絵文字、象形文字のことをピクトグラム、またはピクトグラフと言います。今回はピクトグラムをベースにしたロゴデザインを紹介します。(※紹介するロゴデザインは当サイトの制作事例ではありません)
FASHION – ピクトグラムロゴ
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目でものを見る時、人はまず色を認識したあと形を認識します。単色で表現された “ FASHION ” のロゴは、文字を読み始めて直ぐ「ファッション」に行き着くでしょう。 “ S ” の字がハンガーの絵文字になっているので、連想ゲームのようにファッションとわかります。ピクトグラム化は太古の昔から始まっています。人は理解する方法として、記号化が便利なこと、象徴化することで記憶に残ることを知っていたのです。
CAPTURE – ピクトグラムロゴ
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キャプチャーは、英語で撮影などの「枠取り」「表現をうまくする」「捕らえる」を意味します。すでにコンピューター用語や写真用語として使われます。両手で作った枠のなかに頭文字の “ C ” を捕えます。この絵文字になった構図取りは、絵描さん、写真家、映像監督などがよくする仕草です。親指と人差し指で作った90度の角度を、必要な大きさの構図に合わせて手で作ります。クリエーターにとって、この絵文字を見た突端、なんの業種であるか一目瞭然と言うわけです。
light – ピクトグラムロゴ
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“ i ” の点の “ ˙ ” が、小さな電球になっています。天井からぶら下がっているので電球だとわかります。 頭文字を “ L ” にしなかった理由も、電球の大きさを表すためでしょう。大文字の “ L ” にすれば、頭文字と電球の空間が開きすぎで、電球の大きさがデザイナーのイメージにそぐわなかったではないでしょうか。このこじんまりさが、電球の暖かい光、家庭的なイメージを作ります。
過去の東京オリンピックの会場に使われた絵文字が、世界で始めてピクトグラム化された社会標識と言えます。もちろん十字架やサークルは、紀元前の太古から使用されていたものです。
「デザインインスピレーション」のコーナーでは、世界中のデザイン制作事例をピックアップして紹介しています。※当ページは世界中のデザイン制作事例を紹介するコンテンツです。当サイトのデザイン実績ではありません。ロゴデザインの作成について
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