米国の国民的スポーツのひとつが野球であることはあらためて言う必要がないでしょう。その野球チームのロゴのうちアルファベットがメインになっているものを紹介します。チーム名のフルスペルやマスコットを組み合わせたバージョンが正式なロゴとされているチームもありますが、ユニフォームやグッズなどのために文字中心のバージョンも準備されているのが一般的です。(※紹介するロゴデザインは当サイトの制作事例ではありません)
メジャーリーグ所属コロラドロッキーズのロゴ
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コロラド州のデンバーに本拠地を持つ、メジャーリーグ所属のコロラドロッキーズ「Colorado Rockies」のロゴです。シルバーとパープルでシックに色づけされた頭文字が、モノグラムっぽく組み合わせられています。「ロッキーズ」という名前は、ロッキー山脈からとられました。最近はSNSのアイコンなどを意識して、正方形や真円におさまるようなプロポーションで作成されるロゴが多いのですが、ロッキーズのロゴはそこには特に配慮していないようです。
文字をキャラクター化したマイナーリーグ所属チームのロゴ
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ノースカロライナ州カナポリスを本拠地としているマイナーリーグチーム「インティミデーターズ」のロゴです。拠点カナポリス「Kannapolis」の頭文字が印象的なシンボルマークにデザインされています。「K」の縦棒(ステム)と脚(レッグ)が上下のあごに見立ててあり、怒った目を付け加えることで猛獣のような顔ができあがっています。米国で人気のモータースポーツNASCARやインディカーレースで、チームの色彩設計(レースカーやレーシングスーツのカラーリングなど)を数多く手がけてきたデザイナーがこのロゴを手がけたそうです。それを聞くとこのロゴのユニークさに納得できるひとも多いでしょう。
色でアイデンティティを強く打ち出しているチームロゴ
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2012年から2016年まで使われていたフロリダ州マイアミに本拠地を置くマイアミマーリンズのロゴです。「Miami」(マイアミ)の頭文字の左肩にカジキ(英語でマーリン)があしらわれています。マイアミを象徴する海と夕日を表す色、オレンジ・青・黒・黄・シルバーが使われています。2017年からは「M」の黒が白に変更されました。チーム名を入れずにシンボルマークだけで使われることもあります。ところで、アメフトで一般的なチアリーディングチームですでが、メジャーリーグでは唯一マーリンズだけが「マーメイズ」(人魚たち)というチアリーディングチームを持っているそうです。また、かなり太めの男性だけの「マナティーズ」というダンスチームもあって、アメリカらしい明るさを感じます。
米国メジャーリーグの球団は30チームあり、下位のマイナーリーグには、なんと243チームもあるそうです。チームロゴのバリエーションもはるかに広いのも当然です。おおいにヒントが得られるのではないでしょうか。
「デザインインスピレーション」のコーナーでは、世界中のデザイン制作事例をピックアップして紹介しています。※当ページは世界中のデザイン制作事例を紹介するコンテンツです。当サイトのデザイン実績ではありません。ロゴデザインの作成について
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