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デザイナー

クリエイティブな仕事の裏側にある、才能と環境のギャップ。

折角デザインが上手いのに、働き方が合わずに、デザイン業界から遠ざかってしまう人たちを何度か目の当たりにしたことがあります。デザイナーの労働環境はしばしば厳しいものです。勿論全ての会社や事業者がそうではありませんが、長時間労働と低賃金というコンボはジワジワとモチベーションを蝕みます。

 

デザイナーの労働環境の現実と問題点

デザイナーの労働環境

デザイン業界では、当たり前ですがクリエイティブな仕事が求められます。「楽しそう」「華やか」といった印象を持たれることもあります(実際それも間違ってはいないと思う)が、また違った側面もあります。業務に伴う労働環境の厳しさは見過ごされがちです。激務薄給は、デザイナーにとって大きなストレスとなり、時には仕事への情熱も奪ってしまいます。

どうして、これほどまでに過酷な環境で働かなければならないのでしょうか。クリエイティビティを最大限に発揮するためには、もっと健全な労働環境が必要ではないかと考えます。とは言え、正直なかなか儲からない業界だとは思います。ならせめて、「激務であれば高給」or「薄給であれば比較的ゆるく働ける」…等、バランスさせて欲しいなと。

 

才能を活かす未来へ

デザイン事務所

僕たちは、現状をただ受け入れるのではなく、改善するための一歩を踏み出す必要があるのではないでしょうか。労働環境を見直すことであったり、個々人が自分に合った働き方を見つけることであったり。何も超大手ホワイト企業みたいになれというわけではありません(それは僕も無理です…)

精神論になってしまいますが、自分たちの身の丈なりに、より良くしていこうというぜ…!という意識が必要ではないかということです。 労働環境の改善は、クリエイティブな才能を長期的に維持し、発展させるために大切だと思います。

 

折角デザインが上手いのに、働き方が合わずにデザインから距離を置いてしまう方が周りに何人かいます。デザイナーの労働環境って、一般的な感覚からするとなかなかヤバイのに、あまりフォーカスされませんよね。そこまで働かせないと駄目なんだろうか。

X (Twitter) – Dec 20, 2018



この記事は過去の自分のX(Twitter)のポストを元に、編集しています。

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グラフィックデザインを中心とした小さなデザイン事務所を経営しています。スタッフや外部のデザイナーさん・ライターさんに助けられながら、コツコツと地道に仕事をする日々が気に入っています。パッケージメーカーのデザイナーとして新卒入社→美容系のベンチャーに転職→家庭用品メーカーに転職...という流れを経て、その後独立しました。フリーランスデザイナーとして、10年以上の経験から学んだことや雑記をブログにしています。情報発信が趣味に近く、それが興じてPhotoshop関連の本を出版したり、noteを執筆したりしています。