頭の中にいる「工期を無視する作業員」と「現場監督」の存在
工期を無視する「作業員」の誘惑
フリーランスのデザイナーとして働いていると、常に自分でスケジュール管理をしなければいけません。でも、頭の中にはどうしても「工期?そんなの気にしなくてもいいじゃん」という作業員が住み着いていて、こいつがなかなか厄介です。
例えば、気分が乗らない日は「今日はちょっとリラックスしよう」と言い出したり、集中が続かないと「別のことをやりたいな」なんてささやいてきたり。正直、この「作業員」の声に耳を傾けたくなる瞬間もあります。
頭の中の「現場監督」の奮闘
でも、そこで「待った」をかけるのが、僕の頭の中にいる「現場監督」です。こいつは、しっかりと工期を守らせようとする頼れる存在で、僕がサボりたい気持ちに負けそうになるときに、厳しく注意してくれます。「今、サボってどうする?これが遅れたら、次の仕事にも影響が出るぞ!」と、なかなか説得力があるんですよね。実際、フリーランスでやっていくには、この脳内現場監督の存在がいなければ大変なことになってしまいます。
自分の中で戦う「作業員」と「現場監督」
脳内の「作業員」と「現場監督」のやり取りは、自分の中で常に戦いが起きているようなものです。気分的には、作業員に負けてサボりたいときもありますが、現場監督の声を聞いて踏みとどまることで、少しずつでも前に進んでいるんだと思います。特に納期が近づくと、この二人のやり取りが激しくなりがちで、頭の中で「やらなきゃ」「でもちょっと休憩したい」が繰り返されるんですよね。
自分のペースを作る大切さ
この「作業員」と「現場監督」のバランスを取ることは、フリーランスとしての仕事において大切なポイントだと感じています。どちらか一方に偏ってしまうと、無理をしすぎて疲れてしまったり、逆に進捗が遅れて焦ったりしてしまうからです。僕にとっては、仕事にメリハリをつけて、適度にリラックスする時間を持ちながらも、締めるところはしっかり締めることが、自分のペースを作る上で欠かせない要素になっています。
「現場監督」を少し信じてみる
頭の中の現場監督の声に従うことは、時にはしんどいこともありますが、やはり大事だと感じます。フリーランスで一人でやっていると、誰かに叱られるわけではないからこそ、自分の中に「現場監督」を置くことは重要です。サボりたい気持ちとも付き合いつつ、少しだけ現場監督の声を信じて、地道に進んでいきたいと思っています。
頭の中にいるのは天使と悪魔じゃなくて、余裕で工期を無視しようとする作業員と、それをどうにかしようと頑張る現場監督です。
X (Twitter) – Nov 10, 2020