それぞれの個性でニーズに応える海外の個性的なロゴデザイン

企業のブランディングに欠かせない存在のひとつ、ロゴ。文字を打ちだして会社名を伝えるか、シンボルや図形で事業の内容とイメージを伝えるか、ロゴデザインには多くの選択肢があり、デザイナーのセンスや技術が試されます。

今回は、海外のデザイナーによる個性的なロゴデザインの数々を一緒に見ていきましょう。(※紹介するロゴデザインは当サイトの制作事例ではありません)

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モチーフの個性を失わない見事なデフォルメのロゴデザイン

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ブラジルのデザイナーFellipe Canalliさんによる和食料理店「キツネ」のロゴデザイン。キツネの顔や姿をデフォルメしたデザインは、とてもシンプルでシンボリックですが、キツネの輪郭や耳・尻尾などの特徴を実に上手く表現しています。

モチーフであるキツネが持つ無条件な「可愛らしさ」を失わない、絶妙なラインでのデフォルメが、シンボリックなロゴに愛嬌と微笑ましさを与えています。

愛嬌や微笑ましさ、可愛らしさというイメージにより、食事の楽しさを連想させるロゴデザイン。まさに料理店にはぴったりといえるでしょう。

「ありそう」不思議な感覚が想像を刺激するロゴデザイン

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バングラディッシュのデザイナーMahjabin Afrinさんの、一目で汎用性の高さを感じさせるロゴデザイン。いかにも自分のスマホやPCの中に入っていそうな「らしい」デザインですが、しっかりと個性とオリジナリティを感じさせてくれる、バランスのいいロゴマークに仕上がっています。

文字やモチーフを単純化した、動きのあるロゴマークは「タップしたらどんな種類のアプリが開くか？」そんな想像を刺激してくれます。

手堅く落ち着いた印象ですが、思わず目にとめてしまう配色の妙や、綺麗なグラデーションのバランスも楽しめる、とても魅力的なデザインとなっています。

曲線とフォント選びで柔らかさを演出するロゴデザイン

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ウクライナのデザイナー兼イラストレーター、Alexander Voytovichさんのロゴデザイン。柔らかく、ナチュラルな雰囲気を感じさせる作風は、万人に愛される普遍的な魅力を感じさせてくれます。

フリーハンドの曲線を思わせて、見る人に安心感を与えるロゴマークが、お店や教室、それに人の集まるイベントなどに、ポジティブで安全なイメージをつけてくれそうです。

柔らかい・ナチュラル・優しい、そんな温かみのある言葉がぴったりな、愛されるロゴデザインといえるでしょう。

３名のデザイナーによる、それぞれ違った個性の光るロゴデザインをご紹介いたしました。演出したいイメージ、与えたい印象やメッセージによって、求められるデザインは変わってきます。

求めるイメージとデザイナーの個性が一致したとき、とても魅力的で価値の高いロゴデザインが誕生するのでしょう。