水面をモチーフにしたデザインはどこかリラクゼーションを感じさせる、穏やかで柔らかなイメージのものが多い様に感じます。水面の一部分を切り取って描くだけで、そこから続く広大な景色を思わせたり、無限に続く静寂さを連想させることも出来るのが、また水面のデザインの魅力でもあるように思います。今回ご紹介するデザインは水面に波紋を加えることによって、穏やかさの中に隠れたパワーのようなものを表わしている作成例です。(※紹介するロゴデザインは当サイトの制作事例ではありません)
水面を漂う美しさを描いたロゴ作成例
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黒によって重たそうに見える中央の石も、小さな波紋を組み合わせることによって、しばらくそこに漂っている状態を見事に描いています。波紋に沿う様にうっすらと描かれた石の水中の様子も、柔らかで優しい印象を与えます。水面に浮かんで、ちょっとした水の流れに上下して、今にも微かな水音が聞こえそうなロゴデザインですね。
シンプルな美しさ〜波打つロゴ作成例
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一定のラインを越えてWを波打たせることによって、その部分からWが水中に沈んでいる様子をシンプルにかつ効果的に表現していますね。Waterfront(海岸沿い、海岸通り)という名前はよく海岸沿いに立った駅やその地域を指すことも多く、こちらのロゴもそうした公共施設関連の場所に対してデザインされたものかもしれません。その点を考慮すると、波打つ様子をロゴに取り入れてポイントを押さえつつも、そのままWとして読むことも出来るようにデザインされている所が、簡素で分かり易く好感をもたれそうですね。
水面に滲み、一体化していく美しさのあるロゴ作成例
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こちらもWをメインに用いていますが、前のデザインより一層水面との一体化が強い作品です。Wを意識すれば波紋の中にWの半分を見つけることが出来ますが、水面に再び目を向けた瞬間にWは波紋に溶け込んで見えなくなってしまいます。2つの境界線が見事に溶け合っていて、とても美しいですね。
円の中に波とボートを描いたロゴデザイン
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モノクロの海に浮かぶ、白いボート。それほど大きくはないようですが、簡易的なボートというよりも設備が整ったクルーズ用のボートという印象です。波と海のパターン化した表現や、ボートの黒い縁取りは版画の技法を思わせます。デザインとして出す際にはディテールをどれくらい描くか、またどのような要素を省略するかという取捨選択が重要になってくるでしょう。省略の多い描き方ならファンシーに、写実的に描けば重厚でかっちりした雰囲気になります。
静かな水面に小さく波を描く波紋を用いたデザインはどれも穏やかで、耳を澄ませば小さな水音が聞こえてきそうな印象を与えるものが多いですね。これらの作品のように、波紋を小さく描くと穏やかさが強調されますが、その波紋を大きく描けばより活発なイメージをロゴに与えてくれそうです。
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