ロゴマークは企業やチームのイメージを決める大事な存在です。
ロゴマークとは、企業やチームを表す象徴のようなものです。今では大小さまざまな企業とチームがそれぞれ独自性が光るロゴマークを掲げています。一見するとシンプルな仕事に見えるロゴマークの作成ですが、想像以上に奥深い分野です。
「これから新しい組織を立ち上げるにあたり、ロゴデザインを進めたい」という場合は、果たして具体的にどの点に気を配れば良いのでしょうか。いくつかの要素を踏まえて、ロゴマークの作成は進めたいところです。
組織のコンセプトをまずは洗い出す
ロゴマーク作成の作業に、本格的に着手する前に今一度、組織のコンセプトを洗い出しましょう。いわゆる企業理念やチームを運営する目的などを改めてチェックしたいところです。同じ業種でも企業によって目指すべき目標はそれぞれであり、チームの雰囲気や規模なども当然それぞれ違っています。
たとえば、若年層の女性ユーザー向けに斬新なサービスや製品を提供したい…という企業なら顧客層に響く可愛いロゴの作成が好ましいかもしれません。一方で、趣味のサッカーチームのロゴマークである場合はポップでカジュアルな印象が大切かもしれません。
所属するメンバーに意見を聞き、どういった方向性でロゴデザインをするか事前によく打ち合わせをしておきましょう。
みんなに分かりやすいシンプルな意匠を重視
ロゴデザインを考えるうえで、シンプルさは非常に大事です。いわゆるピクトグラムのように、老若男女問わず感覚的に見る人々に伝わらなければいけません。ロゴデザインに採用する色やモチーフは厳選します。
たとえば、デザイン案に動物を採用したい場合ですが、複数の動物をいろいろと織り込むよりも、シンプルなインパクトを高めるために一つに絞り込んだほうがインパクトを高められます。犬・猿・キジと複数のキャラクターを並べるよりも、シンプルさを追求して組織の理念や目的に合致したモチーフを一つ厳選したいところです。
さまざまなサイズに対応にできるか
作成したロゴマークは、名刺やパンフレット、SNSや動画サイトやオフィシャルサイト、そして自社製品のパッケージや段ボールなど、いろいろなシチュエーションで使われます。印刷するものや場所によって、ロゴの大きさは変わります。
案を考える際はどんなサイズでも、わかりやすい形や色を意識することも大切です。理由なくあまり複雑で凝った意匠にすべきではない理由はそこにあり、名刺やSNSのアイコンのような小サイズでも、一目見て意図でわかりやすいデザインにしたほうがロゴとして役立ちます。
オリジナリティを意識して作成する
グローバル社会となった今、企業やチームの数はまさに数え切れない程の量になっています。ロゴマークの数もそれに従って日夜増え続けており、新しくデザイン案を考える際は、既存の組織のものと被らないことを意識しないといけません。
まとめ
簡単そうに見えて実は非常に奥深い、それがロゴデザインの世界です。企業のマーケティングや組織のイメージアップに欠かせない存在であり、良いデザインを考えるためには専門的な知識、デザインの経験などが高度に求められます。
上記に挙げたさまざまな要素をしっかりと満たすデザインを考えたい場合は、プロフェッショナルに相談したいところですね。
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