人の手の形は、その部分だけを切り取って色や形を変えてしまえば、奇妙な形に見えてしまうことも。他モチーフと組み合わせ、おもしろいデザインを作ることもできるようです。そんなロゴデザインを見てみましょう。(※紹介するロゴデザインは当サイトの制作事例ではありません)
白鳥の羽根が人の手になるロゴデザイン
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漆黒の背景の中に、まっしろで優雅な白鳥の姿が浮かぶロゴデザインですが、広げようとしている羽根は不思議な形に。大きく目立つロゴ文字から、これは人の手をあらわしていることが分かります。白鳥の体にそっと添えたかのような、まっしろな手は、白鳥のボディともよくなじみ、一瞬で「手」とは気づきにくいもの。白とわずかな陰影だけで、2つのモチーフを描きだしたロゴデザインです。
猫の手に人の手を添えたロゴデザイン
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ピンクの肉球がついた白い猫の手が、にょきっと飛び出すロゴデザインです。その周りを囲っているのは人の手の平のよう。大きく指を広げた手が、明るく活気のある背景模様のように見せながら、猫の手の後ろに添えられているようです。双方の手がピタリと添えられているようにも見えるため、人と動物の信頼感を感じる、温かみのあるデザインに。カラーも明るく、好感度の高いロゴに仕上げられています。
人の手が謎の生物に見えてしまうロゴデザイン
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親指と人差し指で輪を作る、人の手のシルエットを描いたロゴデザインですが、その手首には謎の白い丸が2つ。手首を丸くカットし、ミステリアスなカラーで塗りつぶしているため、不思議な生命体に見えてしまいます。グラデーションをつけて、実体があるかのように、指の節々まで正確に描いていますが、かえって謎の生物のリアルさを強調しているようにも。人の手と分かっているはずなのに、白い目を描いただけで、タコや火星人のような奇妙な姿に見えてしまいます。
手の動きと形でモチーフをあらわすロゴデザイン
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何かをつまんでいる手の形だけが宙に浮いています。何かのサインにも見え、何か大切なものをつまんでいるようにも見えますが、これは手でダイヤの形を作り出しているロゴデザインです。つまんでいる人差し指だけを長く描いていることに気づくと、画面の中にダイヤモンドが浮かぶ仕組みに。唯一カラーを施している手に注目してしまいますが、見せたいのはダイヤでしょう。指の動きは、小さくて貴重なダイヤモンドを、大事につまみあげている姿なのかもしれません。
影絵を作るように手の形を変え、色をつけることでさまざまな表現ができるようです。モチーフとの相性を見ながら、手を変化させて融合していくと、ユニークなロゴデザインになりそうですね。手や指先の表現により、メッセージや象徴するモチーフを伝えることができます。指先を広げたりそろえたりするだけでも、表現の仕方は異なるもの。商品やサービスの特性を手で演じさせるロゴデザインを作ってみるのもおもしろいでしょう。
「デザインインスピレーション」のコーナーでは、世界中のデザイン制作事例をピックアップして紹介しています。※当ページは世界中のデザイン制作事例を紹介するコンテンツです。当サイトのデザイン実績ではありません。ロゴデザインの作成について
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