パーツが次々とテンポよく飛び出す注目度満点のイベント告知動画です。
三角形のPOPな柄の背景にイベントの開催日程と会場を記載したブルーの帯。真ん中に現れるイベントタイトルを先陣に、左右のスペースに来場層をイメージした就活生のイラストがポンポンと弾むように次から次へと現れます。
情報を効果的に伝えるデザイン
また、イベント内容の注目ポイントを吹き出しに入れ人物とセットにすることで、文字量の多さを感じさせず情報提供できるように工夫しました。
自然な動きで魅せる編集技術
パーツが出現するごとに、上下の動きだけではなく左右の振れをプラスすることで、慣性の法則に則った自然な動きを演出し、心地よいリズムを感じられるように編集しました。
カラーパレットで描くイメージ
全体にブルーとイエローをメインの色調とし、オレンジをアクセントに加えて、知的でフレッシュな中にポジティブなイメージが感じられるデザインで仕上げました。
※このデザインはサンプル作例です。広告イメージは実際の団体・組織・人名とは関係ありません。
▶︎デジタルサイネージ動画デザイン例
イベント動画広告は「正しい情報伝える」ことが最優先
イベント開催の告知広告において、もっとも重要なのは「正しい情報を正しく伝えること」です。ポスターであろうと、チラシであろうと、イベントの情報を正しく伝えるという原則は崩してはなりません。
しかし、原則、つまりルールが決まっている広告は同じようなイベントの広告とデザインが似てしまうこともあるでしょう。だからこそ、決められたルールの中で、広告を見た人が「行ってみたい」と思えるようなデザインが必要です。
当サービスでは、広告デザインの基本をおさえつつ、広告を見た人の欲求を引き出せるような広告制作を心がけています。とくに意識している手法として、次の3つが挙げられます。
- テキストだけではなくカラーでも情報を伝える
- リズミカルな動画で読みたくなる欲求を引き出す
- アニメーションを効果的に使う
テキストだけではなくカラーでも情報を伝える
どのような広告であれ、まず決めるべきは全体のカラーテーマです。イベントの内容を踏まえて、テーマを決めることで、デザインに説得性が生まれます。
カラーテーマを決める上で重要になるのが色彩心理学です。色彩心理学はカラーセラピーなどにも応用されており、デザイン業界でもデザインを決める上で重要な要素になっています。
作例では白を背景にターコイズブルーと黄色を使用しました。白には純粋や無垢、スタートといった意味合いがあります。ターコイズブルーには自由や創造といったポジティブな意味が込められています。黄色を強調色にすることで、伝えたい情報をより見やすくなるように工夫しました。広告のイベントが就職活動中の人向けであるということを、色彩心理学を活用してデザインしています。
リズミカルな動画で読みたくなる欲求を引き出す
通常のポスター広告に動きを与えたものが、デジタルサイネージ広告です。ポスターでは表現できない「リズム」を視覚効果として与えることで読み手に興味を持ってもらえます。
作例ではイベントの情報をスピーディに小出しする手法をとりました。スピーディに情報を出すことで手早く情報をインプットしたい人にも伝えられます。アニメーションがストップするたびに「ぶるるん」と揺れている動きも読み手の興味を引きつけられる視覚効果になっています。
アニメーションを効果的に使う
人間の視覚は「動くもの」に注目します。この反射をデザインに組み込むことも効果的です。信号機を例にするとわかりやすいでしょう。青から赤へ信号が切り替わる際、青は点灯状態から点滅へと切り替わります。この点滅信号が歩行者の視線を集め、行動を促すのです。
作例では、全体のアニメーションをスピーディにしながらも、最後に提示した「プログラム」の図形だけは回った状態にしています。このプログラムの箇所こそ、主催者がもっとも読み手に伝えたいことです。図形を単純に回しているだけのアニメーションですが、視線の誘導、そして情報伝達にはとても大きな役割を果たします。
制作動画・映像編集に対する感想
VOICE ※第三者による感想です
弾むエフェクトとカラーがフレッシュなデジタルサイネージ
不安な気持ちを払拭させるアクティブなムーブが魅力
新卒となる大学生の人物イラストと、吹き出しで縁取られたさまざまなフレーズが勢いよく飛び出してくるエネルギッシュなサイネージデザインです。太めのフォントが使われているので、動きの激しいサイネージでも情報を読み取りやすいですね。就職活動に心配や不安といったネガティブな感情を抱えていても、よし!とばかりに勢いよく参加できそうなアクティブさが嬉しいですね。あしらわれている人物もスマートな雰囲気でありながら、おしゃれで都会的な装いなのが印象的です。
レモンカラーが弾けるようなフレッシュさ
明るいブルーはわずかにグリーンがかっていて、フレッシュな中にも知的な落ち着きが感じられます。白い余白にはブルー×イエローのパターンがレイアウトされていて、白さが際立つとともに清潔感もUP。オレンジをポイントのカラーとして用いることで、果物のレモンとオレンジがもつフレッシュさ、みずみずしさをも想起させます。
視覚を引くデザインの秘訣
新卒向け就職説明会は、多くの企業が開催する重要なイベントです。デジタルサイネージ動画を活用することで、効果的に情報を提供することができます。三角形のPOPな柄を用いた背景にイベントタイトルとともに、就活生のイラストが弾むように現れ、注目ポイントを吹き出しで示しています。これにより、動画が華やかで視覚的な印象を与えるとともに、情報の提供もスムーズに行えるようになっています。
・ダイナミックな演出の効果
また、パーツが次々とテンポよく飛び出す演出によって、動画にダイナミックな印象が与えられ、イベント参加を促すことができます。
・色彩で創る印象戦略
さらに、パーツの出現には、慣性の法則を考慮して、自然な動きを付加することで、リズミカルな動きを演出。色調については、知的でフレッシュな中にポジティブなイメージが感じられるよう、ブルーとイエローをメインの色調とし、オレンジをアクセントに加えています。これにより、視聴者に明るく、活力的なイメージを与えることができますね。
・デジタルサイネージ活用の成果
視覚的な情報の提供や動きの演出により、デジタルサイネージ動画を効果的に活用することで、新卒向け就職説明会に参加する就活生の注目を集め、イベントの成功の一助となるのではないでしょうか。
※掲載している動画編集サンプル・モックアップはイメージです。実際のサイズ・仕上がりとは異なる場合がございます。