
バナーデザインを作るうえで、何が重要になるでしょうか。バナーは見た目の美しさやかっこよさを表現することが目的のデザインではありません。バナーに表示した内容をしっかりと認識してもらうことやクリックしてもらい、リンクするページに誘導できて初めて目的が達成されます。
そのため、バナーデザインも興味を惹いてクリックしてもらえるデザインであることが必要です。そのためにはどうすれば良いのか、バナーデザインづくりの基本を押さえていきましょう。
バナーの目的とターゲットを明確にする

バナーの目的とターゲットを明確にしましょう。新商品やサービスのプロモーションなのか、商品購入やサービス申し込み、資料請求などにつなげるためのバナーなのか、企業認知やブランドの認知度をアップしたいのか、求人や採用プロモーションなのか、目的を明確にすることが大切です。
また、バナーで訴えかけたいターゲット層もそれぞれ違うはずです。新商品やサービスのターゲット層、求人の年齢層などに合わせて、バナーデザインを考えることが大切になります。
年代や性別により、受け入れやすいデザインや興味を惹くデザインも異なるため、目的とターゲットをしっかりと把握することは重要です。
バナーは「縮小表示」で見てから判断する
バナーデザインの制作中、デザイナーはモニター上で原寸〜拡大表示で作業するため、細部まで作り込んだデザインに仕上がります。しかし、実際にWebページに掲載されたバナーは、モニター上で数センチ四方のサイズでしか表示されません。
制作の現場では、バナーが完成したら必ず「実際の掲載サイズに縮小して表示」したうえで、「文字が読めるか」「画像が何を表しているかわかるか」「CTAボタンが視認できるか」を確認します。原寸で美しいバナーでも、縮小すると文字が潰れて判読不能になっていることは珍しくありません。
Webバナー外注記事でも触れましたが、バナーのデザインは「作った環境」ではなく「掲載される環境」で最終判断するのが鉄則です。
キャッチコピーにこだわる

バナーは小さな面積の中で、商品やサービスのアピールをするなど、訴求をしていかなくてはなりません。単にデザインの美しさやかっこよさで勝負するのではなく、「これは何だろう。」「面白そう。」「ちょうど気になっていた。」などと思ってもらい、クリックしたくなることが必要です。
そのため、デザインの見た目やきれいさも大切ですが、キャッチコピーにこだわりましょう。キャッチコピーで、いかにユーザーの心を掴んで離さないかが決め手です。
見やすさと読みやすさを重視する

デザイン面においては、芸術作品のようなデザインやかっこよさではなく、見やすさと読みやすさに重点を置きます。伝えたいキャッチコピーや知ってほしい商品画像などがメインになります。
商品画像をはじめ、キャッチコピーや価格や数値など優先度の高い文字は大きくし、助詞や単位などは小さく表示するなど、メリハリをつけることが大切です。色使いはただ目立てば良いのではなく、悪目立ちを防ぎ、良い印象を与えることが必要になります。意図のない派手な構成は避けましょう。
バナーの「テキスト量」は媒体によって制限がある
バナーデザインで注意すべき実務上のルールとして、掲出先のプラットフォームによっては「バナー内のテキスト面積」に制限があることを知っておく必要があります。
たとえば、Meta(Facebook・Instagram)広告では、バナー画像内のテキスト面積が全体の20%を超えると、広告のリーチが制限されるルールが以前存在していました。現在は撤廃されていますが、テキストが多すぎるバナーは依然としてパフォーマンスが下がりやすい傾向があります。
バナーのテキストは「キャッチコピー1行+CTAテキスト1行」程度に絞り、商品の詳細や説明文はバナーの遷移先のランディングページに委ねる。この「バナーは入口、LPが本体」という役割分担の意識があるだけで、バナーのテキスト量が自然にコントロールされます。
まとめ
バナーデザインはユーザーの興味を惹き、クリックしてもらい、リンクへと誘導できるものでなくてはなりません。そのため、バナーデザインづくりの基本として、目的とターゲットを明確にすること、興味を惹くためのキャッチコピーにこだわること、見やすさと読みやすさを重視することが必要です。
見やすくクリックしたくなるデザインにするには、商品画像やキャッチコピー、価格など注目してほしいものを大きく配置するなどメリハリをつけること、色使いにも配慮して悪目立ちを避けることが大切です。
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