ズボラでもいい。Photoshopは触ってナンボ!
【#ズボラPhotoshop】という本を出版してから、早いもので数年経ちますが、未だに多くの方に手に取っていただき、活用しているという声をいただきます。本当に嬉しい限りです。
この本が、Photoshopに対するハードルを少しでも下げる手助けになっているのなら、僕としてもこれ以上ない喜びです。
「失敗してもOK!」の精神が生んだ一冊
この本を作る上で、僕の中には一つの大きな想いがありました。それは、「別に壊れないから、触りまくれ」ということ。Photoshopを初めて使うとき、多くの人が恐れるのは「間違った操作をしたらどうしよう」「取り返しがつかなくなったら困る」という思いです。
でも実際には、Photoshopはそんなに脆弱ではありません。仮に失敗したとしても、取り返す手段はたくさんあるし、むしろ「触りまくる」ことで得られる経験の方が遥かに価値があるのです。
解説本と現実のギャップ
正直な話、僕自身も解説本を読むときに、重要な部分を見落としたり、思った通りの結果が得られなかったりすることがよくあります。そしてそのたびに、「あれ、なんでうまくいかないんだ?」と悩むものです。
#ズボラPhotoshopでは、そんな現象が少しでも減るように、できるだけ簡潔に、わかりやすく、そして実践的な内容を心がけました。それでも、読者の中には「書籍通りにやったつもりなのに違うものができた」と感じる方がいるかもしれません。
でも、それでいいんです!
「違うもの」があなたの武器になる
思った通りにいかなくても、「これ、作例とは違うけどカッコイイかも」と感じられるなら、それはもう立派にあなたのデザインです。むしろその「違い」こそが、あなたの個性であり、武器なのです。Photoshopのツールや機能を完全に理解する必要なんてありません。触ってみて、いじり倒して、自分の中での「カッコイイ」を見つける。そんな前向きな気持ちで、どんどん進めてほしいのです。
ツールは怖がるものではない
Photoshopのツールや機能に最初から詳しい人なんてほとんどいません。僕だって最初は「これは何をする機能なんだ?」と首をかしげながら使い始めました。でも、触ってみて、失敗してみて、「ああ、こういうことなんだ」と少しずつ分かっていくのです。重要なのは、最初から完璧を目指さないこと。そして、「失敗してもいいや」と思える心の余裕を持つことです。
「触りまくれ!」のその先にあるもの
もう一度言いますが、Photoshopは「別に壊れない」んです。触りまくって、失敗して、その過程で得られる経験が必ず自分の財産になります。この本を通じて、Photoshopのハードルを少しでも下げられたなら、それ以上のことはありません。
デザインは自由で楽しいもの。ぜひ、「失敗してもOK」という気持ちを持って、Photoshopをいじり倒してみてください。その先にある「自分だけの表現」を見つけていってくださいね。