ロゴデザインは、企業名やサービス名を表すテキストと、それをシンボリックに示したイラストが組み合わされるパターンが主流ですが、今回はその関係がより直接的で分かりやすいロゴ制作例をご紹介します。(※紹介するロゴデザインは当サイトの制作事例ではありません)
文字間で人物の顔を表したロゴデザイン
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最初にご紹介するのは、顔を表す英単語「FACE」というテキストを使って、そのまま人物の顔を認識させるロゴデザインです。発想自体は単純でシンプルなものですが、文字と文字の隙間の空白に顔のイラストを組み込んでしまっているところが見事で、特に「F」の下の横棒が右目の役目を果たしているのは非常に素敵なアイディアです。文字の要素でないパーツは一つもないにも関わらず、両目・鼻・口という部位を欠かしておらず、技術的にも申し分ありません。
鳥の頭部と音符が融合したロゴデザイン
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続いてご覧いただくロゴデザインは、「Birdsong」というレコーディングスタジオを想定したロゴ。先ほどの例とは打って変わった愛らしいデザインで、店舗名をbirdとsongに分け、その二つをそれぞれ鳥の頭部と音符になぞらえて組み合わせたイラストが目を引きます。特に、二つの曲線と小さな点だけという鳥のイラストは、テキストを読めば認識できるという計算に基づいた究極の簡素化テクニックが使われており、見事というほかありません。
文字自体が意味と意匠を兼ね備えたロゴデザイン
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最後にご紹介するのは、「USB」という文字自体がUSB端子そのものを表すという、シンプルながらも大胆で迫力のあるロゴデザインです。文字の意味とイラストがリンクしていたり、文字の一部がイラストの一要素を兼ねている例はよく見られますが、テキスト全体がイラストの大半を占めている例は珍しいと言えます。しかも単色のデザインでありながら立体的で、なおかつ「B」だけ文字色を反転させて部品の違いを表現しているところに、デザイナーのセンスが伺えます。
テキストが持つ意味とそれが表すデザインを関連づける方法には、多種多様なものがあることをご理解いただけたかと思います。今回のデザインを参考に、さまざまな手法を試行錯誤してみてください。
「デザインインスピレーション」のコーナーでは、世界中のデザイン制作事例をピックアップして紹介しています。※当ページは世界中のデザイン制作事例を紹介するコンテンツです。当サイトのデザイン実績ではありません。ロゴデザインの作成について
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