シンボルマークの輪郭が、丸、四角、三角、などの基本的な図形になっているロゴはよく目にします。今回は、ほぼ正三角形のロゴマークをピックアップしてみました。(※紹介するロゴデザインは当サイトの制作事例ではありません)
アスレチックジムのロゴデザイン
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ボディビルディングを中心としたアスレチックジムのロゴマークです。「Triumpant Athlete」という名前なので、ロゴの中に頭文字の「T」と「A」を見つけることができます。また、「T」の上に頭のように丸を置いて、人を表現しています。ジムの名称である「Triumphant」の文字も、このシンボルマークとよくマッチしています。トレニングジムらしい力強いロゴです。
正反対のものを組み合わせたコンセプトワーク
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とても風変わりなパターンは、サーファーの好む「波」をモチーフにしているそうです。そういう目で上から順番に見ていくと、高い波が左から右方向へ進んでいく様子が浮かんできます。そして、このパターンを使って、なんとクリスマスツリーに仕立て上げたのがこのロゴマークだということです。このロゴの作者は、ロットリングペンのように細い線を使って手描きでロゴを作成しています。地道に描きこむ作風は独特です。
手描きのぬくもりを持つロゴマーク作成例
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別のクリエイターによる作品ですが、前出のロゴに引き続き、こちらも手描き風の作品です。「adventure(冒険)」というコンセプトを三角形で表現した習作です。1種類のペンだけで描いたようにも見えます。また、版画のようにも見えます。あたたかみのあるタッチですが、太陽と木をゴールド系で色づけしていることで、一般的なナチュラルテイストとは異なる強さのようなものを感じます。
ポジティブとネガティブの逆転現象があるロゴマーク
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このロゴの基本的な要素は、わずかに大きさの異なるふたつの正三角形です。ひとつの三角形の上に、少し小さな下向きの三角形が重ねられています。その下向きの三角形はテープを折りたたんだかのような加工が行われています。元となった下向きの三角形の輪郭は認識しにくいかもしれません。ところで、白地に図形が描かれる場合、白い部分がネガティブスペースとなります。ところが、このロゴではテープ状の部分が立体的に表現されているため、あたかもダークグレーの部分がネガティブスペースであるかのような印象を受けてしまいます。
三角形、とくに正三角形は古代から神秘の力を持つと考えられていたそうです。なんらかの理由で、ロゴの外形を三角形にしなければならないことがあるかもしれません。四角や丸に比べると発想が限られてしまうような気がしますが、条件としてはなんら変わらないと思います。もしかすると、フレームとしては、丸や四角よりもやや不慣れかもしれない三角形の方が、苦労する分、ユニークなデザインが生まれるかもしれません。
「デザインインスピレーション」のコーナーでは、世界中のデザイン制作事例をピックアップして紹介しています。※当ページは世界中のデザイン制作事例を紹介するコンテンツです。当サイトのデザイン実績ではありません。ロゴデザインの作成について
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