をシンプルにデザインした社内啓蒙用ポスターです。
会社のシンボルマークのカラーに合わせて、爽やかなブルーで装飾をデザインした経営理念のポスター。四つ角に配置したのは、植物をモチーフにした伝統的なモチーフ。クラシカルで品のある装飾は、企業にとって基本となる考え方に添えるにふさわしい恒久的なイメージです。
明朝体の採用とレイアウトの工夫
文章は、すべて明朝体で表記し、読みやすくスタンダードな雰囲気を重視しました。見出しとなる「経営理念」の部分だけを横書きにし、タイトルとして機能させ、以下に行間・字間に十分な余裕を持たせた「理念」を書き連ねました。
デザインの緩急と注目度
毎日見ても飽きないシンプルな装飾と、どのような人にも読みやすいスペースに余裕のあるゆとり重視のデザインで社内掲示に適した形態に収めました。角のない経営理念のデザインスタイルと、モダンで先鋭的なロゴマークのギャップが一層デザインの緩急を引き締め注目度を上げています。
思わず立ち止まって読みたくなる啓蒙用ポスターデザインのポイント
作例は、社内啓蒙用ポスターなのでシンプルに企業理念が伝わるようなデザインに仕上げました。額に入っているようなデザインにすることで、クラシカルな印象を与えられます。企業理念を囲む装飾をブルーにし、背景の白にも映えるスッキリとした印象に仕上がりました。
ブルーの色彩心理とブランドイメージ
ブルーには、誠実や知性、威厳、信頼といった色のイメージがあります。このことから、企業ポスターにも多く使用される色です。作例ポスターの場合は、社名ロゴに羽ばたく鳥が描かれていることもあり、青空を連想させるような色にまとめています。明るいトーンのブルーにすることで、洗練された印象を受け取ってもらうのも狙いです。
余白とフォントの使い方
ロゴの鳥がスタイリッシュな印象を与える分だけ、レトロさを感じさせる装飾たちが引き立っています。また、ブルーは心を落ち着ける効果もあるため、社内のあらゆる場所に掲示しても違和感がないでしょう。
企業理念を目立たせるために、余白を意識しました。余白をしっかりととることでテキストが浮き出て見えます。明朝体のフォントを使用することで、厳格な印象に仕上がりました。
縦書きと横書きのレイアウト効果
企業理念の内容を縦書き、それ以外を横書きにわけることで、一番伝えたい内容がより引き立つようにしました。社員のみなさんが思わず立ち止まって読んでしまう、そんなシーンをイメージしながらデザインを作成しました。
制作ポスターデザインに対する感想
VOICE ※第三者による感想です
クラシカルな雰囲気のフレームが洗練された印象のデザイン
ブランド陶器のような優美さがオフィスの華に
青いフレームパターンと白い背景の組み合わせは、まるで伝統ある陶器のよう。オーソドックスなボタニカル模様は清潔感があり、万人受けします。流行に左右されない長持ちするデザインともいえますね。白い背景は黒い文字を目立たせて、空間を明るく見せてくれる効果も。余白が広めで清々しい印象です。スッキリした紙面でありながら、オフィスを彩ってくれる華やかさがあります。
かっちりした真面目な形のフォントで企業イメージUP
テキストは、誠実で真面目な印象のフォント。オフィシャルなドキュメントにも使われることの多い字体で、経営理念をアピールするのに最適といえるでしょう。色をブラック一色に統一することで真面目な印象を底上げ。横書きと縦書きが混在しているのも、サイズと線の太さを若干変えることで見やすくしています。企業ロゴとフレームが同じ色なのも、シャープなイメージ。ベーシックな表現が上品で、洗練されたイメージに仕上がっているポスターデザインといえるでしょう。
格式を感じる企業理念ポスター
この経営理念ポスターのデザインは、青と白のコントラストが目を引きますね。ボタニカルモチーフが端正で古典的な雰囲気を醸し出し、企業の堅実さと誠実さを象徴しています。
・フォントの選択と視覚的な一貫性
明朝体のフォント選択は、読みやすさと格式を両立させ、視覚的な一貫性を保ちます。横書きと縦書きの組み合わせが、視覚的なリズムとバランスを生み出し、ポスター全体のデザインを引き締めていますね。
・社内コミュニケーションとポスターデザイン
社内ポスターは、社内コミュニケーションにおいて重要な役割を果たしています。適度なスペースと余白が、情報の伝達を円滑にし、一目で企業理念を理解できるようになっています。モダンなロゴマークとクラシカルなデザイン要素の組み合わせは、新旧の調和を感じさせ、独自の魅力を放っています。
※掲載しているパネル / ポスターデザインサンプル・モックアップはイメージです。実際の用途・サイズ・仕上がりとは異なる場合がございます。