雨の日をポジティブに変える明るい色使いを心がけました。
雨の日といえば、水をイメージさせるブルーがまず思い浮かびますが、このバナーは雨の日に恋人と巡る旅をコンセプトとしているため、「ドキドキ」と心が高まるような色としてエネルギッシュなピンクをセレクトしました。一般的に気分が落ち込みやすいとされるブルーな雨の日の印象を180度変える、そんな意表をつくデザインを意図しています。
傘マークで雨の日の魅力を強調
タイトルマークとしてだけでなく、背景に傘マークをあしらって、見る人を「雨の日だからこそできる体験、みえる景色」にフォーカスさせました。
「の」の字と「京」に込めた特別な意味
さらにタイトルの「の」の字は、赤色で表現し、「運命の赤い糸」を彷彿とさせる装飾につなげています。京という字もハートをプラスして「恋人同士の旅」をアピール。特別感とロマンチックな雰囲気を演出しました。
見るだけで楽しいバナーデザイン
計画する時から楽しくなれるようなバナーデザインをイメージしました。右側には京都の紅葉や夜景など美しい景色と、幸せそうに手を繋ぐカップルの手のクローズアップをレイアウトしました。旅行の楽しさや恋人同士の特別なひとときをデザインから伝えています。
秋の京都を象徴する色彩とロマンチックな雰囲気が織り成すデザイン
このバナーデザインは、秋の京都の風情を象徴する鮮やかな紅葉や夜景の写真を配置し、視覚的に心躍る印象を与えています。背景に浮かぶ傘のモチーフが、雨の日でも楽しめる京都の旅をイメージさせ、訪問者にとって魅力的な秋の京都の風景を予感させます。全体的に落ち着いた色調でありながらも、恋人たちが手をつなぐ写真がロマンチックな雰囲気を強調し、デザインに深みを与えています。
情報を簡潔に伝える洗練されたタイポグラフィの選定
キャッチコピーが、大胆でありながらも上品なフォントで表現されており、秋の京都旅行に対する期待感を高めています。「in Autumn」の手書き風のフォントが、温かみと親しみやすさをプラスし、訪問者に柔らかな印象を与えています。このように、異なるフォントが調和することで、デザイン全体に動きとリズムが生まれています。
見どころをギュッと凝縮した写真レイアウトが誘う期待感
四角形のフレームに収められた美しい京都の風景写真が、バナーの中心にバランスよく配置されています。これにより、デザインにリズムが生まれ、訪問者の目を自然と引き寄せます。写真が季節感を感じさせ、京都の魅力を余すところなく伝える役割を果たしています。また、写真の配置が見る人に次々と「詳しくはこちら」をクリックさせたくなる期待感を抱かせます。
行動を促すボタンデザインと効果的な配色のバランス
「詳しくはこちら」というボタンは、目立つ赤色で強調されており、訪問者に行動を促す強いインパクトを与えています。このボタンの位置とサイズ感が絶妙で、他の要素と干渉せずに自然にクリックを誘導します。また、バナー全体の配色が統一感を持ちつつ、ボタンが際立つように設計されている点が非常に効果的です。
制作バナーデザインに対する感想
VOICE ※第三者による感想です
ピンク色が縁結びをアピールしているバナーデザインですね。
運命の赤い糸に導かれる旅
「の」の文字から長く赤いリボンが伸びています。これは言うまでもなく赤い糸なのでしょう。恋人の距離をさらに縮める雨の日の観光を雄弁に語る装飾ですね。「京」の字もハートマークがあしらわれていて、恋人のためのプランであることがすぐ分かります。観光旅行で雨に降られると、ブルーな気分になってしまうのが一般的かと思いますが、こちらは鮮やかなピンク色がテーマカラーとして用いられていて、真っ赤な紅葉や美しい夜景など、心踊るカラフルなバナーになっています。雨というマイナス要素を払拭するエネルギッシュさが魅力だと感じました。また、雨の日=ブルーという固定概念を覆すカラーチョイスもユニークです。
傘のマークをあしらって、雨の日を楽しく
雨の日を楽しく過ごす気分を高めるためにか、背景にもたくさん傘が並んでいます。シルエットでたくさん並ぶと、おしゃれな雰囲気にもなって可愛いですね。背景の傘、ひし形に組まれた写真、ピンク色のフレームがレイヤーになっていて、立体的な構図を作り出しているのも良いと感じたポイントです。バナーデザインという平面のデザインが、色とレイヤーにより、立体的かつエネルギッシュに感じられます。
※掲載しているバナーのデザインサンプル・モックアップはイメージです。実際のサイズ・用途とは異なる場合がございます。