ピリオドと流動的なシンボルが印象的なロゴデザインを作成しました。
コスメブランドのロゴということで、ワンポイントは液体やクリーム風のオブジェクトを置きました。コスメは化粧水や乳液など液体のものが多く、「静」と「動」で言えば流体のもの、動くものが多い印象です。
視線を引きつけるワンポイントの存在感
ワンポイントのマークは、雫が滴り落ちているような、クリームが掬われたような形状のマークを採用し、一目でコスメブランドであることが分かるようにしました。アルファベットごとにおいたピリオドも、同様に「動」を感じさせるものです。通常なら、ピリオドは文章の句点(。)に相当するため、「静」というイメージを持ちます。
文字と記号が織りなす心地よいテンポ
このようにロゴに取り入れると、文字との連続性と相まって、独特のリズムが奏でられているように見えるのではないでしょうか?ワンポイントと社名のみのシンプルなロゴではありますが、ピリオドを入れることで個性を演出しオリジナル性の高いロゴを作成することができるのです。
個性を彩る黒と白のコントラスト
限られた色数の中で、黒と白のコントラストは視認性を高めるだけでなく、スタイリッシュなムードをつくりだしています。単調になりがちなモノトーンでも、程よい空間の使い方や文字とのバランスを意識することで、一枚のビジュアルとして成立するだけの存在感を確保している点が特徴的です。
さりげない遊び心が印象を深める
一見シンプルに見えるロゴですが、文字の配置や記号の扱いなど、ちりばめられた遊び心が印象を深める要素になっています。視線を集めやすい部分に微妙な変化を加えることで、飽きのこないビジュアルを実現。ブランドコンセプトを前面に押し出さずとも、自然と“らしさ”が伝わるよう仕上がっています。
制作ロゴデザインに対する感想
VOICE ※第三者による感想です
ダンスをしているようなユニークさが魅力のロゴデザインですね。
K-POPアイドル風のアルファベットがトレンド感満載
「.」がアルファベットを挟むレイアウトは、アルファベットがそれぞれダンスを踊ってポーズを決めているように見えます。細身の体で練習に裏打ちされた圧倒的なダンスを繰り出すK-POPアイドルのような雰囲気もあり、コスメブランドのロゴとしてトレンド感バッチリではないでしょうか。すべて大文字なのでモノクロでも地味な印象はなく、「.」が置かれていることにより、文字そのものに確かな存在感が感じられます。ロゴマークの雫状の意匠と「.」がリンクしているのもユニークですね。
コスメによくある丸いフォルムをデザインに落とし込み
ファンデーションやチーク、アイカラーは丸い容器に入っていることが多い印象ですが、こちらのロゴマークの半円デザインは、それらを象徴しているのでしょうか?雫のように置かれたドットマークもおしゃれです。アイシャドウはカラーによってロゴマークの色を変えたり、この形に合わせたリップパレットを作ったりしても面白そうですね。革新とトレンド感を常に求められるコスメ界において、汎用性の高いデザインだと感じました。
※【セミオーダープラン】でご依頼のロゴは、お客様から提供いただいたオリジナルの原案(図案・アイデア)に基づいてロゴ作成を行っています。